外側からの「刺激」に、そのまま「反応」しているだけだとゴールは実現しません。
「刺激」と「反応」のあいだには内省や思考が必要なのです。
トレーニングのバイクトレーニングのプロセスを公開しつつ、そのようなことを考えてみました。
「刺激」と「反応」の間に「スペース」をつくる
先週、トライアスロンのバイクトレーニングに対する危機感を高めるために、レースまでのトレーニング量を公開することにしました。
目標へのスイッチがオンにならないときはプロセスを公開してみよう | 【良習慣の力!】ブログ
上記の記事を書いたおかげで、気持ちがリフレッシュ。
おかげでその後にトレーニングに行けたのです。
ほんの1時間ほどのトレーニングではありました。
でも、「0→1」はまったく違います。
「やろう、やろう」思ってやらずにすごしてしまった1週間。
一方で「思い通りでは無かったけれど、実行して最善をつくした」という1週間。
両者には大きな隔たりがあります。
なぜか。
トレーニングできたという事実。
これは、トレーニングの時間やその日だけでなく、翌週にわたって気分に影響を及ぼします。
「できなかったとき」は、なんとなく「できてないな・・・」という未完了を抱えて1週間をすごすこととなります。
仕事のパフォーマンスも落とすような感じがあります。
トレーニングしなくて済めば、体力は減りません。
時間も減りません。
でも、やろうと思っていてできないと、自分自身の感情がダメージを受けるのです。
そのようなときに大事になる習慣があります。
それは、
・「刺激」と「反応」の間に「スペース」をとること
です。
本「7つの習慣」では、このモデルを「刺激と反応モデル」と説明しています。
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「つかれ」という「刺激」に一矢報いてトレーニング
「刺激」と「反応」の間に「スペース」をとること。
そうすれば、衝動的な行動だけにおちいることが減ります。
では、「スペース」とは具体的にはどんな行動をさすのか。
私にとっては、書き出す「内省」です。
今週1週間、私の環境は「刺激」にあふれていました。
たとえば、
・「良習慣塾」第1期の最終セミナーの準備
・「早起き完全マスタープログラム」のセミナーの準備
・「習慣化オンラインサロン」のセミナーの準備
・「良習慣塾」第2期の募集
など、いろいろとプロジェクトが重なってしまっていたからです。
そのため、トライアスロンのバイクトレーニングがおろそかになりそうでした。
外側の「刺激」が多かったのです。
そこで、時間をとって内省。
・1週間でできていること
・先のばししてしまっていること
・先のばしを改善できること
ということを整理しました。
そのおかげで、ただ「反応」するだけに終わりませんでした。
内省をとって改善点をあげてトレーニングスケジュールを考える。
それができたことで、今日も25キロだけですがバイクトレーニングをおこなうことができました。
午前中に2つのセミナーを4時間以上かけておこない、午後はちょっとつかれが。
家族とお昼を食べて、ズルズルと時間が流れていきそうでした。
「刺激」に「反応」しそうだったのです。
そこで内省で思考を整理して、
・マイコーチに週末のトレーニングを宣言している
・「習慣化オンラインサロン」の目標達成部でもトレーニングを宣言している
・チームメンバーのトレーニングをブログやFacebookで読んでいる
自分の実力以上のゴールがやってきたときの対処法。横浜トライアスロン80日プロジェクト発足 | 【良習慣の力!】ブログ
という状況をあらためて認識。
ほかの人からどう思われるか、という評価よりも「約束を破る自分」がイメージされました。
ここでトレーニングをサボるのは避けたい。
そのような気持ちが強まったのです。
結果、トレーニングに行くことができました。
「刺激」に流されていたら、トレーニングせずにビールを飲んでいたかもしれません。
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意図した「反応」で未来をつくり続ける
近年は、本当に「刺激」が多い時代です。
毎日のように、
・突発のタスク
・携帯電話
・SNS
・メール
・広告
など、私たちを「刺激」してきます。
もちろん、価値ある「刺激」もあります(お仕事の依頼とか)。
ただ、価値ある刺激よりも多いのは、衝動的な「刺激」です。
突発事項だったり、急な依頼だったり。
そこに「反応」し続けてしまうと、意図した成果が出ません。
飛んできた野球のボールという「刺激」に、自分の考えなしに「反応」してバッティングをしているだけでは試合に勝てないように。
「刺激」は外部からやってくる
「刺激」とは、私たちの外部からやってくるもの。
「反応」は、外部からやってきたものに対して私たちがとるリアクションです。
たとえば、
・仕事中に「ちょっといいかな?」という刺激に、「はい、何でしょうか?」と反応する
・夜の自宅にいるのに、携帯電話に仕事の電話がくるという刺激があり、思わず出てしまうという反応をする
・集中したいときにメッセンジャーという刺激があり、返信するという反応を選ぶ(機内モードにするのを忘れるとよくあります)
という感じですね。
しかし、ほかの人の依頼に答えているだけでは、実現するのはほかの人のゴールです。
そこに意図した「反応」がない限りは。
「刺激→反応」ではなく「刺激→内省→反応」
実際に活躍している人たちは、この「刺激」にすぐに反応することはありません。
彼らは「刺激」のあとに、書き出したり、内省をおこなったりしたあとに「反応」しているのです。
つまり、
・刺激→反応
という単純な回路ではなく、
・刺激→内省→反応
という対応をしているのです。
ですから、刺激に流されるだけで終わりません。
「こうしたい」という意図をもった「反応」をしているのです。
「自分のゴールはあそこだ」という風に。
そしてゴールを実現してしまうのです。
これは、世の中に批判を浴びていようとも、自分が目指す作品をつくり続けるアーティストのようなものですね。
衝動的な反応をやめる
たとえば、相手からイラッっとするできごと(刺激)がある。
すぐに相手にイライラをぶつければ、それは衝動的な反応です。
でも、イラッとした刺激あとに「少し時間をとって相手の意図を考える」という内省の時間をとる。
すると、相手の状況がわかったり、気持ちを推し量ることで、衝動的に反応することとは違う対応がとれるようになるのです。
ポイントは、私たちは「反応を選ぶことができる」ということです。
インターネット上で炎上しているようなことは、言ってみれば「反応」しすぎなのです。
SNSでのネガティブな投稿は、衝動的な反応ばかりですよね。
ここには「内省」が抜け落ちているのです。
「内省」の時間をとり、衝動的な「反応」に流されないようにしたいもの。
さて、あなたは1日の中にどれくらいの時間「内省」の時間をとっているでしょうか。
もし、ほとんどとっていないようなら、ぜひ刺激に対して考えたり、書き出してみる時間をとることをおすすめいたします。
「刺激」に反応し続けて成功した人はいません。
ですから、「刺激」がやってきたときは、ぜひとも内省を中間に入れて、
・刺激→反応
ではなく、
・刺激→内省→反応
というプロセスをつくっていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝5時30分から「良習慣塾」メンバーとの相互セッション。
7時から「習慣化オンラインサロン」で1週間のふり返りとプランニング。
7時30分から「目標達成部」に参加。
8時から「ガッチリ集中TIME」で翌日のワークショップのスライドづくり。
9時からブログ執筆。
10時から「習慣化オンラインサロン」ブログ部を主催。
11時から「先のばし撲滅タイム」に参加。
午後は引き続きワークショップのスライドづくり。
夕方前に妻と買い物に。
帰宅後に、ようやくブログを完了。
夜は「早起き完全マスタープログラム」のスライドを最終チェックしていました。
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