ブログをスタートしたばかりの頃は、当然ですがブログを書くことに慣れていないものです。
読者目線やアクセス数を高めることは、もちろん意識したいところではありますが、エネルギーを分散することにもつながります。
スタートした時点こそ、もっと自分視点で書いてみても良いのではないでしょうか。
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ブログをスタートした友人が抱えた課題
先日、友人がブログをはじめました。
今年は大量のインプットをおこなったため、それらの知識を整理したり、自分の言葉でアウトプットするトレーニングをブログでやっていきたいということでした。
すばらしいですね。
インプットをたくさんすることによって、コンテンツの受け手から発信者(アウトプット)に転じるというプロセスは、学びを最大化するという意味でもおすすめです。
また、アウトプットするためには、まずは大量のインプットが基本です。
「大量にインプットしよう!(そうしないとネタがなくなる)」と意識することが大事なのです。
そのようにして大量にインプットすることによって、「これは伝えたいな」ということが出てくるものです。
そのようにブログをスタートした友人でしたが、書きはじめて数日たった頃に「ブログが書けなくなりました・・・」という発言がありました。(^_^;)
理由をきくと、「ブログに読者登録がついたことが原因」だということだったのです。
「誰も見てないから」という感じで気軽にブログを書いている時期は良かったのですが、自分が知らない人に記事を欠かさず読まれるのかと思うと、それがプレッシャーとなり、筆が進まなくなったようなのですね。
これは、私も共感します。
師匠や有名ブロガーさんのかたがたにリンクをはっていただいたときは、アクセスが増えます。
もちろん、それは嬉しいことなのですが、「せっかくアクセスが増えているのだから、普段以上に良い記事を書かないと!」と、肩に力がはいります。
そうして、普段のように書くことができなくなり、スランプを感じる。
そのようなループが繰り返し起こっています・・・(^_^;)
感情が動いた瞬間を起点にする
さて、ブログを続けていれば、好むと好まざるとにしろ、読者目線やアクセスを考える時期はやってきます。
ただ、スタートして間もなく、自分で好きなように書くことにも慣れないうちに、読者のことを意識するのはハードルが高いでしょう。
私が、そのハードルをクリアするために必要なのはマインド面の視点変更で、大きく2つのポイントがありました。
ふり返って考えてみると、ブログを書くときに、
・今の私にあって
・昔の私にないもの
があります。
それを理解するまで、そして理解してからも心理的なハードルをこえるまで、けっこう時間がかかりました。
それは、ブログを書く場合には、
1:伝えたいことは自分の感情からスタートすること
2:伝えたいことに「正解・不正解はない」ということを理解する
という2点です。
そもそも、なぜブロガーの人たちは「ブログに書こう!」と思うのでしょうか?
もしかして、お笑い芸人さんのように、ブロガーのまわりだけ面白いことが起こっているのでしょうか?
私は、違うと思っています。
シンプルにいえば、、、
ブログを書く人の「感情が動いた」
からです。
その人が、
・驚いたこと
・意外に感じたできごと
・日頃から考えていた疑問が氷解したきっかけ
といったように、何らかのできごとがあって、感情が揺れ動いた瞬間。
結果、「このことを誰かに伝えたい!」という気持がわきあがってくる。
それをキャッチできるからこそ、ブログを書けるのですね。
逆にいえば、「今日、いつもと同じ日常を過ごしました」といった平凡なできごとしかなければ、ブログは書けません(書いても、おもしろみのない記事になります・・・)。
また、日常生活のやるべきことに忙殺されていると、ネタは浮かびません(最近、痛感しています・汗)。
そのためにも、ちょっとしたことを気にしてメモしたり、自分の感情を見つめたり、自分が興味関心のある分野にアンテナをはっておく、ということが必要になってきます。
それが、ブログを書く人は感受性を高めておくことが必要だと考える理由です。
あなたの感情に正解・不正解はない
もう1点です。
ブログを書きはじめたときは、
・こんな偉そうなことを書いたら、誰かにつっこまれるんじゃないか?
・こんな低レベルな考えしかないのか?
・もっと読者のかたに刺さるコンテンツにしたい
といったことをよく考えていました(今ももちろん考えています)。
しかし、楽になったのは、「自分が伝えたい!」と思ったことに正解や不正化の区別がないのだ、ということがわかったからです。
自分の感情が動いてこそ、誰かに伝えたいと思うし、伝わるのです。
あなたの感情が動いたことなのですから、そこに正解も不正解もないわけですね。
「正しいことを書かなければいけない」というのはビリーフでしょう。
(受験生の息子を見ていて思うのですが、これは本当に「正解を探す教育」に遠因があるように思います。ある程度はしかたないことのでしょうが・・・)
存在しない正解をみつけようとしても見つかりません。
あなたが伝えたいと思ったことは、感情からスタートしていれば何でも良いのです。
ですから、あなたが、「これ、誰かに伝えたい!」「あの人の役に立つのでは?」と感じたことを、素直にブログに書いてみましょう。
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■編集後記
昨日は、友人コーチと相互セッション。
2016年のふり返りをして、あらためて2017年のゴールについて話をしました。
来年は、今年よりも意識的に時間をつくっていけるように計画を練っています。
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