良習慣の習慣

プロコーチが使う質問3つのタイプ。特に大切なのはビジュアル化。

投稿日:2016/03/29


クライアントの頭の中にあるイメージを具体化すること。

コーチはいくつかのタイプの質問を使って、明確化を試みています。

peanut-1171733_640

 

スポンサーリンク

 

コーチは2択ではなく、3つ以上の選択肢をつくり出す

先日、プロコーチの友人とコーヒーを飲みながら話していて、「目的別の質問タイプ」について話していました。

まず、NGなのは、「イエスかノーか?」というフ2択になる質問です。

これだと、クライアントに選択させるのではなく、脅迫になってしまいます。

コーチならば、少なくとも3つ以上の選択肢を用意できるようにしたいところですね。

選択は、あくまでクライアントが自主的に行うものだからです。

 

プロコーチが使っている質問の3つのタイプ

行動を促すための質問のタイプとはどのような質問か?

そこで私たちが出した分類は、以下のような3タイプです。

(1)ビジュアル化するための質問

たとえば、クライアントが早起きを目標にしたとします。

その場合、「何時に起きるか?」ということよりも、「理想の時間に起きた状態だとしたら、どのようになっているのか?」ということを話すのです。

まだ見ぬ現実に、クライアントがいかにリアリティーを持てるのか?

そこを具体化するために行う質問のタイプです。

 

(2)リソースを見つけるための質問

クライアント自身の内側に答えがあることは、思いのほか多いものです。

私は、コーチングに触れることで、強く実感しています。

たとえば、目標達成なら、

・今までで一番満足のいった目標達成では、どのようなことをしましたか?

・その目標達成のプロセスで大切にしていた考えはないどのようなものですか?

・停滞や失敗を、どのように乗り越えたのですか?

という質問をします。

それに答えているうちに、私のクライアントさんが、「あっ、今の課題に応用できますね!」となったこともあります。

 

(3)選択肢を広げるための質問

人は、課題が大きいと、どうしても2択思考に陥りがちです。

・やるかやらないか?

・100か0か?

・白か黒か?

しかし、物事の本質は、だいたいグレーゾーンにあるもの。

同じように、解決策も2択の真ん中にあるものなのです。

これは、客観的に見ればわかるのですが、自分ごととして入りこんでしまうと、なかなか出てくることができません。

だからこそ、コーチは、質問を使って、

・少しだけやってみる
・試しにやってみる
・ただ行くだけ行ってみる

といったような行動目標をつくることがあります。

コーチだってわからないことだらけですから、何事においてもやってもらう。

それによって、わかることや気づくことが多いのです。

 

重要なのはゴールイメージを具体的にビジュアライズさせること

3つのタイプの質問の中でも、コーチとしてレベルが問われるのは、

(1)ビジュアル化するための質問

だと感じています。

コーチングセッションでは、セッションの最後に行動目標をコーチとクライアントが共有します。

その際、このビジュアライズがうまくできていると、成果が出やすいのです。

それは、クライアントが、頭の中で1度現実をつくり出せているかどうか、ということなのです。

私がコーチングを学んだ先生からは、「YouTubeにアップできるくらいに具体的にイメージできることを目指してね!」と教えられました。

そのためには、多様な視点が必要です。

・いつ?
・どこで?
・誰が?
・誰と?
・どんなふうに?

というアプローチから、

・ゴールには何が見える?
・ゴールではどんな音が聞こえる?
・ゴールはどんな匂いがする?

といったアプローチまで、さまざまなのです。

また、クライアントの性格や嗜好によって、ビジュアライズするためのスイッチが異なります。

ビジュアライズでイメージすることによって、アイデアや発想はパワーアップします。

それは、記憶力や行動力までパワフルにするのです。

よく、「1枚の絵は、1000語の言葉に相当する。」と言われますよね。

だからこそ、イメージで描くことが大切なのです。

あなたのゴールイメージは、どれくらいビジュアライズされていますか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

今年度もそろそろ終わりですね。

今年度の会社での営業成績はクリア。

今月早々に達成できたので安心しています。(^_^)

【お知らせ】
2016年4月13日(水)【第19回】朝2時間の自由時間を生み出す!早起き習慣化セミナー

【第19回】朝2時間の自由時間を生み出す! 早起き習慣化セミナー 2016年4月13日 – こくちーずプロ(告知’sプロ)

【モニター募集中!】
皇居ラン&コーチング!

「皇居ラン&コーチング」サービス | 【良習慣の力!】ブログ

【募集中!】「100人コーチング」のお申し込みはこちらから!

【無料】100人コーチングのご案内 | 【良習慣の力!】ブログ

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

【「ボトルネックを見つける」+「外堀を埋める」=継続!】という公式を見つけました!

昨日の記事に引き続き、今日は 「今の自分には少しだけ勇気が必要なアクションプラン」 第2弾を実行いたしました!   【告知:早起きセミナー開催いたします。下記のURLよりお申し込み受付中です …

あなたも勘違いしている!?上手くいっている人は一直線にゴールに到達しているのか?

あなたには憧れの人がいますか? その人は、一直線に成功への道を進んできた人でしょうか?   スポンサーリンク   私の恥ずかしい勘違い つい数年前まで、私はけっこう大きな思い違いを …

習慣形成に「会心の一撃」を求めると挫折しやすい理由

私たちは、かけた労力の分だけリターンが欲しくなる生き物です。 ただ、習慣形成では、その考え方をやめたほうが効果を得やすいです。   ふり返りの習慣による「会心の一撃」のアイデア 昨日は、朝7 …

自己肯定感が高い人たちが取り組んでいる3つの行動とは?

自分にOKを出せる自己肯定感。 その感覚を育てていくためには、何をすればいいのでしょうか。   なぜ「自己肯定感」という言葉が広がったのか? 「自己肯定感」という言葉があります。 コーチング …

最高の良習慣を考えることはオールスター選出と同じである

「自分がなり得る最高の自分になる」ためには、どうすればいいのでしょうか。 プロ野球のオールスターチーム選出のテレビ番組から、その問いに対する「気づき」があったので、記事にしてみました。 あなたの良習慣 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。