読書の習慣

3ステップで「座右の書」を選ぶ方法

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あなたは「座右の書」を持っているでしょうか。

もし「座右の書」を持っていないのなら、選ぶことをおすすめいたします。

「座右の書」を選ぶ方法を記事にしてみました。




 

「座右の書」を選ぶのは難しいか

「座右の書」を持つことをおすすめしています。

そのため、私が主催している「良習慣塾」でも「早起き完全マスタープログラム」でも、「座右の書」への取り組みを入れています。

「座右の書」というくらいですから、いつも手元に置いておきたい本ですね。

困ったとき。

つらいとき。

どうしていいかわからないとき。

「座右の書」を開くと、そこに答えやヒントが載っているわけです。

ですから、何度も「座右の書」にふれます。

1ページ目から通読したり。

パラパラと眺めたり。

「あのフレーズ何だったかな」と気になる部分を拾い読みしたり。

感覚としては「読む読書」よりも「使う読書」。

英単語帳がボロボロになるくらいに学習したように、「座右の書」もボロボロになるまで読み込むイメージです。

「くり返しは達人への道」なので。

「良習慣塾」では「座右の書」プロジェクトと銘打って、メンバーのみなさんに読み込んでいただくようにしています。

今回も、次回のセミナーに合わせて「座右の書」を準備していただくように呼びかけしました。

そのとき、何名かの方から返信があったのです。

その内容をひと言でいうと、

・「座右の書」が無い(選べない)

という課題です。

 


 

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「座右の書」にたどり着くための3つのステップ

・「座右の書」が無い(選べない)

という課題。

たしかに、「座右の書」がある人にとってはイージーかもしれませんが、「座右の書」について考えたことがなければハードですね。

そこで、どのようなアプローチで「座右の書」を選べばいいか考えてみました。

以下の3つのステップで選んでいきましょう。

ステップ1:ジャンルを選ぶ

ステップ2:印象に残っている本ベスト3からベスト5を選ぶ

ステップ3:勝ち抜きバトルをする

 

ステップ1:ジャンルを選ぶ

まずは、ジャンル選びからスタートしてみましょう。

おすすめは以下の3つのジャンルです。

 

(1)名著

1つ目は名著ジャンル。

長年読みつがれているジャンルです。

骨太の本がいいですね。

たとえば、

・『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー)

・『人を動かす』(デール・カーネギー)

・『経営者の条件』(ピーター・ドラッカー)

・『道は開く』(松下幸之助)

・『生き方』(稲盛和夫)

という感じで。

願わくば、

・人生のよりどころになる本

・生き方のモデルが書かれている本

・ロールモデルにしたい著者が書いた本

というイメージです。

 

(2)専門分野

2つ目は専門分野ジャンル。

あなたの専門分野に、王道の本があるはずです。

たとえば、営業なら『私に売れないモノはない!』(ジョー・ジラード)とか。

コーチングなら『ザ・コーチ』(谷口貴彦)ははずせません。

人の心理なら『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ)は必須。

ほかにも、マーケティングや経理などで「その分野を語るなら、こほ本なしには語れない」という本があるはずです。

 

(3)古典

3つ目は古典ジャンルです。

たとえば、

『論語』

『菜根譚』

『武士道』

『聖書』

といったあたりでしょうか。

時代を超えて残っている叡智。

これらをくり返し学べば、人間的な成長があるのは間違いありませんね。

 

ステップ2:印象に残っている本ベスト3からベスト5を選ぶ

あなたが選んだジャンルの中から、ベスト3からベスト5を選びましょう。

ポイントは、あなたがその本に「好き」を感じる本がいいですね。

苦手を感じたり、嫌なものを感じる本を「座右の書」にしたらしんどいので。(笑)

いつもカバンに入れておきたい。

ふとした空き時間に読みたい。

しびれるフレーズを再読したくなる。

そんな感情を味わえる本が理想的ですね。

 

ステップ3:勝ち抜きバトルをする

最後に、ベスト1を決めましょう。

すんなり決まればOK。

選べなければ勝ち抜きバトルがおすすめです。

たとえば「(1)名著」ジャンルから、以下の5つを選んだとします。

・『7つの習慣』(スティーブン・コヴィー)

・『人を動かす』(デール・カーネギー)

・『経営者の条件』(ピーター・ドラッカー)

・『道は開く』(松下幸之助)

・『生き方』(稲盛和夫)

そうしたら『7つの習慣』を持って、ほかの本より読みたいかどうかを比較していくのです。

『7つの習慣』が、ほかの4冊と比較してベストならOK。

もし『7つの習慣』よりも読みたいと感じる本があれば、その本を選んで残りの3冊と比較する。

迷ったら「どちらかしか読めないとしたら?」と自問してみましょう。

そうすれば、勝ち抜きで1冊が決まります。

それが、あなたの「座右の書」です。

もちろん、生涯それを読まなくてはいけないわけではないので、現時点の「座右の書」という位置づけで問題ありません。

 

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「座右の書」との対話があなたを磨く

いろいろと書きましたが、ポイントは1つです。

あなたが、

・この本の内容を自分の脳内にインストールしたい

と思える本を選ぶのが1番です。

今は少し難解に感じる本でも大丈夫。

何度も読んでいるうちに愛着がわきます。

そのプロセスも楽しかったりします。

読書は、頭と心への食事のようなものだと考えています。

ですから、なるべく栄養がたくさんある中身がつまった本を選びたいもの。

かめばかむほど味が出るような本を読み込めば、あなた自身がつき合えばつき合うほど味が出る人柄になるかもしれません。

「7つの習慣」のように、人間について深い洞察が書かれている本を読み込めば、あなた自身がご自身に対して洞察が深くなります。

もちろん、相手に対する洞察も深くなるでしょう。

「座右の書」と向き合い、自問自答することによってあなたの人間性が磨かれていきます。

つまり、

・どんな「座右の書」を持つのかが、どんなあなたになるのかが決まる

ということです。

そのような意味で、これから人生のよりどころになる「座右の書」。

そこからたくさんの栄養をとっていきたいですね。

深い本ほど、何度読んでもそのたびに気づきや発見がありますので。

さて、あなたは、

・「座右の書」を持って人生のよりどころをつくるか?

それとも

・「座右の書」を持たない人生でその場のフィーリングで歩いていくか?

どちらを選びたいでしょうか。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」メンバーとの相互セッション。

習慣化や複業以外のことにも目を向けねば、とあせりを感じました(健全な)。

そのあとは「習慣化オンラインサロン」スタッフの定期ミーティングでした。(^^)


 


 

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・トライアスリート
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・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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