気づきの習慣

人間関係の変化が「お前にできるわけがない」を「自分にもできた」に変える

投稿日:2020/02/12


以前の自分だったら「とてもできない」と思うようなことが、いつしか「できる」ようになる。

これはスキルアップや成長ということのほかに、「人間関係の変化」という環境の影響が大きいものです。




 

夢や目標の実現と環境の影響について

「学生時代の友情より、今の人間関係のほうが重要。そう考えているので、同窓会には参加しないことにしています」

ある著名な経営者の方が、こういったニュアンスの言葉を本に書かれていました。

10年以上前に読んだ本です。

最初に読んだときは「けっこうシビアだな」と感じました。

確かに、その方は上場企業の社長で、ご家族もいて、登山などの趣味も満喫している。

「いったいいつ寝ているんだろう」と思うような活躍ぶりの方でした。

それでも、冒頭のドライな言葉(に聞こえる)は、素直には受け入れがたい感じがあったんですよね。

私自身が、人間関係を重視するタイプだからということもあるかもしれません。

ただ、今の私は、考え方に変化が出ています。

冒頭の経営者の方の言葉が、少し理解できるようになった感覚があるんです。

なぜ、私の考えが変わってきたのか。

それは、私自身の学びや経験の中で

・私たちは周囲にいる人たちに、大きく影響されることがわかってきたから

です。

夢や目標が実現するかどうか。

それは環境に大きく左右されるということです。

ですから、本当に実現したい夢や目標が見つかったら、現在の人間関係を変えてでも次のステージを目指してみる。

そういう選択肢があっていいと思うようになったんですね。

 


 

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人間関係の変化が「できるわけない」を「できた」に変えた

事実、私は、30代後半から40代にかけて人間関係が変わりました。

同じ会社の中での人間関係から、社外の人たちとの交流が増えたんです。

完全に意図したわけではありませんが、自己成長のために学ぶようになりましたし、結果として学びに行く場所が変わりました。

その流れで、人間関係も変わったのです。

人間関係が変わったことで、結果として私自身を取り巻く環境も変わったのは間違いありません。

その環境では、その人がやろうとしていることに反対する人が少ない環境でした。

たとえば、私が複業をやろうと思ったときも、セミナー講師をやりたいと思ったときも、ビジネス書の著者になろうと思ったときも、トライアスロンをやろうと思ったときも反対をされました。

それは親しい人たちからの言葉で、

「会社員をやりながらほかの仕事もやるなんて、雇われている社員としてNGなのでは?」

「人前で話すのが苦手なのに、セミナー講師をやるなんて難しいでしょう」

「あなたのブログは何を目指して書いているのかわからない」

「トライアスロンはお金がかかるから会社員には難しいものだし、そもそもカナヅチなのに、、、」

といったニュアンスの言葉の数々でした。

確かに、その人たちが言うことは当たっていました。

当時の事実だったので。

でも、簡単にあきらめることはしたくありません。

粘りながら少しずつ取り組んでいく日々が続きます。

すると数年後、現実は変わっていきました。

今の私は、複業に取り組んでなんとかうまくやっています。

むしろ、私のスタイルに共鳴してくださり、「複業」という言葉を日常的に使ったり、活動をあらわす言葉として肩書にしてくれる人たちまで出てきました。

セミナー講師なんてとても無理と思われつつも、セミナーに来てくださる方がいます。

その経験が、突然やってきた20人以上の読書会のファシリテーターの役割を果たすときに、とても役立ちました。

意味がわからないと言われたこのブログ。

運とご縁とタイミングで商業出版につながりました。

トライアスロンは、華々しい友人たちのデビューからは5年も遅れました。

でも、なんとかオリンピックディスタンスを完走することができました。

なぜ、これらを実現することができたのか。

この大きな理由こそが、「人間関係の変化」だったと考えています。

 


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自分が目指すステージにいる人とのつき合いを増やす

毎年、「習慣化の学校」募集のプロジェクトがあります。

私もスポットで説明会に参加させていただくことがあります。

説明会の場では、「習慣化の学校」のプログラム内容や価格を聞いて、「やるぞ!」という熱い想いを抱える方たちを目にします。

「あの人は、きっと入学するだろうな」と思う感じなんです。

しかし、蓋を開けてみると入学されていないことがあるんですね。

理由を聞くと、家族や友人たちの反対にあったからだということなんです。

確かにこの感覚、私自身も非常によくわかるんです。

私自身が反対されたことがありますし、私自身が反対したことが(何年も前ですが)あったからです。

でも当然ですよね。

なぜなら、

・本人が意見を求めている相手が、真剣に考えている当事者ではないから

です。

たとえば、あなたが3日間で30万円のセミナーを受講するかどうか迷ったとしましょう。

そのときに家族に相談したとしても、多くのは人は反対に合うかもしれません。

でも、それは相談した相手(家族)が、そのセミナーを受講した人ではないから当然なんです。

反対に言えば、受講を修了した人に意見を求めていただければ、まず間違いなくもっと生産的な対話になるはずですよね。

これは先ほどの私に訪れた事例の複業、セミナー講師、ブログやビジネス書作家、トライアスリート、すべて同じです。

反対意見は、すべて「やっていない人たち」からの反対意見だったんですよね。

長い間、ここを見落としていたように思います。

以前の私は、会社の上司や先輩たちと文字通り毎晩のように飲み会だったときがあります。

飲んでいるときは楽しく、昼間のプレッシャーから開放されました。

2次会や3次会まで行って、タクシーを使って帰宅したことも多かったんです。

でも、その開放感は一時しのぎ。

結局、課題が根本から解決しているわけではないないんですよね。

そんな現状を変えたくて、複業、セミナー講師、ブログやビジネス書作家、トライアスリートなどに挑戦しました。

そこで、活動の場を広げていったんです。

すると、人間関係がどんどん変わっていきました。

たとえば、

・会社をやめてフリーランスとしてかっこよく生きている人

・オリジナリティーのあるセミナーを開催している人

・著名ブロガーの人

・1年に何冊もビジネス書を出している会社員の人

・泳げなかった人がトライアスロンのロングを完走してアイアンマンになった人

など、そういった人たちと知り合える機会に恵まれました。

すると、やはり私を取り巻く現実も変わっていったんですね。

そこで出会った師匠たちや友人たちが、私を次元の違うステージに引き上げてくれました。

そんな風にして、少しずつ見える世界が変わってきたという感じがしています。

たとえば以前のように、無理やり私を2次会や3次会に誘う人はいません。

そのような人たちとのおつき合いは激減しています。

それよりも、相手の立場に配慮できる関係性が育ってきていると感じています。

そんな風に、私の人間関係に対する認識は変化してきました。

ですから、冒頭の経営者の方の

「学生時代の友情より、今の人間関係のほうが重要。そう考えているので、同窓会には参加しないことにしています」

という言葉に対して、以前よりも理解が進んだということなんですね。

さて、あなたはどうでしょうか。

誰とおつき合いしたいでしょうか。

もしくは、誰とおつき合いしないようにするのでしょうか。

あなたがつき合う人間関係の重要性について、普段どれくらい考えているでしょうか?

そこで選択した答えが、未来のあなたの取り巻く状況を変えていくかもしれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、日中に10キロのランニング。

体が軽かったので試しにスピードを意識してみたところ、自己最速が出ました。

月間距離も60キロを超えてきて、いい感じです。(^^)


 


 

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