たくさんの情報から、90パーセントの情報を捨てて、重要な10パーセントの情報を抜き出すこと。
あなたには、そのような「要約するスキル」があるでしょうか。
高めておきたい「要約するスキル」
昨日は、「ビジネスブックBAR」を開催しました。
今回のテーマは「要約するスキル」です。
実は最近、まわりの方々とのコミュニケーションで「要約するスキルを高めた方がいいかも」と感じる機会が増えていたからです。
たとえば、アウトプット。
友人たちのブログやメルマガを読んでいて、「結局、、、何が言いたかったんだろう……?」と思う機会が増えました。
同時に、私自身も自分が書いた記事を読みながら、「本当に伝えたいことが、伝わりにくい文章になってるな(汗)」と感じるんですよね。
これはもちろん、私が「要約」にアンテナを立てているから感じることでもあります。
「ビジネスブックBAR」でも、参加者のみなさんのシェアを聞いていて、私は「要約するスキルが高まったら、もっと意見が伝わるのに……もったいないな」と感じていたんです。
それに、ご参加のみなさんの要約スキルが磨かれれば、「ビジネスブックBAR」のシェアタイムは、もっといい時間になるに違いないと。
しかも、「ビジネスブックBAR」ご参加者のみなさんのプライベートやビジネスシーンでも、必ず良い影響がある。
そう確信したので、「要約するスキル」をテーマに「ビジネスブックBAR」を開催させていただきました。
結果はどうだったか。
非常に盛り上がりました。
ご参加の皆さんが、制限時間を超えて話してくれたんです。
半年前は、私から「どうですか?」と指名していた方も、ご自身から気づきを発言してくれて。
さらに「ビジネスブックBAR」の終了時間がすぎても、気づきについて話してくれていたのです。
積極的に。
主催者としては、これは嬉しいことですね。
アルコールOKのリラックスした雰囲気ということもあるかもしれません。
それでも、課題本やテーマについて熱をこめて対話できる。
結果、参加者の方から「今回も2時間とは思えない濃密な時間でした!」という感想をいただきました(こちらこそ感謝です)。
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要約するための3つのプロセス
では、要約するプロセスとはどんな方法なのでしょうか。
課題本で紹介されていたステップは、
ステップ1:情報収集
ステップ2:情報整理
ステップ3:情報伝達
という3つのステップです。
要約は、ただ単に情報を端折ればいいわけではないんです。
ちゃんと上記のようなきっちりとしたプロセスが必要なのですね。
数字的な感覚は、
・ステップ1で情報を10個集める
・ステップ2で情報を9個捨てる
・ステップ3で最後の重要な1個を伝える
です。
最後の最重要の1つについて、「死んでもこれだけは言っておく」というキーメッセージをあぶり出す。
その上で、ようやく、要約できるのです。
ようやく、要約……(笑)
話を戻すと、私なりにまとめたポイントは、情報は、
(1)集める
(2)抽出する
(3)伝える
の流れが大事ということですよね。
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要約はドリップコーヒーのように
要約の3つのステップ。
私は、要約力の本を読みながら、イメージしていたものがあります。
それは、何かというと、
・ドリップコーヒー
です。
このイメージが、私にとっての「要約」プロセスそのものだったんですね。
私は、要約力とは、
・「情報ドリップ」のことだ!
と思ったわけです。
ステップ1:情報を集める
ステップ1は「情報を集める」です。
これは、おいしい珈琲豆を集めるプロセスです。
たとえば、自宅でおいしいコーヒーを飲むためには、何よりもまず「おいしいコーヒー豆」を仕入れるルートを確保することが必要ですよね。
自分が好きな焙煎をしているお店を見つけるとか。
これは、
・信頼できる師匠を見つけたり
・学びの多いセミナーを受講したり
・たくさんインスピレーションが湧く本に出会う
といったことと同じです。
ステップ2:情報を抽出する
ステップ2は「情報を抽出する」です。
これはコーヒー豆を挽くプロセスです。
コーヒー豆を粗く引くのか、それとも細かく聞くのか。
その人の好みがありますよね。
挽き方でコーヒーの味が変わります。
情報なら、わかりやすく分類したり、自分なりに分析する。
そこから、重要な点が見えてきます。
ここで抽出すべきものがあきらかになるわけです。
ステップ3:情報を伝える
ステップ3は「情報を伝える」。
これはお湯を注ぐプロセスです。
まずは、少量のお湯でコーヒーを蒸らす。
そのあと、ゆっくりと丁寧にお湯を注ぐ。
コーヒーがドリップされるのは、最初は1〜2滴ずつ。
時間がかかります。
ただ、その時間も含めて、おいしいコーヒーになる要素なのです。
一方、ここであせって蒸らさなかったり、お湯を一気に注ぎするとと、コーヒーのおいしさがダウンしてしまうんですね。
情報も同じです。
メッセージが分散してしまうと、受け手もうまくキャッチできません。
丁寧に抽出してから、メッセージを渡す必要があるわけです。
さらにいえば、抽出されたコーヒーの粉は9割捨てられてしまいます。
ここのイメージまで含めて、私は、
・要約力=ドリップコーヒーのイメージ
になったわけです。
さて、あなたは日頃から要約するスキルを磨いているでしょうか。
もし、あなたが映画や本の感想で「すごくおもしろかった!」「とにかくすごかった!」という感想になってしまう場合は、ドリップコーヒーのイメージを活用しましょう。
そうして、
「おもしろさを抽出したうちの1割は何だったんだろう?」
「その映画や本から死んでもこれだけは言っておきたいと感じたのは何だろう?」
を考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
友人のMさんが朝活ファシリテーターのデビュー。
私もサブファシリとして参加しながら、いい意味でドキドキしていました。(^^)
夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
メッセージをしぼったので、時間内に終わって良かったです。
ただ、ご参加の方々のオフトークが盛り上がり、結局は時間オーバーでした……。(笑)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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