突然ですがクイズです。
・スティーブ・ジョブズ氏(アップルの共同設立者)
・マーク・ザッカーバーグ氏(フェイスブックの共同創業者)
・バラク・オバマ氏(アメリカの前大統領)
そして、
・アルベルト・アインシュタイン氏(物理学者)
という4名に共通する習慣があります。
さて、その習慣は何だと思いますか?
(答えは本文の中盤に書いてあります)
なぜ夕方になると決断力が鈍るのか?
午前中は決断力があって仕事がはかどる。
お昼までにタスクリストをどんどん終えられるので、「この調子でいけば、定時退社できるな」と感じます。
それなのに、夕方になると仕事の効率がだんだん落ちてしまい、余計な先のばしなどが増える。
結果、夕方になって終わらない仕事を抱えて自己嫌悪。
「午前中のペースはどこに行っちゃったんだろう・・・」とため息をつく。
あなたは、そんな経験はありませんか?
それは私も同じで、毎日のようにそんな気分を味わっています。
この現象は「決断疲れ」と呼ばれています。
誰にでもあるものなので、自己嫌悪になる必要はないんですね。
この「決断疲れ」は科学的に証明されています。
「決断疲れ」の調査は、心理学者のジョナサン・レバーブ氏とシャイ・ダイジンガー氏によって行われました。
調査対象は、刑務所の判事。
調査の結果、午前中から夕方になるにつれて、判事は衝動的な決断が増えていったことがわかりました。
同時に、決断を先のばしする傾向なども見えてきたんです。
つまり、連続した意思決定が脳を疲労させてしまった結果、ケアレスミスや先のばしなどの原因になることが証明されたというわけです。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
「行動を選ぶとき、あなたは結果も選んでいる」
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授によると、私たちは1日におよそ35000回の決断をしているそうです。
その1回1回の決断をどうするのか。
それによって、1日の結果が変わるということでもあります。
たとえば、ランチで大盛りラーメンを食べることを選ぶ。
そうすれば、お腹がいっぱいになって大きな満足感を得られるかもしれません。
でも、あきらかにカロリーオーバーになりますし、「食べすぎちゃったな・・・」と後悔するでしょう。
午後の仕事は眠くなってパフォーマンスも落ちるという結果もともないます。
一方、ランチで節制することができて、サンドイッチとサラダで軽くすませることを選べたとします。
それができれば、ラーメン大盛りを選び続けた人とは違う結果が待っているでしょう。
まさに「行動を選ぶとき、あなたは結果も選んでいる」わけです。
ですから、私たちがいい選択をするためには、「決断疲れ」しないように意志エネルギーをいたずらに消費させないことが大事になってきます。
そのために、選択する際の仕組みをつくっておくといいんですよね。
わかりやすいのは「毎日、同じ服を着る」という仕組み。
有名なのは、アップルの共同設立者であるスティーブ・ジョブズ氏やフェイスブックの共同創業者マーク・ザッカーバーグ氏、アメリカの前大統領バラク・オバマ氏、そしてアルベルト・アインシュタイン氏です。
たとえば、スティーブ・ジョブズ氏は黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというスタイルでした。
このスタイルになったのは、ジョブズ氏が毎朝「さて、何を着ようか?」という労力を無駄だと考えていたからだと言われています。
要は「決断疲れ」をなるべく起こさないようにするため、同じ洋服を着続けたわけです。
本記事の冒頭にあるクイズの答えは、4名ともに「毎日、同じ服を着る」習慣を持っていたということです。
■スポンサーリンク
「決断疲れ」を遅らせる仕組みをつくろう
彼らのような偉大な人たちと比べるのはおこがましいのですが、私も「決断疲れ」を避ける取り組みをしています。
たとえば、スーツ。
会社に着ていくスーツとシャツとネクタイは、クローゼットの一番右端にあるものを選ぶようにしているんですね。
私はネクタイを5本持っています。
帰宅してネクタイをクローゼットにしまうときは、5本のラインナップの一番左にかけます。
翌朝にネクタイを選ぶときは、右端にあるものをとる。
そうすればローテーションが5日分で一回転していきます。
しかも1週間の中で同じネクタイをつけることはありません。
また、それを可能にするためにワイシャツは無地の白しか買わないようにしています。
スーツも紺、黒、ダークグレーしか買いません。
その仕組みによって、毎朝の決断に意志のエネルギーを消耗しないようにしているんですね。
同じように休日の服装も、基本的には白シャツに黒のパンツと決めています。
ですから、気に入ったシャツと黒のパンツは同じものを複数持っているんです。
そういった工夫をして、少しでも「決断疲れ」をしないようにしています。
実際に、世界を代表する起業家たちは、洋服選びをするという「決断疲れ」を避けています。
そのために毎日同じ服を着て1日の中の決断を減らしているんですね。
代わりに、ファッションに対する評価は手放すデメリットもあるでしょう。
その分の意志エネルギーや決断にかける時間をビジネスに注いできたわけです。
そうして無駄な「決断疲れ」を減らし、脳に意志エネルギーをとっておき、ビジネスの決断に意志エネルギーを投資してきました。
その結果として、ビジネスで大きな成果をあげているのです。
私たちも工夫して、できるだけ「決断疲れ」を遅らせる(起こさない)ようにしていきましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、会社の月末業務に取り組みました。
今月は会社やお客さまがテレワークだったこともあって外出が激減。
交通費の精算をしたところ、従来の4分の1ほどしか移動していなかったんですよね。
テレワークや外出自粛の影響を数字で実感しました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。