セミナーの習慣

セミナーの資料づくりをどんなスタイルにするか?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

セミナーの資料(スライド)には、様々なスタイルがあります。
自分は、どうするべきなのか。
私が最近考えたことのプロセスや現時点の結論を記事にまとめてみました。




 

セミナーの資料(スライド)形式に悩む理由

セミナーの資料としてスライド。
つくり方について、試行錯誤しています。

なぜ、試行錯誤するのか。
学習は、人によって理解しやすい3つの感覚があるからです。

この3つの感覚は、「優位感覚」と呼ばれます。

要は、人によって、
(1)目から読んで理解することが得意な人(視覚が優位)
(2)耳から聞いて理解することが得意な人(聴覚が優位)
(3)体の感覚で理解することが得意な人(体感覚が優位)
がいるということです。

たとえば、私が文字主体のスライドで100人の方たちに向けてセミナーをしたとします。
受講者に視覚優位の方が多ければ、視認性が高いので「わかりやすかったです!」と言われる確率が高まります。

他方、聴覚優位の人たちだったら「文章は最小限にしてもらって、話をもっと聞きたかったです」と言われてしまう可能性があります。

また、受講者に体感覚優位の方が多ければ、「ワークとかシェアタイムがあると、もっと良かったな……。」と思われてしまうかもしれないわけです。

講師は同じ。
コンテンツも同じ。
それを、まったく同じように話す。
それでも、受講生全員に同じように理解いただける可能性は限りなく低いわけです。

ですから、伝える立場として悩むんですよね……。

 


 

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セミナー資料の3つのスタイル

受講者が理解するタイプは異なる。
でも、自分は1人しかいない。
セミナーのスライドも1種類しかつくれません。

そのため、スライドのデザインやセミナー構成について、
・文字
・画像
・図
・ワーク
・シェア
などのバランスをどうするかは、考えどころなのです。

実際、私が受講者としてセミナーを受講するときはどうなのか。
講師の方によって3つのスタイルがあります。

1つ目は、講師の方が読みながら進めるセミナー。
スライドは文字主体。
文章がズラッと並んでいるようなイメージです。

2つ目は、講師の方が話を中心に進めるセミナー。
スライドがあったとしても、キーワードや単語くらい。
レジュメだけの方やマインドマップだけで話す方もいらっしゃいます。
中には、スライドゼロで、ホワイトボードにペン1本で話続ける方も。
聴覚優位の方には、こうしたスタイルが好まれます。

3つ目は、講師の方がファシリテーターとして進めるセミナー。
ワークシートに書き込んだり、参加者同士で対話したり、質問に答えたり。
私がセミナー講師をやりたく学んだ講座は、このスタイルでした。
「ワークを8割くらいにしたほうが、参加者の満足度が高まる」という教えでした。
体感覚優位で、感覚やフィーリングを大事にする方たちには、このスタイルは好評です。

このように、大きくは3つのスタイルに分かれています。

私自身は、視覚優位のタイプ。
そのため、文字主体のスライドで理解するのは苦にはなりません。
むしろ、文字が見えるので、理解しやすいです。
セミナー後の復習もしやすいんですよね。

 

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3つのスタイルを合わせ技にする

セミナーの資料、3つのスタイル。

最終的には講師の方の決断です。
自分で「これで行く!」と決めるしかないですよね。
すべてを取ることができないのであれば。

それでも、「良習慣塾」のように、1年間の学びをコミットしていただいている方たちには、どんなスタイルが良いかアンケートをとっています。
コンテンツによって、スタイルを変えることもできるんです。

課題は、公開セミナーのとき。
受講者が未定の状態でスライドをつくるときはどうするか、なんですよね。

そこで考えたのは、3つの合わせ技。
つまり、1コンテンツについて、
・スライド1枚に重要な文章
・中でも特に重要なポイントは図・イラスト・写真などで強調
・最後にワークや質問
というスライド構成です。

こうすれば、
・視覚
・聴覚
・体感覚
のそれぞれに理解を及ぼすことができるはずです。
頭を使うことにはなりますが。

もちろん、このスタイルも完成形ではなくプロセスの状態。
さらなる試行錯誤を続けていこうと思います。
それでも、現時点の私の最適解として記事に残しておきたく。
ブログに書きました。

私のようにスタイルに迷う方に。
少しでも何かの参考になればうれしいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「良習慣塾」セミナーを開催。
また、スライドの新しい見せ方を試しました。

午後はオフ。
妻と吉祥寺へ行き、気になっていた肉料理のお店を新規開拓。
絶品でした。

スイム用品や無印良品で買い物も。
お気に入りのやきとん屋にも立ち寄り。
楽しい時間をすごせました。(^^)


 


 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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