「どんな目標にするか?」を掲げることは、簡単です。
一方で、目標を自分が「しっくりくる」表現になるまで書き直すのは、それなりに時間がかかります。
自分に納得が行く表現になるまで、目標文は何度も書き直しましょう。
「目標を簡単に変えてはいけない」のか?
多くの人が勘違いしていることがあります。
もちろん、以前の私も勘違いしていました。
その勘違いとは、
「目標を簡単に変えてはいけない」
ということです。
たとえば、早起き。
7時起きから6時起きに変えようと目標を立てたとしますよね。
でも、すぐにはうまくいかない。
だから「いきなり1時間の早起きは無理だったかも……。6時30分にしたほうがいいかもしれない」という考えが頭をよぎります。
そこで、まじめな人はこう思うんです。
「いやいや、1度決めた目標なんだから簡単に変えちゃいけない」と。
すると、どうなるか。
苦しくなりますね。
苦しくなれば、当然やめたくなるのが私たち人間の本能。
そして、本当にやめるときがやってくるわけです。
そうなってしまったら、せっかくの目標を立てたのに、残念ですよね。
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「目標は柔軟に変えてOK」という考え方
一方、活躍する人は目標をどうとらえているか。
それは、
「目標は柔軟に変えてOK」
と考えているんですね。
むしろ「目標は現状に合わせて変えるもの」くらいに捉えているんです。
それは、妥協じゃないです。
「目標を達成するために、手を加えている」という感覚です。
荒々しいものを洗練させるみたいな。
無骨だったものを磨き上げるような。
目標を育てていく感覚なんです。
イメージは、ガーデニングですね。
あなたが、ご自身の庭や鉢植えに「植物の種」を植える。
そのまま放置していたら、ちゃんと成長するかわかりません。
ですから、水をあげたり、肥料を与えたり、雑草を取り除いたりするわけです。
その結果、種は成長するんですね。
私たちの目標も、まさにこのイメージ。
なぜなら、始まりは「植物の種=目標の種」だからです。
目標を設定したときは、ただの素材のようなもの。
ですから、本を読んで刺激したり、ほかの人の刺激をエネルギーにしたり、ふり返りや改善をしてメンテナンスをしながら、目標を育てないといけないわけです。
ここは人間と同じです。
1歳のときのエネルギーと3歳になったときのエネルギーは違うんですね。
生まれたてのときは母乳が必要。
でも、3歳になれば母乳じゃなくて、ご飯が必要になるように。
こんな
「目標を簡単に変えてはいけない」
「目標は柔軟に変えてOK」
という2つの考えがあります。
両者の未来はどんどん変わっていきます。
私たちが目指したいのは、
「目標は柔軟に変えてOK」
です。
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目標に日々手を加える
「年始に立てた目標は、2月の中旬には80パーセントの人が忘れている」という研究結果があります。
もっともシンプルな理由は、
「日々、手を加えていなかった」
ということです。
種を植えたのに、放っておいたので成長しなかったわけです。
では、何をすればいいのか。
答えは、
・目標の文章がしっくりくるまで何度も書き直す
ということです。
たとえば、ブログも同じです。
文章を書きながら、修正します。
言い回しを変えたり、適切な言葉に置き換えたりするんです。
その結果、1つの記事が完成します。
絵画も同じですよね。
描きながら気づく。
そこで、修正する。
それによって絵画が完成に向かっていくわけです。
結論としては、
・何度も修正した方が目標に思い入れが増えて、結果として達成率も向上する
ということなんです。
目標を立てる。
動き出す。
そうすれば、目標とのズレがわかります。
ですから、その都度修正する。
それによって、よりフィットする目標の表現に変えるわけですね。
最近の私の例だと、
・『7つの習慣 ファミリー』を実践する
という目標がありました。
これ、どうでしょうか。
正直、何をすればいいのか具体的な行動がわかりませんよね……。
目標が悪いわけじゃないと思うんですけど。
ですから、書き直すのです。
私の中で
・『7つの習慣 ファミリー』を実践する
というのは、次のようなことです。
具体的には、
・家族会議を開催する
・家族の話をさえぎらずに、5分は聞き役に徹する
・何も思いつかなければ『7つの習慣 ファミリー』を読む
みたいに解像度を上げること。
これが大事だったんですね。
これを1つでも実行すれば、
・『7つの習慣 ファミリー』を実践する
ということになる。
そう定義したわけです。
こうして目標を再定義することで、行動の解像度が上がります。
「これをすればいい」ということが明確になるんです。
すると、棚の上に置いてあっただけの目標が、自分の手でつかめるようにリアリティーを持ってくるわけです。
だから、目標を実現する可能性も高まるということです。
あなたの目標は、何回書き換えられたものでしょうか。
もし、「1回は設定したんですけど、なんだか力が入らないんですよね」という場合は、目標の表現のブラッシュアップが足りないかもしれません。
あなたの能力に課題があるのではなく、目標の表現の磨き方が足りないだけなのかもしれないわけです。
あなたの目標達成率を高めるためにも、ぜひ
・目標の文章がしっくりくるまで何度も書き直す
を試してみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝8時にZoomに。
「良習慣塾」の集中タイムでした。
1時間でブログ2記事を書けました(各1500文字くらい)。
夜は家族で。
録画していた『すずめの戸締まり』を鑑賞。
映画館で観たときとは違うシーンで涙が出ました。(^^)
なぜ、私たちは感動するのか?その答えに気づいた話。 | 【良習慣の力!】ブログ
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