モチベーションの習慣

つらい時期を乗り越えるエネルギーを蓄えるために。うまくいっている人の「過去の物語」を追体験する。

投稿日:2019/02/19


新たなアクションを起こすためには、準備として自分の環境を整えることは大事だと思います。

ただ、その準備は、環境のような外側を整えることよりも、心や感情といった内側をケアすることも必要です。

 

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いつも「準備中」と言っている人

今から8年ほど前、自己投資をスタートして数年が経過した頃、複業の道を目指そうと考えはじめていた時期があります。

その頃は、自分なりにビジネス書を多読していましたし、セミナーや勉強会には毎週のように参加していました。

「これだ!」という学びを得たときは、「よし、アウトプットしていこう!これで明日から人生が変わるかも!」という高揚感とともにセミナー会場を出ることもあったものです。

しかし、当然のことながら一瞬で人生が変わることはありませんでした(笑)。

せっかくの時間とお金を学びに投資したのに行動にうつすことをせず、「まだまだ自分は準備期間なんだ」と言い訳をしていました。

そうして、またインプットする自分に戻っていたからです。

要は、いわゆる「インプットメタボ状態」ですね。

いろいろなことを学ぶだけで、ブログで情報発信をしたり、セミナーを開催する、といった行動にうつすことができていなかったのです。

どれだけ知識を集めても、どれだけいい情報を知っても、なぜか新しい1歩を踏み出せない。

そのような状態が長く続くと、行動できない自分を責めるようになっていきました。

これは、あまりいい状態ではないのですよね。

 

自分の内側を整えることを意識する

そのような私自身のことをふり返ってみると、そして、周囲でサポートさせていただいている人たちを見ていて、思うことがあります。

それは、「1歩を踏み出せない」状態というのは、ノウハウコレクターになっていたり、お金をためるといったような準備に時間をかけているということです。

そうして、ずっと「準備中です」というわけです(私自身、今も準備中のことは多いのですが・・・汗)。

コンテンツのつくりこみや自分の商品・サービスを磨くことは大事です。

また、そのために開発や深掘りをすることも欠かせないことでしょう。

特にひとりビジネスの最初のときは、この出口が見えずに本当にしんどいのですよね。(^_^;)

「暗中模索って、こういうことか・・・」と思ったものです。

ただし、このようなとき、本当に準備しておかなくてはいけないのは、知識や環境のような外部要因からのインプットではないのでなないでしょうか。

それよりもむしろ、セルフイメージや自分の心などの内部要因を整えておく必要があるのではないかと思うのです。

自分の「感情」という内部要因がととのっていないのに、「とりあえず動けばいい」と言われても、なかなかできないでしょう。

ジョギングだって体はストレッチをして、心でも「よし、30分走るぞ」というように準備をおこなってから走り出しますよね。

そのように、自分がアクションを起こしていくためには、心も準備運動しておかなければならないのだと思うのです。

反対にいえば、感情のスイッチが「ON」になっていたら、体の準備が多少整っていなくても動き出してしまうものでもあります。

それくらい内側のパワーというのは強いものなのです。

 

うまくいっている人の成長物語(過去)を調べる

それでもどうしても動き出せないときに、おすすめしたい方法があります。

それは、あなたの周囲にいるうまくいっている人(師匠など)の成長物語を集めるのです。

本やブログなどで、それらの人たちの軌跡をたどり、

・どのようにして、最初の1歩を踏み出したのか?

・スタートした頃に、どんなことにつまづいて苦しんだのか?

・つらい時期は何を考えて、どんな風に乗り越えたのか?

ということを調べてみましょう。

実際に話せる距離なら、思い切ってたずねてみるのも手ですし、有料サービスで相談にのっていただけるのなら、投資してみるのも手です。

ポイントは、その人が成果を出している「現在」ではなく、成果がいまいち出ていなかった「過去」に何をしていたのか、ということを調べるのです。

すると、

・ああ、こんなに制限がある中で少しずつやっていたんだな

・いざとなったら「えいやっ!」で道を切り開いてきてたんだ

・今の自分にも応用できる工夫があるな

・最初からうまくいっているわけではなく、考えながら試行錯誤を続けているんだな

ということがわかるはずです。

まだ成果が今ほどではなかったステージでがんばっていた師匠たちの物語を知ると、自分の課題の小ささが実感できます。

きっと、「こんなことで悩んでちゃだめだ。結局行動が足りてないんだ」というように奮起できると思います。

ここで避けたほうがいいポイントは、うまくいっている人たちを調べるときに、

・どれくらいのお金を投資していたのか?

・時間をどれくらい使えていたのか?

・家族や子どもがいなかったからではないか?

といったように、「環境とは比べない」ということです。

そこを比較してしまうとあなたと異なるはずですし、そこを比べても意味はありません。

それよりも、あくまでもその人の「物語」に流れるその人の内側を知る(感じる)こと。

そうして、憧れの人や目指す人から、自分の行動に転化するために、自分の内側にエネルギーを「補給」させてもらうことを意識しましょう。

そのようなエネルギーを内側にたくさん得られる人は、成果をあげやすくなるのではないかと思っています。

 

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■編集後記

昨日は、会社の同僚と食事会。

PCセッティングや仕事での窮地を救ってくれた感謝として。

また、会社の今後の体制などを話しました。(^_^)

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