学生時代の「予習と復習」。
ビジネスパーソンの「計画とふり返り」。
2つの要素について、「割合」に共通点があることを発見しました。
学生時代は「予習と復習」が大事
学生時代の学習方法は、
・「予習と復習」が大事
だと言われていました(今もそうなのかはわかりません)。
今から考えると、予習ってすごくハードルが高い気がするんですよね。
私は予習して効果があった記憶がないのですが……
一方で、予習に比べると復習のほうが取り組みやすかったように思います。
先生に教えてもらった部分を、自分なりになぞればいいわけですから。
その意味で、私の中で「学習」というと、基本的には復習でした。
この「予習と復習」。
じつは「最適な割合」があります。
ただ、その割合は一定ではありません。
学習の初級者と中級者と上級者では、最適な割合が変わります。
人も変わるし、環境も変わるし、学習レベルも変わるからです。
取り巻く状況によって、最適なバランスが変わるわけですね。
その割合は、
・初級者は「予習1:復習9」(または「予習0:復習10」)
・中級者は「予習5:復習5」
・上級者は「予習8:復習2」
くらいになるのが理想とのことなんですね。
なるほど、私は初心者もできていないのに、いきなり中級者を目指してしまっていたんですね。
だから私は、初級者のまま抜け出せなかったんですね。
学生時代に知りたかったです(笑)。
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ビジネスパーソンは「計画とふり返り」が大事
さて、このレベルによる割合の変化、
・初級者は「予習1:復習9」(または「予習0:復習10」)
・中級者は「予習5:復習5」
・上級者は「予習8:復習2」
は、私たちビジネスパーソンにも応用可能なんです。
どういうことか。
それは、
・目標達成やゴール実現に向けた進捗管理と同じ
ということです。
具体的には、
・今週1週間のふり返りと来週1週間の計画
が、わかりやすいです。
初級者
私が「良習慣塾」セミナーや良習慣コーチングで「ふり返りと計画をしましょう」とお伝えすると、少なからず「?」というリアクションがあります。
話を聞いてみると「これまでに目標やゴールを考える機会がなかったので、やり方がよくわからないんです」ということです。
この場合は、
・初級者は「予習1:復習9」(または「予習0:復習10」)
のフェーズです。
つまり、
・初級者は「計画1:ふり返り9」(または「計画0:ふり返り10」)
からスタートします。
計画よりも、ゴールに対して、
・何を
・どれくらいやったのか
を記録することが大事です。
行動ログをためる。
そこからスタートすればOKです。
私の場合は、自分の行動をチェックリストにして記録していました(今も記録しています)。
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中級者
次に、
・中級者は「予習5:復習5」
です。
記録中心の分析ができるようになったら、計画をたてるフェーズです。
それが、
・中級者は「計画5:ふり返り5」
というバランスです。
初級のフェーズで自分の行動ログを残し続けると、行動パターンが見えてきます。
ですから、計画をたてやすくなるわけです。
たとえば、今日も「早起き完全マスタープログラム」で話していたのは「夜の自分には期待しない」ということ。
私自身、幾度となく夜の自分に負けました。
意思が弱いどころの騒ぎではありません。
意志力ゼロなんです。
そんな状態なのに、以前の私は「帰宅したら英語の洋書を30分読む」といった習慣にトライしていました。
無理でした(笑)。
「良習慣の種」のチェック欄に、◎が1ヶ月で1つか2つくらいしかついていなかった記憶があります……
こういったことも、記録に残しておくとわかります。
ですから、
・大事なことほど朝時間にやらなければダメだ
ということに気づきます。
そこで、対策を打つために計画を立てることができるようになるわけです。
上級者
最後に、
・上級者は「予習8:復習2」
です。
ここまでくると、未来を考えることが重要になってきます。
上級者になると、予習をしてわからないことを明らかにした状態で授業を受けます。
ですから、わからない部分に意識を集中させられるわけですね。
割合としては、
・上級者は「計画8:復習2」
です。
自分を扱うことが上級者になれば、ふり返りよりも計画に時間をかけるようになります。
1週間を俯瞰して、重要な活動や欠かせないタスクを計画します。
理想の1週間が計画されているわけですから、基本的にはその流れに乗ればいいんです。
ですから、ふり返りもシンプルかつ短時間で済みます。
できなかったこと部分は明確になっているわけですから、その改善点について考えればいいわけです。
タイミングを変えることや時間帯を変えることは、対策の1つですね。
上級者になればなるほど、ゴールを描くために時間と労力を投下します。
そのほうが、実行段階で注ぐ労力が減ることを知っているからです。
計画とふり返りも同じなんです。
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「予習」のように「計画」を大事にする
このように、計画とふり返りの割合は、
・あなたのフェーズごとに、割合を変えてバランスをとる
という視点で考えてみましょう。
私は、とくに計画に時間をかけることがおすすめです。
もちろん、計画しているだけではだめです。
行動までしなければ。
ただ、行動できるのは、計画段階で、
・いつ
・どこで
・何を
・どうする
を決めているからなんですね。
どうしても時間がなければ「いつ」「どこで」だけでもOKです。
それだけで、成功確率が2倍になりますので。
さて、あなたの「計画とふり返り」のバランスは、いまどうなっているでしょうか。
どの割合が最適なのでしょうか?
割合を変えるとしたら、どのように変えていくと、今のライフスタイルがさらに洗練されていくでしょうか。
ぜひ考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
7時から1週間のふり返りとプランニングのファシリテーションを担当。
7時30分から目標達成ミーティングに参加。
8時から、がっちり集中TIMEでサロンのタスクや「早起き完全マスタープログラム」セミナーのスライドづくり。
9時からブログ部の定期部会。
10時から11時までコーチングセッション。
午後は新宿に移動しながらブログを書いて、13時から公開コンサルティングに参加。
18時に終わって、妻の実家へ。
22時すぎの帰宅になり、エネルギーを放出しすぎて、早々に寝ました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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