「限りある時間」は「限りある人生」です。
その限りある時間をできる限り有意義にすごすため。
便利さとの距離感が大事だと感じる今日この頃です。
『限りある時間の使い方』読書会を開催
先日、「ビジネスブックBAR」を開催しました。
今回で29回目を終了。
次回で30回目を迎えることができます。
自分が開発したオリジナルかつ、好きなサービスを継続できるのは、本当にありがたいことです。
今回の「ビジネスブックBAR」の課題本は、『限りある時間の使い方』を選書しました。
理由はもちろん、「本を素材にした対話が深まるから」です。
毎回、「ビジネスブックBAR」ご参加者の方には、
Q:この本「超ひと言」で表すと?
という質問に答えていただいています。
今回な、いつもご参加くださっているTさんが本書を「時間を哲学した本」と表現していました。
まさに。
たしかに、本書を分類するとしたら「タイムマネジメント」だと思います。
実際、時間について考えさせられる内容ですし、即効性のある時間活用スキルも紹介されています。
でも、扱っているのはタイムマネジメントでありながら、さらに深く切り込んでいます。
そのため、私は時間だけではなく「人生マネジメントの本」だと捉えています。
なぜなら、私は本書を読みながら、
・すきま時間の活用
・時間管理ツール
・効率化スキル
といった私のタイムマネジメントに対するこれまでの考え方に、「NO」を突きつけられたからです。
その主張は、私にとって「インパクト大」でした。
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便利さが生み出す大きなデメリット
では、「限りある時間=人生」を、私たちはどんなことに使っているのでしょうか。
「スマホかも……。」という方は多いかもしれませんね。
現代はスマホ時代。
人類史上最大に便利になっています。
当然、私も活用しています。
具体的には、
・歩きながら音声入力でメルマガを書く
・ランニングしながらオーディオブックを聞く
・電車で座れなくてもフリック入力でブログを書く
など、スマホが無かったらできません。
その意味では、時間管理に大きなメリットがあります。
スマホがないと、プライベートやビジネスに悪影響が出るのは間違いありません。
挫折する習慣もあったはずです。
その意味では、とても「便利」なツールですよね。
あらためて私が言うまでもなく。
ただし……です。
便利になったメリットの裏側に、見逃せないデメリットがあります。
中でも、「これは大きなデメリットだなー」と、私が感じていることがあるんです。
それは、何かというと、
・あまりにも便利になりすぎて、本当に大切じゃないことに時間を使ってしまうデメリットがある
ということです。
たとえば、本。
スマホがあれば、Amazonでワンクリックで買えます。
翌日に届くスピードで。
しかも、類似のおすすめ本まで提案してくれます。
便利すぎます。
私が引っ越し前に住んでいた街は、書店が3つ無くなりました。
そのため、Amazonの存在は大きかったわけです。
その便利さの裏側に、デメリットがありました。
それは、
・気軽に本を買えるあまり、自分の読書スピード以上に本を買ってしまう
ということです。
Amazonで本を買っても、自分が重たい思いをするわけじゃありません。
ですから、「気になったから買っておこう」という感覚になるんです。
実際、買う瞬間は「この本を読むのが楽しみだな」と感じて買うんです。
それなのに、届いたら安心してしまいます。
結果、何年間も本棚に並べたまま、未読になっている本があるんです。
何冊も……。
それが、プレッシャーになるんですよね。
「せっかく買ったのに、読んでないな」と。
未完了の気分です。
片づけるたびに「どうしようかなー、困ったなー。」と迷います。
それなのに、また、新しい本を買ってしまう。
なにせ、便利なので。
なにせ、鋭い提案がどんどんやってくるので。
そんな自分に気づくと、便利さと引き換えに、「またできなかった……。」と自責めする機会が増えます。
こうして書くと、「何ともまあ、こっけいな話だ」と思います。
でも、これは決して私だけの話じゃないんです。
スマホのおかげで、自己肯定感を下げている人が大量発生しているんですよね。
その発端は、スマホ(インターネット)という便利ツールからやってきているんです。
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スマホが私たちの本心を見えなくする理由
こんな風に、私たちは、
・便利であるがゆえに、本当に欲しいモノじゃないものを手に入れやすくなっている
時代に生きています。
もちろん、本だけじゃありません。
私たちは、いつの間にか、
・本当に見たい動画じゃないものを見てしまう
・本当に読みたい記事じゃない記事を読んでしまう(何なら、コメント欄まで読んでしまう)
・本当にやりたいわけじゃないゲームをやってしまう
という時間の使い方に慣れちゃってるんですよね。
私も、仕事で見ているはずのFacebookで「【速報!】大谷翔平選手のホームラン動画!」という広告が入ってくると、見てしまいます。(笑)
そして、満足するんです。
「あー、見て良かったな」と。
でも、後から考えると、本当の目的はそこじゃないんです。
それなのに、満足している自分がいる。
何だか、変ですよね……。
こうなると、私たちにさらに大きなデメリットがやってきます。
それは、
・自分の本心を見失う
ということなんです。
本来の欲求とは、違うもので外部から刺激を受ける。
それなのに、内側から満足してしまっているわけですから。
もう、自分で自分に矛盾を引き起こしてしまっています。
それが、自分の本音をあいまいにして、隠してしまうんです。
結果、
「自分が本当に好きなことがわからなくなってしまった」
「自分が本当にやりたいことが見つからない」
「自分が本当に目指したい目標って何だろう」
という状態ができあがってしまうんですね。
そしてまた、自分が好きなことややりたいことを発見するために、スマホの中に答えを探しに行くわけです。
何とも、ネガティブなループだと思いませんか。
これが、便利さが引き起こしているデメリットです。
「何だか、怖いことだよな……。」と感じます。
もちろん、だから「スマホを置いて、街に出よう」というつもりは無いんです。
私自身、「スマホとの距離感を完璧にコントロールしています(キリッ!)」とできているわけではありませんし。
「やっちまった……。」と思うこともしばしば。
それだけに、便利なツールとの距離をあらためて考えたんです。
本『限りある時間の使い方』を読み、「ビジネスブックBAR」で対話することによって、
Q:スマホに注いでいる今の時間は、「限りある人生」で本当に必要なことなのかどうか?
ということを。
さて、あなたにとっての『限りある時間の使い方』は、どんな使い方が良いのでしょうか。
少し立ち止まって時間をとることもおすすめです。
そのときは、スマホの電源をオフにしておきましょう。
スマホで「私のやりたいこと」と検索しても、答えは出てきません。
ぜひ、ペンを持って、紙に書き出してみましょう。
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■編集後記
昨日は、息子の誕生日(22歳)。
お祝いのLINEを送りました。
午前中に「良習慣塾」2024年度の個別相談を2件。
仲間がどんどん増えており、本当にありがたい限りです。
「良習慣塾」2024年度(第7期・第8期)募集のお知らせ | 【良習慣の力!】ブログ
午後はオフ。
引っ越ししてから決めかねていたのですが、新しいスポーツジムに入会することにしました。
夜は、妻とフランスのコメディー映画を鑑賞。
お腹を抱えて笑える映画で、最高でした。(笑)
その後、大谷翔平選手のメジャーデビュー戦もチェックすることができました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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