家族の習慣 質問の習慣

「家族間のコミュニケーションがうまくいってないな・・・」と思ったときに試して欲しい質問法。

投稿日:2018/07/19


先日、クライアントさんから「家族関係を改善するためのいい方法はありますか?」と聞かれました。

そこで、私が意識して使っているコミュケーションの方法(質問)をお伝えしたので、そのこことを記事にしてみます。

 

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家族の会話で活用したい質問とは?

家族で会話をしていると、

・今日は仕事どうだった?

・今日は学校どうだった?

と聞くことがあると思います。

そのようなとき、

・いつもと同じだったよ

・特に変わったことはないかな

などという答えが帰ってくることがないでしょうか?

私が子どもの頃は、よくそのような答えをしていたことを思い出します。(^_^;)

もう少し気の利いた人ならば、

・こんなことがあったよ

・こういうできごとがあったよ

くらいは答えてくれるかもしれません。

ただ、これだけだと単なる「事実の報告」であり、できごとの共有なのですよね。

もちろん、事実の共有だけでもしないよりはいいのです。

ただ、そこから会話を広げ、相手のことを知るために、もっと良い質問があります。

それは、

・どんな気持だったの?

・どんなことを感じたの?

という質問です。

 

できごとから相手の感情や気持を尋ねてみる

できごとというのは、その人のことがわかるようでわからないもの。

ニュース番組はできごとを報道していますが、当事者たちの内面はなかなかわかりませんよね。

それと同じです。

しかし、気持や感情というものはその人固有のものですから、相手のことが理解しやすくなりますし、それを感じることで距離が縮まります。

さらに良いのは、聞かれた相手も気持を話すことですっきり感を味わえるし、共感してもらえば満足感を味わえるものなのです。

そこから会話を深めていくと、ようやく会話の目的である「共有」につながるわけです。

そのできごとから何を感じたのか。

その事実から何を思ったのか。

そのようにして、

・感情をヒアリングして共有する

ことを意識してみましょう。

感情や気持を聞くと、その人が行動する動機がわかったり、モチベーションの源泉を知ることができます。

相手はどのようなことを不安に感じ、どのようなことに幸福感を味わうのか。

その人らしさや本質が見えてくるのですね。

 

相手の感情に焦点をあてると行動が変わる

私のコーチングスタイルに変化が出たのも、「感情をヒアリングして共有する」ことが有効だと思ったときからです。

クライアントさんの感情に焦点をあてることで、クライアントさんたちの行動力にあきらかに変化が起きました。

セッションでアクションプランを立てたとき、クライアントさんの声に不安の声を感じることがあります。

そのようなときに、

・いま、どんな気持ですか?

ときいてみるのです。

すると、

・不安があります

・あせりがあります

・心にひっかかりがあります

という感情があることがわかることがあります。

そうなれば、ハードルを取り除くのか、アクションを変えるのか、選択肢を増やせます。

そのようにしてお互いの状態を相互に理解しておくことが重要なのですね。

こうして自分だけでなく、相手のことも見えるようになることが、コーチとクライントのチームとして重要なものだと思っています。

 

家族の「感情をヒアリングして共有する」習慣を持とう

人間関係がうまくいないときというのは、

・相手が何を考えているのか、いまいちわからない状態

ではないでしょうか?

人間の脳は「わからない」状態を嫌いますから、相手のことを理解したいと思うわけです。

ですから、できごとの共有だけでなく、相手の感情を共有できると、コミュニケーションの距離がグッと縮まるのですね。

私たちは、気持や感情をきいてもらい、共感されると、自分自身を認めてもらった感じがするもの。

そのためにも、まずあなたに試していただきたいのが、家族(相手)の「感情をヒアリングして共有する」なのです。

家族は一緒にいる時間が長いので、つい感情をないがしろにしがちなのですが、そのようなときこそ、

・どんな気持だったの?

・どんなことを感じたの?

ときいてみてあげましょう。

あらためてきくことで、

・そんな風に感じてたんだ

・今まで知らなった意外な1面が見えたな

と気づくこともありますよ。

言葉としてはとてもシンプルですが、相手のことを知るためにはおすすめの質問です。

この質問をくり返していくうちに、家族関係がよくなっていくことを体感していただけると思います。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりでコーチングセッションが2件。

それと、ブログの習慣化についてメールサポートをしていたクライアントさんから、3ヶ月で100記事を達成といううれしい報告もありました!(^_^)

帰宅後は、翌日のセミナー準備をしていました。

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