良習慣の習慣

習慣化のモチベーションを高めるための具体的な方法。

投稿日:2019/08/27





私たちは、成長を実感することができれば続けることができます。

その一方で「やっても意味がないかも」と思えばモチベーションが下がります。

続けるための指標として重要なのは、やはり「数値化すること」です。

 

娘のピアノが2年間も続いた理由

「毎日、目標に向かってがんばっているつもりなんだけど、目に見えた成果につながらないんです、、、」

コーチングセッションのテーマとして、よく話題にあがるものの1つです。

たとえば、スポーツや楽器のようなものだったら、もう少しわかりやすいかもしれません。

私の娘はピアノを習っているのですが、プログラムを聞くと、上達と前進を感じる仕組みになっているんですよね。

おそらく、プログラムが何度もブラッシュアップされているのだと思います。

ピアノに関する上達と前進をはかる指標は2つあって、

・先生から合格が出た楽曲の数

・教本の冊数

です。

短期的な目標として楽曲があるので「1曲ひけるようになった!」という達成感を味わえます。

中期的な目標としては「教本がまた1冊終わった!」という達成感があるんですね。

長期的な目標は、娘がジブリの曲をピアノで弾けるようになることなので、それまでは短期と中期の目標をクリアして前進する感覚を味わえるわけです。

このような仕組みが、習慣化するためには重要なんですね。

要は、

・数値化が続けるモチベーションを高めるのに有効

だということです。

 


 

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習慣化にも数字での把握は有効

数字で考えること。

これはビジネスだけでなく、習慣化においても重要ですね。

数字といっても利益計算や経費のことではありませんので数字が苦手な方でも大丈夫です(笑)。

私の例でいうと、今年に入ってダイエットの習慣化を決意しました。

ダイエットは、やるたびにその難しさを感じる習慣だと思います。

ダイエットをした経験のある方ならわかると思うのですが、ダイエットはスタート当初がもっともわかりやすく成果が出るんですよね。

ですから、その調子でダイエットを続けられます。

でも、プラトー(停滞期)に入ると体重が減らなくなります。

それだけならまだしも、節制しているはずなのになぜか体重が増えていることもあるという。

がんばっているのに、なぜか自分の想いと正反対の結果が出る状況。

そうなると、習慣化の大敵である「学習性無力感」の登場ですね。

「どうせやっても無駄かも、、、」という気持になるんです。

このように、私たちは、自分がやっていることに対して期待通りの現実がやってくると「もっと続けたい!」と思います。

でも、期待と違った現実がやってくると「もうやめよう、、、」という気持になる。

そう考えると「感情」というのは、すごくシンプルなんですよね(笑)。

 


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積み重ねた数字を味方につけよう

自分が望む習慣化の成果が出ているかどうか。

じつは意外と数字で把握していない人も多いんですよね。(^_^;)

数字をつけるのは、確かにちょっと面倒くさいです。

でも、見方を変えれば続けることの味方になってくれるものなんです。

たとえば、もしもあなたがダイエットをしようとしているのに、家に体重計がない状態だったら困りますよね?

食べすぎをがまんして、運動もしているのにもかかわらず体重計がない状況。

それでは、せっかくがんばっている自分の体重が増えているのか減っているのかが、わかりませんよね。

あなたは、そのような状態でダイエットを継続できるでしょうか。

きっと、難しいのではないかと思います。

たとえて言うなら、今日受けたテストの結果がわかるのが3ヶ月後みたいな感じなので。

「いったいどうなってるんだろう、、、」

そんな気持を感じるのも、なんか嫌です(私だったら)。

つまり、続けるためには、現状を把握することが重要なのだということです。

ダイエットでいえば、それが体重計にのることなのですね。

体重計にのり、体重と体脂肪をはかる。

それが、

・数値化が続けるモチベーションを高めるのに有効

ということです。

ビジネスでも同じですよね。

営業の売上ノルマがあるとしたら、週次レビューや毎月の売上算出は欠かせないことなので。

ですから、自分が続けたいと思っていることは、数値化を避けないようにしましょう。

必ずしもきっちりじゃなくても大丈夫です。

記録することが大事なのではなく、数字を続けるモチベーションアップに活用すればいいだけなので。

私は、コーチングのセッション回数や時間を記録していますし、ブログやメルマガの記事数もカウントしています。

それが、続けるモチベーションになっているんですね。

カウントしている数字が増えれば増えるほど、私は夢に近づいていることがわかるのです。

そのような「毎日、自分は夢に近づいている」という前進している感覚。

これを毎日感じられるだけで、幸福感や充実感は大きく変わるんです。

ですから、あなたの習慣化にも数字を取り入れてみていただきたいのです。

さて、あなたの目標はどのようなものでしょうか?

あなたが達成したいのはどんな目標でしょうか?

そのためには、どんな行動を続ければいいのでしょうか?

それらの行動を数値化して、カウントできるようにしておきましょう。

つらくなってやめたくなったとき、積み重ねた数字があなたの習慣化の味方になってくれます。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にコーチングセッションを1件。

活動状況が順調なクライアントさんに「現状をあえて点数にしたら100点満点中で何点ですか?」と質問しました。

クライアントさんから「ほぼ100点に近いです!」と言われて私まで感動してしまいました(笑)。

その後のセッションで次のゴールを語っているうちに盛り上がり、「これが実現したら200点になってしまいます(笑)」とも。

すべての関係者がWin-Winになるアイデアだったので、実現が楽しみです。(^_^)


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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