専門性を大事にするスペシャリストを目指すのか、総合性を大事にするゼネラリストを目指すのか。
キャリアだけでなく、ブログ運営にも通じる選択です。
専門ブログにするのか?多分野ブログにするのか?
・ブログを開設するとき
・ブログを習慣化してしばらくたったとき
に多くの人が立ち止まり、悩むことがあります。
それは、ブログの方向性です。
シンプルにいうと2つの方向性があります。
それは、
(1)1つのテーマにしぼった専門ブログにするか?
(2)複数のテーマを扱う多分野ブログにするか?
という選択肢です。
たしかに、これは悩みますよね。
私も悩んだことがあります。
とくに複業についての記事を増やしたくなったときですね。
良習慣をテーマにしたブログに、複業という分野の記事が増えてきた時期があります。
ただ、心の中であまりフィットしないような感覚があったのですね。
悩んだ末に、複業については「複業で自分を磨く良習慣」メールマガジンに切り出すこととしました。
そのように、活動が進んでいくと悩むものです。
さて、この方向性の問題。
先日も「習慣化オンラインサロン」ブログ部の定期ミーティング後のフリートークでも、この話題になりました。
また、コーチングのクライアントからも相談をいただいたことがあります。
「専門ブログにしたほうがいいでしょうか?それとも、多分野ブログにするのがいいのでしょうか?」
私の答えは、
「あなたがブログを活用して何を成しとげたいのかによって変わる」
というものです。
理由を書いていきます。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
専門ブログと多分野ブログのメリット・デメリット
専門ブログと多分野ブログ。
即答できないのは、どちらにもメリットとデメリットがあるからです。
その点を考慮してから、ブログの方向性を考えなければなりません。
もしも、ブログ運営の理想だけを言うなら、「複数の専門ブログを立ち上げる」でしょう。
専門性が高いブログが複数あればアクセスも集まりやすいですし、運営している個人メディアの総合力も高まります。
ただ、個人で1つのブログを運営している身としては、労力や時間、コストなどを考えると複数の専門ブログを運営するのは負荷が大きすぎます。
ですから、多くの人にとっての現実的な路線として、「1つのブログを運営するなら、どちらの方向にするか?」という前提で本記事を書いています。
専門ブログとは?
専門ブログは、1つのテーマを深くせまく書いていくブログです。
たとえば、早起きをテーマにしたブログであれば、早起きに関すること以外の記事は一切書かないようにするわけです。
専門ブログのメリット
専門ブログにする何よりのメリットは「わかりやすいこと」ですよね。
たとえば、「早起きに関するブログです」と断言できるからです。
そうなれば、ブログテーマや色使いなどもコンテンツにマッチさせられます。
専門的なサイトとして認知されればアクセスも集まります。
専門情報を扱っているサイトとして、サイトの評価も高まるでしょう。
専門のテーマにばっちり当てはまる読者がいれば、ファンになっていただける可能性も高いです。
専門ブログのデメリット
専門性というしばりがあるので、ネタを選びます。
仮に日記のような記事を書きたいと思っても書けません。
そうなると、こわいのはネタ切れ。
制限があるというのはネタをしぼりやすい反面、しばりにもなってしまうからです。
あとは、運営していきながら「何か違うな・・・」とか「ほかのネタも書きたいな」と思っても方向転換しづらいですよね。
そうなると、ブログを書くのがしんどくなります。
最悪、挫折して更新がストップしてしまうかもしれません。
多分野ブログ
本記事での「多分野ブログ」とは、様々なテーマの記事を1つのブログに集中させる運営方法です。
ブロガー本人やブログそれ自体に読者がついているようなブログですね。
多分野ブログのメリット
メリットをひと言でいえば「集中できる」ということでしょう。
1つのブログしかないので管理はシンプル。
ドメイン費用やサーバーのコストなども1つで済みます。
記事を1つ書けば、それが積み上がっていくので記事数も増えます。
何より、ある程度は自由に書けることがいいですよね。
たとえば早起きだけでなく、読書や運動などの分野も書ける。
少しずつコンテンツを磨いていくことができるのです。
多分野になると、ブロガー本人の日常を切り出す必要があります。
ですから、運営者のキャラクターを表現しやすいとも言えますね。
多分野ブログのデメリット
一方で、デメリットは「○○をテーマにしたブログです」と言いづらいこと。
パッと説明できないというのは、あまり良くないでしょう。
そのため、アクセスが増えづらかったり、増えるまでに時間がかかります。
この期間を乗り切るのはしんどいかもしれません。
私も最初の数年間はずっと月間アクセスが1000くらいでした(月間ですよ、月間・・・涙)。
専門性がないブログは、Google検索でも評価されづらいとも言われています。
ここは、士業の方などが多分野ブログをつくると、「専門性×多分野」がカバーできるので効率的だと感じています。
■スポンサーリンク
ブログ継続のために意識している3つのこと
専門ブログにするのか?
