先のばしに悩んでいる人はいますか?
今日の実験で、先のばしに効果がある方法をひとつ発見したので記事にしてみました。
「先のばし改善タイム」という実験
今日の午前中に、先のばし改善の習慣について友人と実験をしました。
それは、「先のばし改善タイム」をつくるということ。
といっても、やることはとてもシンプル。
日時を決めてZoomに集合。
お互いに先のばししているタスクを持ちよります。
そして冒頭にあいさつをしてから30分のタイマーをセット。
そこで、お互いにもくもくと先のばしタスクに手をつける時間をとったのです。
「先のばしして重たくなっていることをひとつでも、少しでも前進させる」
その想いで今回の実験の場を発足させました。
今日の条件はこれまでと異なります。
持ち寄る先のばしタスクはプライベートなことではなく、オフィスワークのタスク。
会社員の人なら会社員のタスクだけを選ぶ、ということにしました。
実務の先のばしを改善させなければ、本当の先のばし改善にはならないからです。
じつは、今年に入って進めていた苦手な習慣への取り組みとしてはじめた「先のばし改善」。
少し中断していました。
すると、おもしろいくらいに「先のばし改善」が意識から抜けてしまうのです。
結果、研究前のように先のばしタスクがたまってしまうようになりました。
「これではいかん」ということで共同研究者の友人と再開を決意。
そうして、今朝のミーティングとなったわけです。
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先のばししている対象への「意味づけ」は何か?
さて、今回の実験をやってみてどうだったのか。
結論からいうと、「めちゃめちゃ良かった!」です。
友人も私も、先のばしリストを減らしたり、前進させることができました。
私は30分で4つの先のばしを撃退。
取引先に伝えるのが心苦しいメールや懸案になっていることについてメールをしました。
すると30分はすぐにすぎてしまいました。
30分後にお互いの成果をシェア。
ここでおもしろかったことがあります。
それは、2人とも「電話をかける」というタスクを先のばししていたこと。
友人は顧客への電話をすること。
私は、会社から申し込むように言われていた健康診断の電話をすること。
これが、お互いが最初に取り組んだタスクだったのです。
これは「電話をする」という行動に対して重さを感じない人には笑い話かもしれません。
ただ電話をかけるだけなのですから。
それでも、少なくとも私にとっては電話をするというのはちょっと重たいタスクなのですよね。
私にとって電話は、
・突然、相手の時間を奪うツール(=かかってきたときは、突然私の時間を奪われるツール)
・電話がくるときは緊急の用件でクレームやトラブルが多い(あくまでもイメージなんですが)
・食事やリラックス中に電話がきて、心を乱されたことが何度もある
といった電話に対する「意味づけ」があります。
ですから、「電話をする」という行為に対してネガティブなイメージがあるのですね。
そのイメージがふくらみすぎて「健康診断の予約をするために電話をする」という行動を先のばししてしまっていました、、、
とくに毎年会社で実施している健康診断が、今年は親会社の改築によるイレギュラーで自分で外部に予約をしなければならなかったのです。
要は、
・やったことがない(初めてやる未知の行動)というハードル
・電話をして何をどのようにすればいいのかわからないハードル
・自分が苦手な電話をしなければならないハードル
・緊急ではないというハードル(来年の3月までが期限)
といった小さなハードルがたくさん積み重なっていたわけです。
それが、私に「あとでいいか、、、」というセルフトークをつくってしまっておりました。
こうして、先のばしタスクがつくられていくわけですね。。。
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「先のばし改善タイム」が進んだ3つの理由
そのような先のばしタスクが、今日の「先のばし改善タイム」に放り込まれることとなりました。
すると、多少の重たさはあったものの、ある意味ではスーパーマリオのスター状態だったので、無事に電話することに成功しました。
何週間も先のばししていたことが、たったの10分で終了したのです。
プロジェクト完遂。
そういう風に書くとなんだか大きなプロジェクトのようなのですが、ただ健康診断の予約をしただけです。(笑)
さて、今回の「先のばし改善タイム」が進んだ3つの理由をまとめてみました。
2:先のばし改善「モード」に入れる
3:タイムリミット効果が高まる
1:「大義名分」を持てる
何といっても大きかったのはこれです。
「とにかく今は先のばしタスクをやらなくてはならない。なぜなら今は先のばし改善タイムなのだから」
先のばしタイプに必要なのは、この「どうしてもやらなければならない行動の理由」です。
それが、今回の「先のばし改善タイム」を設けることで実現できました。
2:先のばし改善「モード」に入れる
Zoomに入る前に、主体性が求められます。
自然にZoomがはじまるわけではありません。
自分から「先のばしタスクに取り組むぞ」というモードにはいった状態でZoomに入るわけですね。
ですから、車でいえばエンジンがあたたまっている状態。
「スタート!」となったときは、もう「先のばしタスクに取り組むぞ」モードなのです。
このモードも、先のばしタイプの人に必要なものです。
3:タイムリミット効果が高まる
どれほど重たいタスクであっても、30分向き合えば何かしら前進するはずです。
ただ、きっかけとタイムリミットがないだけなのです。
「先のばし改善タイム」は、きっかけとタイムリミットがあります。
そもそも、先のばしタイプの人は、タスクを完了する能力がないわけではありません。
足りないのは「今やるしかない」という環境なのです。
先のばし改善の環境をつくり出そう
習慣化コンサルタント古川武士さんの著書『7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる」習慣』では、先のばしするときは頭の中で次のような「7つの言い訳」があると書かれています。
「めんどくさい」
「失敗が怖い」
「嫌われるかも」
「つらいから」
「時間がないし(あるし)」
「自信がない」
「後悔したくない」
先のばしタイプの方は、当てはまるフレーズがあるはず。
どれも強敵ですよね。
ブログを書きながら気づいたのは、それを打ち消すのが「先のばし改善タイム」だったということです。
この「先のばし改善タイム」。
2人での実践が効果があったので、今度は習慣化研究所のメンバーや「習慣化の学校」のメンバーにも呼びかけをすることとしました。
多人数だと、また緊張感が変わるのでどれくらい変化するのか。
人数が多いほうが進むかもしれないし、逆に進まないかもしれません。
それについても実験をしようということです。
このような「先のばし改善タイム」のように日時を決めて、ほかの人を巻き込み、実行する。
こうしたイベントをつくることで、あなたが苦手なことを実行する環境をつくり出してみましょう。
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■編集後記
昨日は、普通に出社したものの、急きょ当日に関西方面へ出張することに。
新幹線に文字通り飛び乗りました。
結局日帰りにできず、新大阪で宿泊。
朝起きたときには想像もしていなかった1日となりました。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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