「続ける習慣」、「やめる習慣」のビジネスコミックを読みました。
2冊のコミックを読んで、
・良習慣を続ける
・悪習慣をやめる
ことについて、あらためて考えてみました。
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習慣化の名著がビジネスコミック化
習慣化の師匠・古川武士さんの新刊が好調のようです。
今回は、マンガ版ということで、近年流行のビジネスコミックとなっています。
原著は2冊とも読んでいて、どちらも私のバイブルです。
マンガ版でも、習慣化メソッドの原則がストーリーを軸にうまく按分されており、非常にわかりやすく読めます。
良習慣を呼び込むスペースをつくろう
良習慣は新たに定着させて、続けていくことが重要。
悪習慣は古い価値観やクセを手放して、再発させないことが大切。
良習慣と悪習慣、その2つの「習慣」について感じたのは、順番の大切さです。
自分の人生を、自分ののぞむように好ましく変化させようと思ったら、
(1)まずは悪習慣をやめる
(2)そのあとに良習慣を続ける
という順番で取り組むことがおすすめです。
たとえば、
・早起きしたいと思ったら、まず夜ふかしをやめる
・読書を続けたいと思ったら、まず長時間のテレビをやめる
・ダイエットしようと思ったら、まず間食や過食をやめる
といったイメージです。
悪習慣を手放す前に良習慣を定着させようとしても、難しい場合が多いものです。
なぜなら、「時間」というスペースに悪習慣が入り込んでいるからです。
サッカーでも、優秀なストライカーはシュートのスペースをつくることが上手だし、スルーパスがうまい選手はスペースを見つける視点が優れているのです。
「即効で良習慣定着」よりも「まずは悪習慣追放」が近道
よく言われるように、スペースを空けないと新しい物事はやってきません。
たとえば、本棚が未読の本で埋めつくされていたら、新刊を買っても本棚に入りません。
だから、新しい本を買うことをやめてしまうのです。
良習慣と悪習慣の関係も、それに似ています。
ですから、習慣を定着させようとしたら、
・悪習慣をやめるために、良習慣を身につけて上書きする
のではありません。
普通は、このように考えてしまいがちでしょう。
事実、以前の私は上記のように考えていました。
だから、3日坊主で挫折し続けたのです。。。
何より、「いきなり良習慣定着を目指す」という順番だと、悪習慣の引力が強いです。
ですから、その状態で良習慣を定着させようとすると反発がおこります。
それよりは、
・まず悪習慣を手放すことに集中する→スペースを空ける→そこに良習慣をあてはめる
という順番でいくほうが良いのです。
確かに、いきなり良習慣を上書きするアプローチよりは少し時間はかかるかもしれません。
しかし、集中するポイントを絞ることができます。
また、徐々に段階を踏むので、負荷が軽いです。
結果的に、成功確率があがります。
なかなか良習慣が定着しない方は、いきなり悪習慣を上書きしようとしているのではないでしょうか?
そのため、「自分は悪習慣が多いかも。」と思ったら、「まず悪習慣を手放す」というプロセスに集中してみましょう。
良習慣を身につけるのは、それからでも遅くありません。
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■編集後記
昨日は、夕方に私のコミュニケーション不足によるミスが1件。
合わせて急きょお客さまの立会いチェックが発生。
2件突発が重なると、振りまわされた感覚がありますね。。。(^_^;)
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