「木を見て森を見ず」という言葉は、ふり返りと計画の習慣にも当てはまります。
1日単位にとらわれず、1週間という観点でも考えてみましょう。
自分で立ち止まらなければ、ほかの人に流される
私たちが、「人生をより良くしていこう」と思う場合。
「これは欠かせないな」と思う習慣があります。
それは、
・ふり返りと計画の習慣
です。
自分の過去のすごし方をふり返る。
そして、ふり返りをもとに、自分の未来を計画する。
シンプルです。
でも、この取り組みをやるのか、やらないのか。
それによって人生が変わってくるのは間違いありません。
なぜか。
もしもあなたが、
・過去は何もふり返らない
・未来を何も計画しない
と生きていたらどうでしょうか?
それだと、人生の時間がただ流れていくだけなんですよね。
以前の私がそうだったのでよくわかります、、、
生きることをサボっているわけではありません。
自分なりに一生懸命がんばっているのです。
・今日だけは
・今だけでは
・この瞬間だけは
という風に。
ただ、それだと、
・改善が起きない
のですね。
ふり返りをしないと「ああ、このすごし方だとだめだな。改善しないと」という気づきが起きないからです。
何より、自分で立ち止まらなければ、ほかの人に流されます。
川の流れをせきとめなければ、水が流れていくように。
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関心がないところに改善は起きない
私自身、「ふり返りと計画の習慣」に取り組むようになって変化したことは多いです。
わかりやすいのは時間の使い方ですね。
完璧な時間の使い方はありませんので、ふり返ることで常に改善を求められます。
それをくり返すことで、意識的にも、行動としても「時間の使い方をもっと改善していこう」という感情が呼び起こされるわけです。
「意識するだけでは無駄」という言葉もあります。
ただ、意識というエネルギーを注がなければ、改善が起きないのも事実ですよね。
私たちは、自分に関心がないことは知識すらありませんので。
その意味では、ふり返りと計画をやらないということは、
・自分の人生に関心がない
ということにもなりかねないわけです。
こわいことだと思いませんか?
ですから、毎日小さくてもいいのでふり返り、毎日計画していきたいものです。
ただ、1日単位だと難しく感じるかもしれません。
1日単位というのはわりに頻繁なので。
偉そうに書いている私も、以前はふり返りと計画は継続できませんでした……
すぐに効果が出る習慣ではないので。
それよりも読書したほうが達成感があります。
前進している感じもする。
でも、ふり返りと計画は地味すぎて……(笑)
「毎日ふり返りをするぞ!」と思ってもだめ。
日記帳もだめでした。
ですから、毎日のふり返りと計画はいったん手放すことにしました。
では、どれくらいの間隔からはじめればいいのか。
私のおすすめは、
・1週間単位でのふり返りと計画
です。
私が企画・運営する「良習慣塾」では
・ウィークリーレビュー
・ウィークリープランニング
と呼んでいて、マストの習慣にしています。
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1週間単位での計画をおすすめする3つの理由
先日のセミナーでも、テーマはここ。
「至高の1週間のつくり方」です。
では、なぜふり返りと計画は1日単位より1週間単位がいいのか。
とくに「計画」のほうですね。
理由は3つあります。
1:難易度
まず、難易度が違っていて、
・1日単位の計画 < 1週間単位の計画
です。
なぜか。
1日は24時間しかありません。
ですから、様々な活動を入れ込もうとするとパンクしてしまうのです。
たとえば、運動。
毎日できれば理想的です。
ただ、それは難易度が高い。
ですから、
・1週間に3回はジムで運動する
という目標を設定することができます。
1日単位だと運動が入り切らなくても、1週間単位なら入るのです。
2:価値観
次に、1週間単位で考えることによって、価値観を考えやすくなります。
この違いは、
・プラン < プランニング
となります。
私の中では、
・プラン=紙やスケジュールに書き出された計画
です。
これはわかりやすいですね。
プランができあがらなければ、計画したことにはなりませんので。
ただ、さらに重要なのは「プランニング」なのです。
なぜなら、プランをつくるために、
・プランニング
をするから。
どういうことかというと、プランを書き出すためには、
・「私は次の1週間で何を大切にするのか?」を考える必要がある
ということ。
プランを考えるときに、自分の価値観にフォーカスする必要があるのです。
ほかにも様々な活動がある中で、なぜ、あなたはその活動を大事だと思うのか。
なぜ、時間をやりくりしてでも、あなたはその活動に取り組みたいと思うのか。
このプロセスに、あなたの価値観が反映されます。
イメージは、
・プラン=静止画
・プランニング=動画
です。
動いているからこそ、価値観が浮かび上がるのです。
3:戦略性
最後は、戦略性です。
1日単位だと、とれる戦略が限られます。
でも1週間単位だと俯瞰できるのですね。
その意味で、私は
・横型の段取り < たて型のプランニング
と呼んでいます。
うまくいかない場合は、
・段取り
で1週間を考えます。
これも悪くはありません。
でも、段取りをしている時点で、
・締め切り
・誰かとの約束
に向かって月曜日をスタートすることとなります。
達成感はありますが、完了したとしても誰かとの約束が完了するだけです。
それよりも、うまくいく場合は、
・1週間の上に重要な活動を設定してから、下に取り組む時間を配分する
のです。
上から下に、縦にプランニングをすれば、1週間の中に先に「大きな石」が入ります。
そうすれば、全体のバランスを考えやすくなるのです。
ふり返りと計画の習慣を持つ人は「自分の人生に関心がある」証拠
さて、あなたの1週間を俯瞰してみると、どうなるでしょうか。
こうして考えると、1週間単位でふり返りと計画をするのは、あなたの人生の縮図でもあるように思えるかもしれませんね。
ぜひ、1週間単位での「ふり返りと計画の習慣」に取り組んでみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝4時起きでタスクに集中。
朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
夜は「良習慣塾」のセミナー準備でした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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