■二階堂和美さんを初めて知る
先日、ラジオを聴いていました。
番組のゲストとして、二階堂和美さんという方が紹介されていました。
恥ずかしながら、わたしはこのラジオでお名前を聞くまでこの女性を存じ上げませんでした。
二階堂さんは、あのスタジオジブリの新作映画「かぐや姫物語」の主題歌を歌われているシンガーソングライターなのだそうです。
※ご参考
http://www.nikaidokazumi.net/
■二階堂さんのもう一つのお仕事
二階堂さんはシンガーソングライターの他にもう一つお仕事をされています。
その職業とはお坊さん、つまり僧侶なのだそうです。
意外な組み合わせですよね。
ただ、二階堂さん自身はご自身の中では自然な事として二つの職業を捉えていました。
先日のエントリにも書きましたが、このようにまったく方向性が違うように見えるビジネスを一人でこなす時代が到来するのです。
■シンガーソングライターと僧侶の共通点
二階堂さんがおっしゃっていた印象的な話がありました。
それは、シンガーソングライターも僧侶も共通点があるということ。
それは何かというと、
【自分は言葉を通して人に何かを伝えるフィルターのようなもの】
と話されていたのです。
確かに、お経を唱えるのも、音楽をつくって歌うことも、言葉で表現する行為です。
その行為から人々は何かを感じとるわけです。
そして、そのフィルターを通して感情を動かされる。
確かに、その意味では共通点があります。
■言葉で現象を抽出する
それで、今日は何をお伝えしたかったかというと、このプロセスはまさに
ブログに通じるものがある
と思った次第です。
ブログをおよそ半年続けてきて感じていたのですが、ブログを書く行為というのはある種の創作活動だと思います。
非常に負荷のかかるアウトプットです。
良いアウトプットを生み出すためには、大量かる良質のインプットが必要ですから。
よほど目的が明確になっていないと、継続は難しいでしょう。
習慣化の研究をしていて分かったのですが、ブログは継続が難しい習慣のうちのひとつですね。
わたしも何度か挫折を経験して今に至っています。
だからこそ二階堂さんの言葉が響いたのでしょう。
改めて自問自答しています。
自分はこの創作活動を通して何を表現したいのか?
読者の方に伝えたいことは何なのか?
まだまだ研究中ですが、二階堂さんがおっしゃっていたように、まさに自分は言葉を通すフィルターです。
読んでくださる方に、少しでもプラスの痕跡や何らかの気づきや刺激をお伝えできるエントリを残したい。
二階堂さんのお話を聴いていて、そんなふうに思ったのです。
読者のみなさんの中にも言葉のフィルター役をされている方があれば、お分かりいただけるのではないでしょうか?
もし、フィルターになれるものを持っていなければ、日記でも良いかもしれません。
現象から何かを受けとり、フィルターとしてアウトプットする習慣を持っているかいないか?
最初は微差ですが、徐々に大きな差になっていく。
自分がフィルターになるのは、そんな力を養っていくものではないかと思ったのです。
【今日の良習慣】
言葉を通して意義を伝えるフィルターとなるアウトプットの手段を持つ
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