本番で実力を発揮するためには、言うまでもなくスタンバイが欠かせません。
スタンバイという段取りを強化するためにも、習慣化が重要です。
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プロ野球観戦で発見したスタンバイの裏側
昨日、家族4人で神宮球場に「ヤクルトvsジャイアンツ」戦を観戦にいきました。
野球少年だった私は、以前より野球への興味関心は薄れてしまいましたが、それでも1年に何度かリアルで観戦に行っています。
ただ、昨日は、仕いつものように事帰りに行くのと違い休日に観戦。
そのため、球場が開場する直後にスタジアムに入りました。
18時プレイボールで、開場は16時30分。
試合開始まで1時間30分もありますが、あえて初体験をしてみることを選択。
その結果、試合前のセッティングや試合開始までの選手の練習風景を観ることができました。
それは、様々な人たちがかかわる貴重な舞台裏をのぞけたような気分です。
たとえば、
・先発ピッチャーのアップ
・プロ選手たちの試合前のノック
・グラウンド整備の方たちのスピード感
・マスコットキャラクター「つば九郎」が応援団の気持をあたためる気づかい(笑)
といったシーンを観ることができました。
「試合」という本番前のスタンバイには、多くの人たちのかかわりと、たくさんの時間が投資されていたのです。
普通のテレビ中継では観ることができない世界でした。
たとえば、一流シェフの料理を食べるときに、私たちは完成された料理しかみることはありません。
しかし、その料理をつくるプロセスでは、食材の育成法から調理法まで様々なドラマがあります。
要は、私たちが「食事をするという本番」のために、数多くの「スタンバイ」がおこなわれているということなのですよね。
表にはでてこないスタンバイが本番の勝負を決める
実は、私が考えるコーチングも同様です。
クライアントさんとのセッションは、2週間に1回(60分)です。
直接接している時間は短いかもしれません。
しかし、そこに至るまでは、プロ野球選手の練習における種まきをしているのです。
たとえば私なら、
・ほぼ毎日クライアントさんとのメールでのやりとりをおこなう
・セッションの前後でのクライアントさんの軌跡をえがいたマインドマップを確認する
・テーマにヒットしそうな質問をピックアップする
といったコーチングセッションそのものにかかわる活動から、
・友人のブログ記事やメルマガを読んでいるときにシェアできることがないか意識する
・書籍や雑誌を読んでいて、参考になりそうな記事があったら共有する
・過去に参加したセミナーの資料で、クライアントさんの課題解決に役立ちそうなワークがあればご紹介する
・セッションの時間が最大限効果的になりそうなセッションの場所を調べる
といった間接的な部分での努力は欠かしていません。
これらの意識は、クライアントさんの成果のためであり、私にとってのスタンバイです。
スタンバイという名の習慣を習慣化する
誰にとっても、本番に自分のパワーを発揮するための重要なスタンバイはあるはずです。
たとえば、
・ビジネスパーソンであれば、仕事に関する専門知識の学習や読書
・トライアスリートであれば、日々のコツコツとおこなうトレーニング
・ブロガーであれば、記事を書くための行動記録やインプットの増加
といった活動です。
それらが、私たちが本番のためにできるスタンバイであり、そのスタンバイとは習慣化ですよね。
昨日の本番前のシーンを観ていて、まさに「スタンバイ=習慣」だと気づいたのです。
プロ野球選手や試合運営に関わるスタッフのみなさんが、本番の試合で観客に最高のパフォーマンスをみせるために、さまざまな努力をされている姿を観て、そのようなことを感じました。
本番というステージで実力を発揮するために、「スタンバイというべき習慣」を習慣化していきましょう。
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■編集後記
記事内にも記したように、昨日は家族で神宮球場に野球観戦にいきました。
残念ながら応援していたジャイアンツは惜しくも負けてしまいました。
でも、記憶に残る非常に良い試合でした。(^_^)
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