人生の貴重な時間。
どうせなら、有意義に使いたいですよね。
本記事でご紹介する方法を活用していただき、無意味な時間を減らして、有意義な時間を増やしましょう。
97パーセントの無意識と3パーセントの意識
「人は、1日のうち97パーセントは無意識で行動している」
そう言われています。
たしかに、毎時・毎分・毎秒をずっと記憶しながらすごそうとしたら、つかれちゃって大変ですよね。（笑）
私たちの本能は、うまく省エネで生きるようになっている。
だからこそ、無意識で行動しても、日常生活を送れるようになっているわけです。
ただ、そう考えると疑問が浮かびます。
私たちは頭の中で考えて、より良い変化を起こそうとする。
それだけだと残り3パーセントにしか影響を与えることができないということです。
たとえば、タイムマネジメントの本を読む。
感動する手法が書いてあり、自分に取り入れようとする。
意識的に。
それでも、無意識で行動している97パーセントは残っているわけです。
意識して3パーセントを変える。
無意識の97パーセントは変わらない。
それだと、ガラッと変化することはできないわけです。
9割以上が変化しないわけですから。
時間の使い方を改善するためには、無意識の97パーセントを明らかにする。
そうしないと効果は限定的。
結果「がんばったのに、変化しなかった……。」となるわけです。
私自身、この「無意識97パーセント」の話を聞いて「そうか、だから自分はなかなか変われなかったのか……。」ということに気づきました。
では、これを避けるためには、どうすればいいのでしょうか。
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97パーセントをはっきりさせる
答えは、シンプルです。
取り組みたいのは「無意識の97パーセントをはっきりさせる」ことです。
あなたにも「やろうと思っていたことがたくさんあったのに、1日が終わってみたらほとんど何もできていなかった……。」という経験があるのではないでしょうか。
そこにはまる原因は「自分は、何に、どれくらいの時間を投下しているのか知らないから」です。
では、無意識の97パーセントをはっきりさせるためには、何をすればいいのでしょうか。
答えは、
・あなたの時間を「視覚化」すること
です。
要は「時間を記録する」ということですね。
いわゆる「時間簿」をつけるのです。
時間は私たちの大切な資源です。
だからこそ、その使い道を明らかにすることには意義があると思うんです。
お金も、私たちの大切な資源ですよね。
ですから、お金の使い道を家計簿に記録する人は多いのです。
一方、時間はお金より貴重なのに、時間簿をつけている人はほとんどいません。
不思議ですよね。
時間もお金も、記録があれば、事実がわかります。
事実が分かれば、計測できます。
計測できれば、改善できるんです。
一方で、記録が無ければ、改善は困難です。
なぜなら、記録が無いと、頭の中だけでは3パーセント分の改善しかできないからです。
「記録→ふり返り→改善」というサイクルは、記録からスタートしているんですよね。
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「無意味な行動」を「有意義な行動」に入れ替える方法
では、あなたの時間をどんな風に視覚化すればいいのでしょうか。
これは、
・あなたが行動した時間の記録をつける
ということです。
このとき注意したいのは、細かすぎるログをつけようとするのをやめること。
ざっくり1時間単位からスタートすればOKです。
記録する際は、3つの時間にわけるとうまくいきやすいです。
（1）生活時間：食事、睡眠、風呂など
（2）受け身の時間：スマホ、テレビ、ゲームなど
（3）積極的な時間：読書、運動、趣味など
この3つに分類できれば、あなたの時間がだいぶ明らかになってくるはずです。
ここから、手っ取り早く変化を起こしていく方法があります。
それは、
（2）受け身の時間
を減らすことです。
その代わりに、
（3）積極的な時間
を増やすこと。
この入れ替えをするだけで、有意義な時間は自然と増えます。
あなたがご自身の人生をコントロールしている感覚も手に入ります。
私なら、
・ひとりで居酒屋に行って酔っ払う
という受け身の時間の代わりに、
・ブログを書く
に入れ替えると、積極的な時間に変わります。
あるいは、電車の中で
・スマホのゲームをする
という無意味な時間の代わりに、
・本を読む
に入れ替えれば、有意義な時間に変わるんです。
さて、ここからさらに、おすすめの方法があります。
それは、あなたが入れ替える行動に「○○のために」という言葉をつけていただくこと。
それだけで行動の「有意義レベル」がググっと上がるんです。
前述の例なら、
・ブログを書く
だけじゃなくて、
・作家になるためにブログを書く
という言葉にする。
・本を読む
だけじゃなくて、
・Nさんの課題解決のために本を読む
という流れにする。
いかがでしょうか。
ちょっとだけパワーを感じませんか。
「○○のために」行動する。
この「○○」には、未来のあなたが「なりたい自分」や「理想の姿」を入れてみると、感情が高まりますよ。
たとえば、あなたが今この瞬間にブログを読んでいるのも「○○のために」があるはずです。
無意識のうちに。
ここに、意識をつけるのです。
さあ、あなたがこれから取り組む行動に対して、どんな「○○のために」をつけると良さそうでしょうか。
ぜひ、試してみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から朝食づくり。
妻の誕生日だったので、たまには・・・と。
トーストをつくり、ベーコンを焼いて、目玉焼きをつくっただけですが。（笑）
夜はシャンパンとケーキを買って帰宅。
家族3人でお祝いができました。(^^)
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