運動の習慣

柴又100K座学。講習会で学べるレースまでのトレーニング方法と大会後のケアまで。

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昨日、はじめてスポーツの「座学」に参加。

「柴又100K」完走に向けて、情報収集をしました。

 

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「柴又100K座学」講習会に参加

昨日は、仕事終わりで、「柴又100K座学」講習会に参加しました。

主催は、「柴又100K」を主催するアールビーズ社さん。

RUNNETを運営している会社さんといえば、ランナーならほとんどの人が知っているのではないでしょうか。

「柴又100K」にエントリーしているランナーは、なんと無料で受講できるという太っ腹の講座です。

講師は、能城 秀雄(のうじょう ひでお)さん。

能城さんご自身もウルトラマラソンのランア―で、ウルトラマラソンの自己ベストは6時間35分52秒。

2012年の「サロマ湖100kmウルトラマラソン」で達成されたそうです。
(私のフルマラソンのタイムとあまり変わりません・笑)

ウルトラマラソン世界ランキング1位になったこともあります。

また、「サロマ湖100kmウルトラマラソン」ではこれまでに3度も優勝。

2013年と2014年は連覇で、大会史上初の快挙だったそうです。

そのようなウルトラマラソンのスペシャリストから直接講習を受けられる機会は貴重でしょう。

私自身100kmマラソンは2回めのチャレンジですが、1回目は53km地点でDNF。

そのときは知識もほとんどない状態でしたし、プライベートでいろいろあって(汗)、ほとんど準備しないままに出場したので後悔がありました。

今回は座学も大事にして、もう少し先を目指していこうと思っています。

 

柴又ウルトラマラソン対策講座4つのポイント

今回の講習は、4つのブロックから構成されていました。

1:6月4日の本番まで残り19日のトレーニング方法
2:前日から当日の過ごし方
3:当日レース中の走り方
4:レースが終わったあとに行った方が良いケア方法

概要を順番にご紹介していきますね。

 

1:6月4日の本番まで残り19日のトレーニング方法

私を含め、トレーニング不足のランナーがもっとも知りたいポイントですよね。

まずは装備の確認から。

基本は以下のものです。

・シューズ
・帽子などの日差し対策のアイテム
・サングラス
・アンダーウェア
・ウインドブレーカー
・ウエストポーチ
・補給食
・制限時間(関門制限)を書いたもの

私は不足しているものがあったので、購入を考えながら聞いていました。

トレーニング方法の主なアドバイスは以下のようなものです。

・トレーニングにはメリハリをつける(距離、スピードを変える)
・トレーニングの強度は維持するが、距離は徐々に減らしていく
・回復日や休養日を設ける
・適切な食事と水分補給を行い、回復につとめる

ポイントは、「これからの19日間で、絶対に無理をしないこと」でした。

距離は最大でも20kmまでにして、軽いジョグだけの回復日やまったく走らない休養日も計画に入れるべき、というアドバイスでした。

とにかく「頑張りすぎない」ことが重要だということです。

まじめな人ほど、本番直前にトレーニングに負荷をかけすぎる傾向にあるようです(まじめではありませんが、私も思い当たります・・・)。

そうなると調整ペースが狂い、本番に力を発揮できなかったり、大会前に故障してしまったりするのだそうです。

今回の配布資料にトレーニングメニュー案があったので、参考にしようと思います(サブ10向けだったので、あくまで参考程度ですが)。

 

2:前日から当日の過ごし方

前日の注意ポイントです。

・日中に寝ない(夜寝られなくなるため)
・ほかの人の声にまどわされない
・寝る前のスマホはやめる
・食べ過ぎ飲み過ぎに注意
・考え過ぎはよくない

ここでも、「イレギュラーは避けて、できるだけ普段どおりに」というメセージを受け取りました。

意外だったのは、前日の睡眠不足は、当日のパフォーマンスにあまり影響しないということです。

もちろん、ぐっすり眠れることが1番なのだと思いますが、それほど気にしなくて良いのですね。

ただ、睡眠不足の日々が続いて大会を迎えるというのはNGということなので区別しておきましょう。

 

