ビジネス書などの本を読むときに、おすすめしたい準備があります。
それは、本文を読む前に「あたためた状態をつくること」です。
本を読む際に重視したいタイミングとは?
あなたは、本を読む段階で、
・本を読む前
・本を読んでいる最中
・本を読んだ後
の3つのうち、どのパートに力を入れているでしょうか。
私が重視しているのは、
・本を読む前
です。
なぜか。
それは、その本に対して、
・読む理由や質問を設定してから読みはじめることが重要
だと考えているからです。
本を読む準備ですね。
ここに時間をかけることが、結果的には本から得られるメリットがはっきりします。
読書前の準備が明確になれば、読書の70パーセントは成功と言ってもいいと考えています。
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本を読む前の準備の3つのステップ
先日、私が主催している「早起き完全マスタープログラム」(第3期)がスタートしました。
その中で紹介しているのが、本の読み方。
この読書法は、まさに
・本を読む前
の準備に時間をかけるのです。
具体的には、3つのステップに分かれており、
ステップ1:本をスキミングする
ステップ2:本を1分間で紹介する
ステップ3:質問をつくる
という流れで本を読む前の準備をしていきます。
ステップ1:本をスキミングする
ステップ1は、
・本をスキミングする
です。
スキミングとは何か。
スキャンするように本を確認する行動です。
具体的には、
・表紙
・背
・裏表紙
・カバー
・奥付
・著者プロフィール
・目次
・はじめに
・おわりに
などをチェックしていきます。
シンプルにいうと「本文以外を読む」という感じですね。
その間に本をパラパラとめくることにもなります。
ですから、スキミングをすることで短時間で本の全体像をざっとつかむ。
そのようなイメージです。
ステップ2:本を1分間で紹介する
ステップ2は、
・本を1分間で紹介する
です。
スキミングのあとは、本の紹介をしていただきます。
すべて読んでいない状態で。
そう、本文を読んでいない状態でほかの人に「この本はこんなことが書いてあります」と紹介するのです。
しかも、条件つき。
その条件とは、
「その本を100回読み込んだ状態の自分で紹介してみましょう」
とお伝えしています。
つまり、
・1回も通しで読んでいないのに
・100回読んだつもりになって
・ほかの人に1分間で紹介する
というワークです。
無茶ぶりですよね。(笑)
実際、最初は参加者の皆さんはたいていとまどいの表情を浮かべます。
ただ、いざやってみると、けっこうできるのです。
「えー?!」と言ってた方ほど、1分間できれいに収めたりします。
こういうとき、「人間の脳ってすごいよな」と思うのです。
ステップ3:質問をつくる
ステップ3は、
・質問をつくる
です。
本の1分間紹介をしたあとも、すぐには読みはじめません。
読む前に、本に向けての質問をつくります。
あなたが本を読むということは、何らかの課題があるということですよね。
その課題を、本に向けます。
そうして、
「早く寝るためにはどうすればいいのか?」
「朝すっきり目覚めるためには?」
「睡眠の質向上のための運動は、朝したほうがいいのか、それとも夜にしたほうがいいのか?」
という質問をつくるのです。
ただ、質問を持って本を読むということに慣れている人は少数です。
そのため「質問がつくれません・・・」という方もいらっしゃいます。
もしかすると、あなたもそうかもしれませんね(たしかに、こういう読書スタイルは学校では学びませんので)
そのときは、こう考えてみましょう。
それは、
「もし、目の前に著者がいたら何と質問するか?」
です。
本を書いた著者ご本人が目の前にいる。
その方が自分のためだけに質問に答えてくれる状況。
ぜいたくですよね。
そのとき、あなたは何を質問するでしょうか。
それを考えてみましょう。
質問はオープンクエスチョンでつくることが基本です。
「はい」「いいえ」で答えられるクローズドクエスチョンでは答えに深みが出ませんので。
ここでは、質問を3つ以上はつくっていただくようにしています。
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「あたためた状態」から読書をスタートする
さて、ここまで時間をかけて
・本を読む準備
をします。
といっても、
・スキミング:2分
・本の紹介:1分
・質問づくり:3分
ですから、たった6分の準備でOKなのです。
ここまで準備をしてから、ようやく本を読みはじめます。
スキミングをして、本の1分間紹介をして、質問をつくっている状態。
マラソンでいえば走る前のストレッチが終わった状態。
野球のピッチャーでいえば「肩があたたまっている」状態。
学校のテストなら、事前学習がばっちりの状態。
こうなっていたら「早く実行したい」という気持になりますよね。
読書も同じです。
読書に対してあたたまっている状態をつくることで「早く読みたい!」という気持をつくり出します。
しかも、質問によって脳に空白ができています。
脳は質問に対して答えを探します。
「脳は空白を嫌う」からです。
その状態になったところで、いよいよ読書スタート。
質問に対して、答えを探すようなイメージです。
目次からあたりをつけて、該当箇所を探していくわけです。
ここは8分間とっています。
この短時間でも、3つの質問に対する回答が見つかることは多いです。
完ぺきな答えではなくとも、ヒントになることもあります。
以上、上記のような流れで、読書の目的を果たすのです。
この読書スタイルだと、とにかく「できるだけ明確な質問」を設定することが大事。
ですから、
・本を読む前
の準備に時間をかけるのです。
あなたの読書は、いかがでしょうか。
読書の際のヒントになれば幸いです。
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■編集後記
昨日は、翌日に開催するセミナーの準備。
21時から「習慣化オンラインサロン」スタッフでの勉強会も。
また新たなアイデアが生まれたので、実行が楽しみです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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