良習慣の習慣

「自分のアタマ」で考えるために覚えておきたい2つの質問

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■「書くこと」そして「思考すること」の共通点に気づく

 

先日、こちらの本を読みました。

※ご参考

 

今回とくに「なるほど」と思ったのは人気ブロガー「ちきりん」さんが書いたパート。

もちろん、こちらの本も以前に読んではいたのですが、ブログを書いていなかったからか、なんとなく素通りしていました。

※ご参考

 

ブロガーや情報発信をされている方ならお分かりいただけると思いますが、情報発信をするというのは「自分のアタマ」を使うことに他なりませんよね。

必須能力といって良いかもしれません。

 

なぜなら、目にふれる物事や自身の体験を言語化しているプロセスは、まさに「自分のアタマ」を使って文章表現することだからです。

 

わたしも半年程度ですが、毎日文章を書き続けることにより、書く以前とは比べ物にならないぐらい成長しました(これでも)。

情報に対する感度が上がったし、現象から構造を見抜こうと意識しているし、個人的な体験から汎用性のある気づきを産み出そうと思うことも多くなりました。

 

これってものすごい財産ですよね。

毎日一定の文章を書くという行為は、遅効性のスキルだし、負荷のかかるアウトプットですが、やっている人にしか分かりえない楽しさがあります。

 

で、ちきりんさんのパートを読んで考えたんです。

「書く」ことは「思考する」ということに通じるものだと。

 

「自分のアタマで考える」ことこそ、効性のスキルだし、負荷のかかる行為ですが、これからの時代は非常に大切に習慣になるでしょう。

 

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■マジックワードその1「なぜ?」

 

あのトヨタでも重視されている「なぜ?」という問い。

これがやはり重要だそうです。

 

たとえば、友人から映画の感想を「面白かったよ!」と聞いたとき。

すかさず

「なぜ?」

と聞いてみましょう。

 

映画の中の演技なのか、脚本なのか、演出なのか、友人がどの部分に感動したのかがより具体的に分かるでしょう。

その時点で「そうなんだ、面白いんだ」と受け流してしまうところから一歩先の気づきが生まれます。

 

もちろん自分にも有効です。

 

自分が感じた「楽しかった」「悲しかった」という感情が起きたときに

「なぜ、このような気持ちになったんだろう?」

と考えると、感情の源泉が分かります。

 

思わず「怒り」が押し寄せてきたときも

「なぜ、怒りたくなったんだろう?」

と思えれば、スーッと怒りがひいていくこともあるはず。
(「怒り」は大部分が反応ですからね。)

 

ということで、物事を一段深く考えたいときは、ぜひこの「なぜ?」を繰り返し使って考えてみましょう。

もっと深めたいときは、「なぜ?」を5回繰り返してみると、だいぶ自分の考えが深堀りされます。

 

■マジックワードその2「だからなんなの?」

 

二つ目のマジックワードは

「だからなんなの?」

です。

 

数字やデータがあり、そこから得られる結論なり主張が出てきます。

その際、その事象が前提としてあたえられたときに

「だからなんなの?」

と問うてみましょう。

 

「だからなんなの?」と問うことで、先を考えるようになります。

ですから、今後の展開や少し先の未来に視点が移動するんですね。

 

こちらも繰り返すことで、さらに先、さらに先、ということで考えが深まります。

 

■「問う」という思考のクセをつける

 

ちきりんさんがコンサルティングファームに入ったとき、上司の方に

「30分間ひとつのことを考え続ける」

というトレーニングをさせられたそうです。

 

最初は非常に難しかったとのこと。

 

そうでしょうね。

わたしが想像するだけでも、つい他のことを考えてしまったり、ネットや本に頼りたくなることが容易に想像できます(笑)。

 

ちょっと疲れそうですが、わたしも時間をとってチャレンジしてみたいと思います。

わたしが考えることに慣れたら、当ブログもより面白くなるかもしれません(笑)。

 

でも、まじめな話、現代そしてこれからのように「答えのない時代」には、自分のアタマで考える時間と思考習慣は本当に大切になってくると考えます。

一次情報や暗記だけでうまくいくスタイルというのはもう終わっている感じですからね。

 

ということで、今回のまとめ。

 

「自分のアタマ」で考えるためのマジックワードは以下の2つ。

1.なぜ?

2.だからなんなの?

です。

 

みなさんもぜひこのような「思考のクセ」を意識して習慣化してみましょう!

 

【今日の良習慣】
考えてみたい物事にふれたとき「なぜ?」と「だからなんなの?」と質問するクセをつける

 

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