先のばしを減らしたい人はいますか?
私は、セミナー後から先のばしが減っていることを実感した1週間だったので、対策を記事にしました。
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「先のばしを減らしたい」という課題への対処
先のばしを減らしたい。
これは私の長年のテーマです。
心理的なテクニックや習慣化の10年前にくらべるとだいぶ改善してきてはいるのですが、まだまだ完治できません。(^_^;)
ただ、ここ数ヶ月でかなり改善してきた感があります。
大きな決定打は、先週のビリーフチェンジの3日間セミナーのワークでした。
おかげで今週1週間はだいぶ気が楽になっているのですよね。
そこで、どのようなプロセスを経て、私の先のばしが改善したのか、順を追って書いてみます。
私と同じように先のばしに悩んでいる方の参考になればうれしいです。
先のばしには2種類あることを理解する
まず、先のばしには2種類あることに気づきました。
これは、プロコーチ同士の練習会で私がクライアントとして扱ったときに、コーチからの質問によって気づいたことです。
それは、
(1)自分ひとりに対する先のばし
(2)自分以外の相手が存在する先のばし
という2種類です。
この2つに分類できたことで、私の先のばし問題は1つ前進しました、
ということで、まずは、
(1)自分ひとりに対する先のばし
です。
こちらに関しては、ブログがわかりやすいので実例を交えて書きますね。
自分ひとりに関する先のばしのブロックは、
・完ぺきにやりたいという完ぺき主義思考
・「面倒くさい」という感情
という2つのハードルがありました。
8年前にブログに挫折したときは、完ぺきに書こうとするあまり、故事脱字は許せませんでしたし、「てにをは」にもこだわり、構成も考えていました(つもりでした)。
ですから、1記事を書くのに異常に時間がかかっていたのですね。
おそらく、2,000文字くらいの記事で、3時間くらいかかっていたと記憶しています。
1記事に3時間。
専業ブロガーでもないのに、これでは続くはずがありません。(笑)
しかし、心理的なテクニックを活用していくことで、
・自分ができることで最善を尽くせばいうじゃないか、という最善主義思考
・出版を目指すためにも、1日に1記事を書いてトレーニングするという習慣を自分に課して「やるかやらないか」という感情を手放したこと
という思考と感情に慣れていくことにしたのですね。
最初は心理的な抵抗があったものの、その違和感を乗り越えていきました。
そうして、今このブログを書いています。
この理屈で、何かあっても自分だけ恥ずかしい思いをすれば大丈夫という「ひとり完結型」の先のばしは、かなり改善したのです。
先のばしを生み出している自分の思い込みに気づく
次に、私が長いあいだ困っていたのは、
(2)自分以外の相手が存在する先のばし
でした。
これには、私のビリーフ(思い込み)が原因になっていたことがわかったのです。
その思い込みとは、
・人に迷惑をかけてはいけない
・自分がやられて嫌なことは、ほかの人にもやってはいけない
・相手に嫌な思いをさせてはいけない
といったものです。
これは、相手のことを配慮できるという良い面もあるので、一概に悪いビリーフとは言い切れません。
ただ、このビリーフが発動することによって、私の行動が先のばしになり、私が苦しんだり、周囲に迷惑をかけることがあると、やはり1度は扱っておいたほうがいいビリーフということとなります。
しかも、私は先のばしにしてしまうのは、
・相手による
ということがわかりました。
先のばししない人にはそれほど先のばしにしないのですが、先のばしにする人はいつも先のばしにしてしまうのです。
その原因は、
・相手に自分の意見を否定されたことがある
という経験でした。
たった1度でも、相手に嫌な顔をされたら、そのイメージが私の脳裏に焼きついて、行動にブレーキをかけるわけです。
ここが大きな原因でした。
思い込みにあえて反論して、効果的な言葉を考える
そこで、ビリーフチェンジのセミナーでは、先のばしに対して、言語によるビリーフチェンジのワークをやってみました。
大まかな流れとして大きかったのは、
・自分のビリーフに反論してみる
ということでした。
ワークシートに出てきたのは、
・ほかの人に迷惑をかけずに生きられる人なんていないよね?
・頼りにされたり、お願いされたりすることがうれしい人はいる。それに、自分が頼られてうれしかったケースもあるよね?
・100%相手を嫌な気持にさせない人なんて存在しないし、それを守っていたら自分がやりたいことなんて到底実現できないよね?
といった言葉でした。
そうして、そのあとに考えた効果的な考え方として出てきた言葉の中に、
・先のばしをせずに、相手に早くボールを渡したほうが、相手の持ち時間が増えて、相手のためになる
というものがありました。
これは、私にとってストンと落ちてくる考え方だったのですね。
自分がボールを持っていて相手にパスをしないのは、ベクトルが自分に向かっているだけ。
要は、一見相手のことを気づかっているように見えて、「保身」をしているのですね。
それを相手にベクトルを向けることで、
・相手のためにボールを早く渡し、判断する時間を相手に与えられる
という形で相手目線のメリットに定義を書き換えられたからです。
今週1週間は、この思考法で会社の仕事をやってみたところ、ぎこちなさは残るものの、先のばしが減ったのですね。
今はまだ慣れていない面もあるし、意識に定着していないので違和感はあります。
ただ、くり返しトレーニングをしていくことで、改善に向かっていく確信のようなものがあるのですね。
まとめ
さて、まとめると、もしもあなたが先のばしに苦しんでいる場合は、
(1)先のばしが発生しているビリーフを書き出す
(2)そのビリーフにあえて反論してみる
(3)どのように考えたらそのビリーフを手放せるか、もしくはゆるめられる言葉を考えてみる
という3ステップを書き出してみることをおすすめしたいのです。
ぜひ、試してみましょう。
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■編集後記
昨日は、「良習慣のつくり方」セミナーを開催。
ご受講者さんが最初に目標にしていた当初のターゲット習慣から、ワークを通してターゲット習慣が変化する事例があり、興味深いものでした。
意識面かつ表面上の習慣化目標の裏側には、じつは別の習慣化目標が眠っている。
習慣化あるあるなんですよね。(笑)
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