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成功するために失敗する理由

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うまくいくためには「早く、何度も失敗せよ」というマインドが必要です。

同時に、失敗から「学ぶ」というスタンスも必要で、両方を持っていることが理想です。




 

「失敗は成功のもと」という本質

“早く、何度も失敗せよ”

私のお気に入りの本「20歳のときに知りたかったこと」でもっとも印象に残っているフレーズです。

今回の「良習慣塾」第2期の募集スケジュールや段取りで失敗がありました。

それと、自販機でコーヒーを買おうとして、となりの紅茶を買ってしまうという失敗もありました。(笑)

ただ、以前に初めて飲んだときより、紅茶がおいしくなっていました。

これは

“早く、何度も失敗せよ”

を体現していると感じました。

事前に注意をしていても、初めてのトライで失敗をゼロにするのは簡単ではありません。

むしろ初めての挑戦では、失敗を前提とした心持ちでいたほうがいいくらいです。

「失敗しないようにしよう」というメンタルだと、なかなか前進できません。

「完べき主義」は、じつは基準が低いのです。

私は、まさに完ぺき主義思考だったので、新しいことに取り組むことは苦手でした。

その意味で、

“早く、何度も失敗せよ”

という言葉を学んだのは大きかったのです。

この言葉がなかったら、トライしていない挑戦は多かったと感じています。

そのおかげで、うまくいったことがたくさんあったからです(このブログも失敗を乗り越えたので継続しています)。

いわゆる「失敗は成功のもと」ということですね。

これは、私が信じていることのひとつ。

ですから、お客さまや友人たちにも伝えているのです。

 


 

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大事なのは「失敗」の後に存在している

ただし。

誤解の無いようにお伝えしておきたいことがあります。

それは「早く、何度も失敗せよ」といっても、大事なのは「失敗の後に何をするか」です。

失敗してもうまくいく人は、成功から学んでいるから改善ができます。

「なるほど、そうきたか。では次はこうしよう」という感じですね。

でも、同じ失敗を何度もする人もいます。

これは、間違いから学んでいない人でしょう。

間違いをそのままにしてしまうと、思わぬ事故につながるケースもありますよね。

思い出すのは「ハインリッヒの法則」。

「重大事故1件の裏に29件の軽度の事故と、300件のニアミスが存在する」という法則ですね。

ここでいうニアミスとは、いわゆる「ヒヤリ・ハッと」の小さな事故です。

「ヒヤリ・ハッと」レベルで防げたトラブルは、その段階で何らかの改善策をとっておく。

そうすれば、29件の軽度の事故や1件の重大事故を防げるのです。

300個の小さな事故をスルーしてきてから、1件の重大事故につながってしまっているのです。

習慣化するためには、失敗は少ないほうがいいと思われるかもしれません。

でも、必ずしもそうではありません。

何の失敗もなく習慣化に成功してしまう人を見たことがないので。

むしろ小さな失敗はたくさんしておいたほうが失敗への耐性がつくというものです。

そうやって小さな失敗をすれば「こっちじゃなかったな」ということがわかります。

うまくいかなかったところは少しずつ修正していけばいい。

そのくり返しが、結局はゴールに近づく最短ルートだったりします(私の経験値から)。

 

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改善策は自分の頭で考える

失敗を改善のタネにする

コーチングをしていると、お客さまがセッションで約束した行動を実行できないときがあります。

そのようなときに「なぜやらないんですか?」と問い詰めても、意味がありません。

それよりも、

「どうすれば次はできそうですか?」

「何があれば前に進めますか?」

「ハードルを下げればできそうですか?」

という風に質問するのです。

ここはお客さまご本人が考えるところに意味があるからです。

私が答えを持っている場合もあります。

ただ、私から答えは言いません。

私がアイデアを出したら、お客さまはその通りにやってくれるかもしれまん。

でも、その方法だとすぐに戻ってしまうのですね。

コーチングで7年の経験を積んでわかったことがあります。

それは、お客さまは「ご自身が考えたアイデアじゃないと、行動へのモチベーションが高まらない」ということです。

それに、失敗の要因というのはじつに様々。

決まった方法はないのです。

世の中に同じ人が2人もいないように。

だからこそ、自分の正解を整えていかなければなりません。

それが良習慣の定着でも同じなのです。

習慣化の方法は、十人十色ということですね。

たとえば、運動でロードバイクにのる習慣なら、

・距離をのばすことを楽しみにする

・速度を高めるトレーニングをする

・誰かと一緒にやる

・自分で自分への評価制度をつくる

・公言して健全なプレッシャーをかける

など、様々な方法があります。

それをやらずに同じ失敗をくり返してしまい、それが第事故になってしまったら。

あわててもとり返しがつかないでしょう。

ですから、小さな失敗の時点で対処しておきたいのです。

 

まとめ

“早く、何度も失敗せよ”

は、とても好きな言葉です。

ただし、当然のことながら減らせる失敗なら、できるだけ減らしたほうがいいわけですよね。

そのためにも、失敗を記録に残しておくなど、管理・改善が必要なのです。

2度ある失敗を、3度くり返さないようにしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

昼は「習慣化オンラインサロン」の特別イベントとして「オンラインお花見ランチ会」を主催。

30分集まって、15分のブレイクアウトルームでのフリートーク。

サロンメンバーさんたちと話すのは朝活や夜活(習慣化BAR)だけだったので、昼間のコミュニケーションが新鮮でした。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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