「読んだ本の内容を覚えておらず、まったくインプットできていない」という悩み、あなたにはありますでしょうか?
それを解決して、本の内容を血肉にする方法を記事にしました。
「読んだ本の内容を覚えられない」という悩み
「読んだ本の内容が覚えられません・・・」
「せっかく読んだのに、本の内容を忘れてしまうんです・・・」
「本を読んでも自分に定着している気がしません・・・」
そういった悩みをよく耳にしています。
実際、私も同じ悩みに直面しました。
以前、友人からおすすめ本の話をしているときにある本の感想を語り合うことになりました。
そのあと、友人から「どんなところがおもしろかった?」と尋ねられます。
すると私は「えーと・・・・・・(汗)」という感じで、思い出せませんでした。
本の印象がゼロということではないんです。
「おもしろかった」「いい本だった」というざっくりな印象は残っているんです。
でも、ただそれだけなんですね。
ただ、これでは「その本がおもしろかったかどうか」という判断ができるようになっただけです。
せっかく読書に時間とお金を投資したのに、何の血肉にもなっていない。
そんな自分の能力にため息がでました。
「なんて記憶力が悪いんだろう・・・」と。
いくら多読をしていたとしても、これでは何の意味もありませんよね。
では、読んだ本の内容を覚えるためには、どうすればいいのでしょうか?
私の結論は、
「何度も反復して読むべし」
というシンプルかつストレートな回答です。
つまり、1日に一定の時間をとり、同じ本を何度もくり返し読むだけ。
そうすれば本の内容は確実にあなたの記憶に残ります。
反復する読書といっても、それは反復するに値する骨太の名著がおすすめです。
専門分野の知識や自分の業界のトレンドを調査するために多読する読書とは読書の目的が異なるからです(当然、この読書も必要です)。
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アンソニー・ロビンズ氏の「反復する読書」エピソード
「反復する読書」というテーマで私が思い出すのは、世界ナンバーワンのコーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏。
彼のクライアントは、
・ビル・クリントン氏やロナルド・レーガン氏などの元アメリカ大統領
・セリーナ・ウイリアムズさんやアンドレ・アガシ氏などの一流のテニスプレーヤー
・ネルソン・マンデラ氏、マザー・テレサさん、ダイアナ妃などの著名人
・アンソニー・ホプキンスなどのハリウッド俳優
など、そうそうたる面々です。
また、アンソニー・ロビンズ氏のセミナーには、これもまた有名ミュージシャンのレディ・ガガさんも参加していたと言われています。
さて、そのアンソニー・ロビンズ氏が師匠としていたのが実業家のジム・ローン氏。
その2人によるやりとりで「反復する読書」に関する印象的なエピソードがあるのでご紹介しますね。
ある日、ジム・ローン氏が、若き日のアンソニー・ロビンズ氏に対して「君に読んでほしい本がある」と言って差し出した本がありました。
当時は、アンソニー・ロビンズ氏も成功していなかった時代。
そのときに渡した本が何だったのかと言えば、ナポレオン・ヒル氏の著書『思考は現実化する』だったそうです(これもまた有名ですね)。
アンソニー・ロビンズ氏はジム・ローン氏に対して「その本はもう読みました」と答えました。
するとジム・ローン氏は「君は何回この本を読んだんだね?」とたずねました。
アンソニー・ロビンズ氏は「1回です」と答えます。
それに対してジム・ローン氏はこう返したそうです。
「私はこの本を何十回も読んでいる。そして私はいま億万長者だ。君はこの本を1回しか読んでいない。君は貧乏だ。何か気がつかないかね?」と。
つまり、同じ本であっても1回だけ読むのと、何回も反復して読むのとでは、成果が大きく変わってくるということ。
ジム・ローン氏は、それを伝えたかったのだと言われているんですね。
その後、アンソニー・ロビンズ氏はジム・ローン氏からもらった『思考は現実化する』を反復して読み返したそうです。
結果、アンソニー・ロビンズ氏はコーチとしてジム・ローン氏の元から独立。
1年以内にジム・ローン氏を超えるほどのクライアントを獲得するようになったということなんです。
現在では、先にあげたようなVIPのパーソナルコーチとして世界で5000万人の人生を影響を変えてきたと言われています。
この話は、名著を反復することの重要性を感じるエピソードではないでしょうか。
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「反復する読書」で本の内容を血肉化する
「反復する読書」から学べることは、「くり返すことが上達する秘けつ」だということです。
これは今さら私が言うまでもなく、誰でも知っていることかもしれません。
では、一体どれだけの人が『思考を現実化する』をくり返して読んでいるでしょうか?
おそらく、ほとんどの人は1回しか読んでいないのではないでしょうか。
そして、以前の私のように名著を読み終えたら、次の名著を読むことに意識を持っていかれてしまっているかもしれません。
でも、よく考えてみれば、名著と言われるような内容の濃い本を、一度読んだだけで理解することなどできません(少なくとも私には無理です)。
くり返しは単調ですし、継続することも難しいもの。
なぜなら、人は「これ知ってる」と思ってしまうと、手を抜いてしまうからです。
そうして、新しい情報を探します。
「もっと新しい学びはないのか?」という風に。
この状態は、まるで魔法を探しているかのようです。
そしてまた「これ知ってる」という状態になるんですね。
これは、以前の私の「意味のない多読」状態です。。。
それを防ぐための方法が、「反復する読書」です。
思い返すと、私自身にも反復で上達した事例があります。
それは大学受験の英語です。
それまでの私は「問題集を何冊終わらせたか?」という指標が大事になっていました。
しかし、何冊やってもテストの点数はあがらなかったんですね。
そこでアプローチを変えて、良問が詰まっている英語の問題をくり返し解くというスタイルに変えました。
「反復する読書」ですね。
こうすると1回目はわからなかったことも、2回目にはわかるようになっています。
2回目にもできなかったことも、3回目にできるようになってきました。
すると、英語の成績があがってきたんですね。
反復することで英語という学問に対する理解が深まったからだと思っています。
しかも反復することで問題を解くスピードも速くなりましたので、試験に余裕が出できたこともスコアアップの理由でしょう。
名著を「反復する読書」もこれと同じです。
私もいま『思考は現実化する』を3回目の再読をしています。
1日15分の時間をとって、味わいながら少しずつ読み進めています。
これがいいんですね。
実際に、コーチングセッションでの対話やオンラインでのフォローのとき、私から出てくる言葉が変わってきています。
このブログやメルマガにもじわじわと影響しているかもしれません。
そうして「反復する読書」を習慣にしていくうちに、本の内容が自分の血肉になります。
名著に刻まれた内容を何度も反復しているうちに、その本のフレーズが自分の思考に刷り込まれていくような感覚です。
「反復する読書」が、本の内容を自分の体の1部にしてくれるわけです。
このようなくり返しこそ、私たちの人生を変える学びになります。
結局のところ、反復に勝る学びはないのだと思うのです。
ぜひあなたも「これ!」という名著を見つけて、「反復する読書」をしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、日中に自宅に引きこもり。
ただ、運動のルーティンもあったので午後に外出。
娘と2人で散歩を兼ねた買い物に行きました。
気分転換の外出もしないと、息が詰まってしまいますよね。。。(^_^;)
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