自分の思考を深めるためには「ダイアローグ(対話)」が有効です。
1対1の対話もいいのですが、3人での対話もおすすめです。
「自分軸」という言葉の定義は何か?
「自分軸とは何か?」
今朝、そのようなテーマで「習慣化の学校」の友人たちと対話の時間を持ちました。
「自分軸」。
世の中の常識や組織のルールといった「他人軸」ではない、自分の内的な軸のことです。
コーチングではよく使われる言葉ではありますが、一般的ではないでしょう。
あるとき、「習慣化の学校」のNさんがFacebookブックグループの投稿で「自分軸」という言葉が出てきました。
「そういえば、私以外の人は自分軸という言葉をどういう風にとらえているんだろう?」
そのような問いが浮かんできた私は、Nさんと自分軸について対話する機会を持てたらおもしろうだと考えたのです。
そこで「習慣化の学校」のほかのメンバーにも声かけ。
Kさんが趣旨に興味を持ってくださり、Zoomで3人の対話をおこないました。
結果、とても有効な時間となったのです。
以前にも、3人でのダイアローグをおこなったので2度目。
これはおすすめです。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
ダイアローグをおこなう5つのステップ
今回のダイアローグは、以下の5ステップでおこないました。
・ステップ1:テーマの再確認とスタンスの確認
・ステップ2:質問(1)
・ステップ3:質問(2)
・ステップ4:質問(3)
・ステップ5:感想や気づきの共有
ステップ1:テーマの再確認とスタンスの確認
最初は「テーマの再確認とスタンスの確認」から入りました。
今回のテーマは「自分軸とは何か?」。
テーマはちょっと哲学的ですが、実際の対話は座談会のような感じでした。
スタンスの確認は重要です。
今回の目的は「対話」をすること。
英語でいうと「ダイアローグ」です。
「ディスカッション(議論)」や「討論(ディベート)」ではありません。
ですから、「これが正解」という答えはないのですね。
その代わり、自由な対話をすることによって、「自分軸」というテーマに関する考察を自分たちなりに深めるのです。
ステップ2:質問(1)
ここから質問を3つ用意しました。
問いがあったほうが思考が進むからです。
各質問についてそれぞれ8分間の対話をとりました。
1つ目の「質問(1)」は下記です。
“Q1:あなたにとって「自分軸」とは?”
まずはテーマに対して直球の質問。
これが大事です。
最初はその人が現時点で「自分軸」をどうとらえているか。
完ぺきではなくていいので(というか言葉で完ぺきに説明するというのは不可能なので)、現状を言語化していただきます。
私は「自分が大切にしたい価値観」と答えました。
ステップ3:質問(2)
2つ目「質問(2)」は下記です。
Q2:「自分軸」と聞いて思い出す人は? その人は何をしている?
これは「自分軸」を明確化する質問。
あなたが「自分軸」と聞いてイメージする人は誰か?
それによって、その人が考えている「自分軸」が顕在化します。
さらに、その人何をしているか。
つまり、その人はどのような行動をとっているのかを考えること。
これで「自分軸」を感じる基準に近づきます。
私は、井ノ上陽一さんの名をあげさせていただきました。
何をしているか、といえば「言行一致がすごい人」です。
ステップ4:質問(3)
最後の「質問(3)」は下記です。
Q3:「自分軸がある人」になりたい? だとすると何をすればいい?
もし、自分が「自分軸がある人」になるとしたら。
どのような行動をとればいいのかを考えました。
ここのポイントは「何を言っているか?」ではありません。
「何をしているか?」です。
私たちは、その人を評価するときに「行動」を見て評価するからですね。
私は「一貫した行動をとっている人」だと回答しました。
ステップ5:感想や気づきの共有
最後はまとめとしての「感想や気づきの共有」です。
ここで確認したいのは、ダイアローグが始まる前と今で変化があるかどうか。
ここがポイントです。
・変化があるとしたら、どんな変化があったのか?
・変化がなかったとしても、始まる前より深まっているか?
このどちらかになっていればダイアローグの価値があったということになると考えています。
■スポンサーリンク
私に起きた「自分軸」という言葉に対する定義の変化
やってみて気づいたのは、メンバーのタイプをわけたほうがいいということ。
今回、Nさんと私はサポーター傾向が強く、Kさんはアナライザー傾向が強い。
このバランスが良かったのです。
Kさんの視点が私にとっては新鮮でした。
とくに「そもそも必ずしも自分軸を持たなければならないわけではないと思う」という指摘にインパクトがありました。
「なるほど」と。
そのようなさまざまな意見が出てこそ、ダイアローグが盛り上がるからです。
さて、今回のダイアローグを通して私に起きた変化は次のようなものです。
始める前は、「自分軸」という言葉に対して
「自分が大切にしたい価値観」
「言行一致がすごい人」
「一貫した行動をとっている人」
という感覚がありました。
それが、ダイアローグのあとは私の「自分軸」の定義は
「現在の自分が大切にしている価値観が明確になっている」
「同時に、得たい未来も明確になっている」
「その2つの時間軸をつなぐ道を言行一致で進んでいる」
という定義に変わりました。
つなげると、私にとっての「自分軸」は
「自分の価値観を大切にしながら得たい未来に向かって言行一致で進むこと」
となりました。
始める前は短い言葉の集まりでした。
それが1つのフレーズになり、また時間軸が追加されたのですね。
このように定義が変化した(というか固まった)のです。
もやもやした気分がすっきりしました。
思考の大そうじが終わったような感覚です。
今回得られた仮説を持ちながら、日常生活の中で「自分軸」の定義がフィットするのか検証していきます。
今回かかった時間は30分ちょっとでしたが、とても濃い30分でした。
Zoomがあるとこういう時間が使い方ができるのが大きいですね。
こういった対話が好きな方は、ぜひ1テーマを決めて話し合ってみましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
8時から「良習慣塾」メンバーとコーチングセッション。
そのあと歯科医院で定期メンテナンス。
夕方、息子が久しぶりに帰省してきました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。