良習慣の習慣

「電話にすぐ出る」をやめる。時間泥棒や生産性泥棒をブロックする習慣。

投稿日:2017/03/24


残業を減らすためのアプローチ、いろいろとありますよね。

その中でも、気軽に試せるわりに、意外と効果がある習慣があります。

それは、「電話にすぐには出ない」というシンプルなものです。

会社ではたらいている人はもちろんのこと、プライベートの携帯電話でも同じです。

「電話がかかってきたら、すぐに出なくてはいけない」というのは、メールやメッセンジャーがない時代の思いこみです。

 

スポンサーリンク


 

電話魔が引き起こす見えない失注案件

取引先の女性で、「電話魔」とも言う女性の方がいます。。。

その会社の取引条件は、決して悪くはないのですが、私はほとんど仕事をお願いしていません。

なぜなら、、、あの電話攻撃が苦手だからです。(^_^;)

仕事には変更や訂正はつきものですし、数量や納期の違いで大きなトラブルにも発展します。

それなのに、常に電話で連絡をされるので、こわくてたまりません。。。

とくに私は記憶力が悪いですし(汗)、夫婦の会話でさえ「言った、言わない」のトラブルがあるのですから、大事な要件はメールにするべきでしょう。

しかも、その女性の方の電話に出てしまうと、いつもせかせかしていて、周囲がなんとなくガチャガチャしてるんですよね。

それで、あせりからか、その女性の方は、たまに基本的なミスも起こすのです。。。

私以外のスタッフは発注をしているので目に見える損失はないのですが、ある意味では電話魔ということで、私からのオーダーは失っているのです。
(これは、意外とこわいことだと感じています。)

 

電話に生産性を邪魔されないように意識する

電話が好きな人の用件というのは、意外とたいしたことがないものです。

ですから、よほどのことでもない限り、すぐに出なくて良いと思っています。

それでも何度も電話がくる人であれば、なおさら「いま電車の中なので、ひとまずメールを送っていただけますか?」と返してみてはいかがでしょうか?

たとえ電車に乗っていなくても、です。(笑)

実際、わたしも会社の電話はある程度意識して出ないようにしていますし、携帯電話もいきなりは出ません。

とくに、私ひとりの時間は貴重な時間だと考えています。

それなのに、過去の失敗として、ブログを書いて夢中になってきたタイミングで携帯電話がなり、いきおい余って出てしまったことがあります。

いったん電話に出てしまえば、当然仕事の話になります。

すると、今度は依頼されたタスクに取りかからないと気になってしまうのですよね。

ようやくそのタスクを済ませてからブログに戻ると、待っていたのは、「・・・あれ?何を書こうとしていたんだっけ。。。」です。

ふたたびエンジンがかかるまでには、また時間がかかります。

せっかくのアイデアやインスピレーションも、どこかに消えていってしまうのです。

相手が何気なしにかけてきた、たった1本の電話。

それが、私の生産性を著しく下げてしまったのです(ただでさえ高くないのに・・・)。(T_T)

 

電話への思いこみを手放そう

アポにしても、仕事の依頼にしても、電話よりはメールのほうが、受け手としては安心して内容確認ができます。

では緊急の際はどうするのか?

もしも本当に緊急であれば、名前を名乗って留守番電話にメッセージを残してくれるはずです。

自分のタスクがひと息ついたら、あらためて確認しても遅くはないでしょう。

かくいう私も、5年くらい前までは「電話は相手を待たせることなく早めに出なければならない」という意識がありました。(^_^;)

しかし、変わったのは、私の周囲の「できる人」は、電話嫌いが多かったのです。(笑)

ただ、裏を返せば、成果を上げている人は、それだけ時間というリソースの重要性を理解しているわけです。

電話に出てしまえば、かんたんなやりとりであっても、3分くらいはかかります。

1日に10本の電話に出ていたら、それだけで30分の時間がなくなってしまうのですね。

睡眠時間を抜いた時間から、さらに30分を失うのは痛手です。

どうしても電話をしなければならないのであれば、細切れに電話するよりも、まとめて折り返したほうが効率が良いです。

なぜなら、頭が「電話モード」になっているので、スピーディーに会話や判断ができるのです。

このようにして、意識して電話に立ち向かわないと、時間が無駄になってしまいます。

仕事の中断や再開は急激なモードチェンジになるため、エネルギーも消費しやすいです。

いつもすぐに電話に出てしまって「自分の時間が取れない」という人は、ぜひ「電話がかかってきたら、すぐに出なければならない」という思いこみを手放してみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、コーチの友人との相互セッション。

なかなか進展しない状況に、お互いやきもきしつつ、それでも前進するしかないのですよね。

人生に満塁ホームランはないし、人生にウルトラCはないので。

できることは、あきらめずに行動することです。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

あなたが「中途半端の呪縛」から抜け出す方法

あなたはご自身を「中途半端」だと感じたことがあるでしょうか。 「何をやっても中途半端で……。」という悩みを聞くからです。 誤解している可能性があります。 私が「中途半端の呪縛」から抜け出した方法をご紹 …

保育園への送迎ができれば何でも習慣化できるはず。でも現実は・・・?

子どもの保育園の送迎を5年間毎日できるような強い人は、習慣化もかんたんにできるはずではないでしょうか?   スポンサーリンク   妻が保育園への送迎から解放された日 3月31日、娘 …

まじめに一生懸命なのに「続かない人」。いいかげんなのに「続く人」

何でも「続く人」は、すべてをきちんと完ぺきに取り組んでいるわけではありません。 むしろ、目的を見すえた状態で習慣化に「いいかげん」に取り組んでいたりするものです。   「いいかげん」は悪いこ …

目標設定を見直すタイミングを増やす

■家族集合写真を撮りました   昨日は、妻の両親と妻の姉妹家族で地元の写真スタジオで家族集合写真を撮りました。   今年、妻の両親が続けてきた32年の家業をやめることが決まりました …

不調におちいったときの脱出方法。自分なりの良いルーティンを持っておこう

いつも絶好調でいられるのが理想ですが、実現するのは大変でしょう。 それよりも、不調におちいったときの脱出方法を考えるほうがいいと思っています。   誰もが感じる好調と不調の波 天気、幸運、出 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。