仮説の習慣

マイペースは「悪」なのか?スピード追求時代に思う「ゆっくり」の豊かさ。

投稿日:2018/11/09


「時間あたりに対する感情」というものがあると思っています。

スピードを求められる時代ですが、マイペースのようにゆったりとした時間から生まれることもあるはずです。

 

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「1時間」という時間に生まれた2つの感情

今日は、会社を退社する時間が、予定よりも遅れてしまいました。

夜にコーチングセッションの予定が入っていたため、退社する時間はリミットがありました。

退社前の1時間は、かなり集中。

高密度でタスクをこなしていき、濃密な1時間をすごしました。

結果、終わらせるべきところまでは、なんとか対処して退社。

コーチングセッションが始まる15分前に自宅に着きました。

20時30分からのコーチングは、Zoomでのセッション。

少しあせりを感じながら、セッションの準備をしていました。

ここにたどり着く前の1時間は、何かに追われているような、せっぱ詰まった感情でしたね。

決して良い感情ではありませんでした。(^_^;)

その後、クライアントさんからの連絡があり、コーチングセッションがスタート。

セッションテーマは、「転職をするかどうか」でした。

クライアントさんの人生の分岐点に立ち会う瞬間です。

今の会社をやめるということに対する感情のゆれがあったので、1時間のセッションの中で、いくつか視点を変える質問をしました。

目先のことではなく、意図的に時間軸を長くみたり、人生をゆったり考えるような視点で、今をとらえ直していただいたのですね。

そのようなセッションの1時間は、セッション前のせっぱ詰まった時間とは正反対で、とてもゆったりした気持です。

自分が納得できる心地よいペース、つまり「マイペース」な時間の活用ができました。

同じ1時間なのに、内容も感情も、大きく異なる1時間だったのです。

 

「マイペース」が許されない時代

スピード感とマイペース。

その2つには、異なった感情が存在しています。

それが、悩みを引き起こすこともあるのですね。

たとえば、コーチングをしていると、「すばやく大量の仕事をこなすことが難しいです」という相談を受けます。

スピード感を持ってタスクをこなせないので仕事が苦痛に感じる。

「周囲の同僚は効率的にやっているのですが、自分はそのスピード感が難しいんです。マイペースで適度な速さでタスクにとりかかるほうが、自分にマッチしている気がするのですが・・・」と。

これは私も強く共感するところです。

せっかくの能力を活かしきれていないようにも感じます。

確かに、今は、スピード感が求められますよね。

・とにかく効率化!
・とにかくスピード!
・とにかくてきぱきと!

それが当たり前の時代ですし、私も、無意識のうちに相手にそのスピード感を求めてしまいます。

ただ、立ち止まって考えてみると、この状態は必ずしも正常ではないようにも思えるのですよね。

世の中的にも、

・のんびり歩いている人が前にいるとイラッとしてしまう
・翌日届くと思っていたネットショッピングの商品が届かなくてイラッとしてしまう
・レジでもたついている新人さんにイラッとしてしまう

など、本来はイラッとしなくてもいいところでイラッとしてしまっているように思うのです。

インターネットがあり、メールがあり、SNSが発達して、離れた場所にいてもすぐに連絡を取れる世の中になりました。

しかし、そのおかげで、常に何かしらの受信を待っている状態になっているのですよね。

「マイペース」などとは言っていられないような感じに。

 

ゆっくりやることに価値があることもあるはず

・とにかく効率化!
・とにかくスピード!
・とにかくてきぱきと!

おそらく、歴史上、もっともスピードを求められている時代は現代なのではないでしょうか。

そう考えると、今の社会のスピードのほうが少し異常なのではないか、と思うことがあるのです。

ですから、たとえ同僚と同じスピードで仕事をことせないとしても、

・ちょっと非効率かも
・ゆっくりしすぎているかも
・あの人のスピードについていけないかも

といったことで自己否定をする必要はないのではないでしょうか。

速いことが100%いいわけではなく、遅いことが100%悪いわけではないはずです。

マイペースでゆったりすごすからこそ、生まれるものがあると思うからです。

たとえば、コーチングのように人と深くかかわる仕事は、クライアントさんのペースで対話をするからこそ、気持よく話せます。

そこに大きな気づきがあったり、新しい視点が生まれてくるわけです。

医療やクリエイティブといった仕事も、同じように、ゆったりした気持やペースが必要なはずです。

それなのに、せっぱ詰まった気持になったり、何かに追われている感情で仕事をしていたら、できないことがたくさんあるでしょう。

要は、人にはそれぞれ自分の適切なペースというものがあり、もっとそのペースで仕事をやってもいいのだと思うのです。

許されない状況ということは理解しつつも、そのようなことを考えることがあります。

もちろん、スピードを否定しているわけではありません。

私もスピードを大事にしている仕事がありますし、効率化についても考えているつもりですし、時短を目指してマルチタスクをやっています。

ただ、多忙な毎日やゆとりのない心では、見つからないものがたくさんあると思っているのです。

人には誰にでも適切な自分のペースがあるとすれば、ゆっくりなら、ゆっくりなりの工夫を考えていけばいいですし、自分のペースを大事にする感覚も必要でしょう。

これは、豊かな人生や充実した働き方にも通じる考え方なのではないでしょうか。

せっぱ詰まった感情でずっと生きていくというのは、けっこうつらいですよね。

過激すぎるスピード要求に振り回されず、マイペースで取り組む仕事も考えてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりでセミナーに参加。

また、新しいツールを活用したプロジェクトチームに関わることになりました。

手探りしつつ、楽しんで取り組んでいこうと思います。

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