多分野ブログにするのか?
比べてきていかがでしたでしょうか。
私も悩みながらブログを書き続けてきて、意識しているのは次の3つです。
1:方向性
2:目的
3:楽しさ
「良習慣の力!」ブログの方向性
私が考える理想は、読者の方に「この人が書いたブログなら何でもいいから読んでみたい」と思ってもらえるようになることです。
さらに言えば、「この人の書くブログのテイストなら、本を買ったり、セミナーを受けたり、コーチングを受けてみたい」と思っていただければ最高ですよね。
ただ、その状態までたどり着くのは遠大すぎます。(笑)
ですから、良習慣の定着を大テーマにして、多分野でお役に立てる記事で「読んで良かった」と思っていただけるブログを目指しています。
そのためには、読者の方のお役に立てる記事を書きつつ、記事の合間に自分のキャラを伝える文章もいれておく。
そのようにして、両方ともに大切にして書き続けている、ということになりますね。
そうなると、専門ブログでは難しく、多分野ブログになるわけです。
多分野になって記事のリソースが分散する代わりに、毎日1記事を書くようにしています。
「書かないこと」があなたの真実を浮きぼりにする。ブログ2700記事の気づき | 【良習慣の力!】ブログ
ブログを書く目的を忘れない
もちろん、誰もが読みたくなるいい記事が書ければ、どのようなブログでもいいわけです。
「それを言っちゃあお終いよ」というやつですね。(笑)
ただ、それを常に書き続けるというのは大変です。
いずれにしても、専門ブログにしても、多分野ブログにしても、どちらでも成功しているブログはあります。
また、どちらも成功している人やどちらも上手に運営している人もいます(私の身近にも)。
ですから、結論は、どちらの方向性を選んでも自由なのです。
ただ、忘れたくないのは、
「私は、ブログを書くことで何を成しとげたいのか?」
という目的を忘れないことです。
その目的を考えながら、あなたの環境や興味関心、執筆スタイルに合わせてブログをつくっていけばOKです。
あなたが複業に取り組む目的は何ですか?継続のために「目的」を考える重要性。 | 【良習慣の力!】ブログ
書いていて楽しい記事を書く
大事にしていただきたいのは、「書いていて楽しいブログを書くこと」です。
専門ブログにすると「何か違うな」と気づいても、ブログの方向転換は困難です。
そうなると、「書いていてつらいブログ」になります。
その意味では、多分野ブログはいざというときに分野を増やすことで対応できますよね。
このようなメリット・デメリットを考えた上で、あなたが書いていて楽しいと感じる記事を書くこと。
楽しさを感じて書く記事がブログ内に積み上がっていくこと。
そのようにして1つずつ積み上げたものが、あなたのブログというピラミッドを形成して調和がとれていること。
それが重要だと考えていますし、そのような姿を私も目指しています。
苦手な行動を習慣化しようとしていませんか?それよりも「楽しい」と思えるような工夫を考えることが重要です。 | 【良習慣の力!】ブログ
あなたのブログ運営のヒントになれば幸いです。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、夜にオンラインセミナーを受講。
そのあとに、会社の仕事を少し。
セミナー受講後に、「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
もちろん(?)、2人ともゆるく走りながらコーチングをおこないました。
めちゃめちゃ充実しているクライアントさんの声が楽しそうで、私まで幸福感を味わいました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。