良習慣の習慣

良習慣形成での「運動会で転倒するお父さん現象」を防ぐためには?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

頭ではできるイメージなのに、実際にやってみるとできないということはよくあります。
良習慣形成も同じです。
ズレを修正しましょう。




 

「運動会で転倒するお父さん現象」が起こる理由

私の小学生時代の話。
運動会で印象的だった場面があります。

それは、
「親子リレーでお父さんが前につんのめって転んでしまう」
というシーンです。

私は「運動会で転倒するお父さん現象」と名づけています。
そのままですね(笑)。

この話、けっこう「あるある」なんですよね。
私が話題にすると、想定以上にご理解いただけます。

ただ、ふと思うんです。
「どれほどたくさんのお父さんが、運動会で転倒しているんだろうか?」と……。

転んでしまうお父さんたちだって、この話は知っているはず。
でも、無くならないわけです。
実際、私が自分の子どもたちの運動会を見に行ったときも、転んでしまうお父さんを見かけました。

この転倒が、なぜ起こるのか。
理由があります。

それは「過去の自分のイメージと、現在の自分の現実がズレているから」です。

たいていの場合、転倒してしまうお父さんは「過去」に足が速かった人。
イメージの中では、自分は「足が速い人」のままなのです。

ただ、これもたいていの場合、お父さんは運動不足。
日頃からランニングをしているわけではないんですね。

そのため、親子リレーで走ると、
・過去の自分の「足が速い」イメージ(頭)
・現在の自分の「運動不足」の走り(体)
という2つがアンバランスになります。

ですから、イメージは「速い」のに、実際は「遅い」ので、体がついてこない。
結果、転倒してしまうわけです。

 


 

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「習慣なんて簡単だ!」という人ほど実際は続かない理由

これと同じことが、私たちの習慣にもあります。
「習慣なんて簡単だ」と捉えている。
「自分が本気を出せば、習慣化なんていつでもできる」と。

冗談抜きで、本気でそう思っている人は多いものです。
これは、私が良習慣形成でサポートをしていこうと思ったときに、驚いたことの1つだったんですよね。

私が交流会などで早起き習慣化をサポートしている活動をしていると自己紹介をします。
すると、あからさまに彼らは「早起きを習慣化するセミナーに、お金を払うなんて……。」という表情をしていました。

このときの思考パターン。
手にとるようにわかります。

「俺は、過去に早起きしたことがあるよ。だから、早起きはできる。サポートとか必要ないよ。」
そんな思考だと思います。
私も同じように考えていた時期がありますから。

たぶん、早起きしたことがあることは事実でしょう。
ただ、「どのポイントを見てできると言っているのか?」が大事なんですよね。

誰だって、
・1日
・1回
なら、成功することはできます。

でも、重要なのは「点」で早起きすることではなくて。
「線」で早起きすることが重要なのです。
人生に変化を起こしていくためには。
ここが、独学でできない人が多いのです。

簡単じゃないのは、
・1回の成功を何度もくり返して、継続すること
なのですよね。

つまり、ここでも
・習慣は簡単だ!(頭)
・でも、実際には習慣化できない……(体)
というズレが起こっているんです。

世の中にこれだけ継続に関する学びが出ていても、良い習慣形成に悩む人がゼロにならない理由はここなのです。

 

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1回の成功を連続させるためには

では、1回の成功を連続させるためには、どうすればいいのでしょうか。

私は、あまりにも当たり前のことを書いてしまいますが、
(1)計画する
(2)ズレを修正する
という2ステップになるのだと思います。
シンプルすぎて、書くのがはばかられました(笑)。

ただ、このシンプルな2つのステップ。
いったいどれくらいの人たちが、日常で実践しているのでしょうか。
おそらく、やっていない人の数のほうが圧倒的に多いように感じます(あくまでも私の体感値ですが)。

なぜなら、良習慣形成でも「運動会で転倒するお父さん現象」を、よく見聞きするからです。

ですから、
(1)計画する
(2)ズレを修正する
をくり返す。
それによって「計画と現実は、これだけずれているんだな」と気づくこと。
その現実を見ることからしか、スタートできません。

たとえば、私の事例で言えば、
・「早起きしよう」と計画しても、普通に二度寝していたという「対策不足」があることに気づく
・「運動しよう」と計画しても、「時間不足」でスキップしてしまうという現実に気づく
・「ダイエットしよう」と計画しても、空腹に耐えられずに食べてしまう「自分の実力不足」に気づく
・「片づけよう」と計画しても、片づけるきっかけがないまま時間がすぎるという「きっかけ不足」に気づく
・「ブログを書こう」と計画をしても、カフェでネタが思い浮かばず、気づいたら1時間居眠りしてしまっていたという「準備不足」に気づく
などですね。

こうした不足が明らかになったところで、そこから
・計画(頭)
・行動(体)
のズレを修正すること。
それが重要なのだと思うのです。

さて、もしもあなたが、「そう言われると、運動会で転倒するお父さん現象になっているかも……」と感じたら、まずは、現状の
(1)計画
(2)現実
のズレをチェックしましょう。
そこからが、「良習慣形成のスタート」です。
そして、重要ポイントは「計画がなければ、ズレに気づけない」というところだったりします。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社を終えて途中下車。
吉祥寺で1人、やきとんとホッピーを楽しみました。

セミナー準備などが無いと、すぐにこういう時間をとろうとしてしまうんですよね(笑)。
ブログやセミナーなどの活動があるので、「少しはまともな人間でいよう」と思えるのかもしれません。(^^)


 


 

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・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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