3:当日レース中の走り方

ここも重要ポイントですよね。

能城さんからのアドバイスをまとめます。

・最初の10kmは様子をみながら走る
・給水以外に水をかぶることも大事
・マイペースで走る
・60kmすぎからきつくなる
・エイドでは休む時間を決める

さらに、暑さなどの4分野への対策として、

・暑さ対策:帽子、サングラス、水をかける
・雨対策:レインウエア、補給で体温を下げない
・風対策:姿勢を崩さない、当日の風の向きによって追加のウエア準備
・腹痛対策:ドリンクの飲み過ぎに注意、腹部の圧迫

といった部分にも言及がありました。

ポイントとして、私が印象に残ったのは、「燃費のいい走りをする」という表現です。

変に粘ったり、マイペースを崩したり、力みすぎる、などといったことがあると、逆にダメージが大きくなるそうです。

うーん、、、思い当たること、つい最近ありました。。。

第5回サンスポ古河はなももマラソン2017。初めての楽しさ&苦しさを味わうレース。

「はなももマラソン」で訪れた30kmの壁。それでも「少なくとも最後まで歩かなかった」。

同じ失敗を繰り返さないようにします。(^_^;)

 

4:レースが終わったあとに行った方が良いケア方法

これは入浴だそうです。

何もやらないことはNG。

ベストなのは、銭湯に行って、温浴と冷水に交互に入ると疲労が取れやすいそうです。

 

過去2回参戦したの私の感想

私は、柴又は過去に3回エントリーしています(そのうち1回はDNSでしたが・・・)。

昨年ようやく60kmの部を完走しましたが、1回目は53kmで関門にひっかかりDNFでした。

柴又100Kウルトラマラソン惨敗(前編):チャレンジして失敗することは悔しい。しかしそれ以上に得るものは多い。

柴又100Kウルトラマラソン惨敗(後編):チャレンジして失敗することは悔しい。しかしそれ以上に得るものは多い。

 

1回目は本当にきつかったです。

そのときの最大の敵は、「暑さ」でした。

「このまま走っていたら、焦げるんじゃないか・・・」と思うくらいの暑さでした。

完走率が、前回の大会が65%くらいだったのが、40%くらいに落ち込むほどの猛暑だったのです。

確かに柴又のコースは日陰がまったくありません。。。

能城さんも注意点として暑さを何度もあげていましたが、「状況によっては、日本一過酷なウルトラマラソンになる」ということでした。

関東で日帰りのレースだからといって、なめてはいけませんね。(^_^;)

私の1回目のレースは半袖・短パンで走りましたが、体がこげて後悔しました。(笑)

2回目に60kmを完走した際には、長袖・ロングタイツで走りました。

柴又100Kマラソン・60kmの部を完走!順調すぎる前半戦。

柴又100Kマラソン60km完走記。連敗ランナーにやってきた5つのインパクト。

 

こちらのほうが、私にとっては有効だったので、当日の天候や目指す完走ペースによって自己判断が必要そうです。

あとは、「道の単調さ」も敵だということでした。

確かに単調なのですが、私は単調でも特に問題はなかったので、あまり気にしないようにすることにしました。

エイドは2.5kmごとにあるので、給水についてはそれほど心配しなくていいです。

 

まとめ

レースまで残りあと18日。

講習会でのアドバイス通り、イレギュラーなトレーニングは避けるようにします。

また、回復日や休養日も取り入れて、能城さんのトレーニングメニューを参考にしながらトレーニングする予定です。

「レース当日、元気な状態でスタート地点に立っていることがもっとも重要」という能城さんの言葉を意識していきます。

 

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■編集後記

講習会の帰り道、JR神田駅のホームで乗り換えの電車を待っていたら、「有楽町 FOR MENは〜」というアナウンスが聞こえてきました。

私は、「えっ!男性向けの有楽町駅?自分が知らない間に、そんな場所ができたなんて・・・」と思ったのです。

ただ、もう一度よく聞いたら「有楽町方面は〜」でした。(笑)

自動音声のアナウンスだと、日本語の微妙な発音を的確に区別するのは、まだ難しいのでしょうね。(^_^;)

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