楽な仕事に逃げた「まやかしの達成感」は、重要な仕事を先のばして「本物の達成感」を遠ざけます。
その先のばしを防ぐための超シンプルなルールは「時間順に対応していく」です。
先のばしがない仕事
「先のばしをしていない人は、どんなルールで仕事をしているのか?」
そんな問いを頭に浮かべています。
先のばしが無い。
そんな状態は、そもそもあり得るのか。
考えるともなく考えているわけです。
そんな問いがあったからでしょうか。
見つけました。
先のばししない人たちを。
それは、
・飲食業の方たち
です。
たとえば、
・ファミレス
・カフェ
・居酒屋
・ファストフード
・ラーメン屋
など。
彼らは先のばししてませんよね。
先のばししていたら、すぐにクレームになるからです。
友人とのメッセンジャーやメールは先のばしして、翌日の返事になっても大丈夫かもしれません。
でも、ファミレスで受けた料理の提供が、翌日になったらアウトですよね。(笑)
実際、私が気づいたのは、ランチでファミレス(@ジョナサン)にいるときでした。
私の近くのテーブルに、先にランチメニューをオーダーした方がいました(私も日替わりランチでした)。
しばらくして、配膳してくれるネコ型ロボットがやってきたんです。
一瞬だけ私のほうにやって来るようなそぶりをみせて。
そのとき、私はふと「もし、私のほうに先にランチメニューが届いたらどうなるんだろう?」と思いました。
結果は、フェイントでした。(笑)
先のばしすることなく、オーダーした時間順にきちんと配膳されていたんです。
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先のばしが無い理由とは?
このシーンを体験して、気づいたんです。
「そういえば、飲食業の方たちは基本的に先のばししていないな」と。
先のばし改善に興味がある私。
その理由を考えてみました。
結論はシンプルでした。
それは、
・オーダーを受けた時間から、順番に提供している
ということ。
そんなシンプルなルールが適用されているんです。
もちろん、料理によって提供順が前後することはあります。
それでも、誤差の範囲ですよね。
再び、私は気づきました。
「このシステムを仕事に活かせば、先のばしを減らすことができるんじゃないか?」と。
つまり、タスクに対して、
・緊急性や優先順位にこだわりすぎない
で、
・時間順に対応していく
というスタイル。
そうすれば「飲食業の方たちのように先のばしが無くなるのではないか?」と思ったんです。
もちろん、仕事と料理では、違いがあります。
たとえば、
・料理(やドリンク)のように同じレシピをくり返すわけでは無い
・料理のようにマニュアルがあるわけでは無い
・料理とは違い、タスクによって緊急なものや優先順位が変わる
ということです。
そういったイレギュラーはあれど、
・時間順に対応していく
というルールは、先のばし改善に有効なルールだと考えています。
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軽いタスクへの「1分の逃げ」=思いタスクへの「1分の先のばし」
そこで、私の仕事も、この
・時間順に対応していく
というルールを設定しました。
結果はどうか。
先のばし感が激減しています(ですから、記事でご紹介しているわけですね)。
たとえば、メール。
朝イチで30通のメールを受信したとします。
このとき、今までの私だったら、
・頭では「優先順位をつけて返信しよう」
と考えていました。
でも、
・現実は「簡単なメールから返信しよう」
と実行していたんです。
すると、どうなるか。
そう、
・重たいメールの返信がメールの受信箱に残り続ける
のです。
それが先のばしにつながります。
1日や2日なら、まだいいほうです。
ひどいときは未返信のまま1週間すぎたことも……。
ひどいですよね。
「早く返信したほうがいいんだよな。結局は返信するんだから」と。
わかっているのにできないから、タチがわるいです。
先のばし傾向にある方は、きっと共感いただけるのではないでしょうか。(笑)
この現象の問題は何か?
様々な理由がありますが、そのうちの1つには、
・はっきりしたルールが無いこと
があります。
ですから、ルールをはっきりさせましょう。
そのルールは複雑だとダメです。
優秀な方なら「緊急度と優先度」みたいに考えられるのかもしれませんけれど。
私は、目指しましたがダメでした……。
ルールはシンプルなほうがいいタイプです。
ですから、飲食業のように、
・時間順に対応していく
ように変えました。
思い返すと、
・時間順に対応していく
のは、『「超」整理法』や『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』などといった本にも書いてあったような記憶があります。
シンプルなメソッドほど「これなら自分にもできそうだ!やってみよう!」と思えるんですよね。
それでも、トレーニングし続けないと、つい「楽なタスク」や「すぐ返信できるメール」に手が出ます。
そこで出てくるのが、はっきりとしたシンプルなルールである
・時間順に対応していく
なんです。
メールにすぐ返信すると、何となく仕事をした感じです。
ささやかな達成感さえあります。
ただ、よくよく考えると、
・楽な返信に1分費やした分だけ、先に受信しているメールへの返信が1分遅れる
こととなります。
この積み重ねが、先のばしをつくるんですよね。
その1分を使って重たいタスクに手をつければ、1分早く終わるのに。
こんな「たった1分の逃げ」が10回続くと、小さな達成感とともに10分の先のばしを生みます。
この「まやかしの達成感」には、注意したいですよね。
飲食業の方たちのように、順番を守るほうの「本物の達成感」を味わいましょう。
もちろん、私も実践中の身。
スマートにはほど遠いです。
「わかっちゃいるけど」をくり返しては、反省の日々です。
ただ、確実に言えるのは、この手法を適用することで「先のばし感は減っている」という実感があります。
本当にシンプルに、
・時間順に対応していく
だけなんですけれど。
もし、あなたが先のばしに苦しんでいるなら、まずはメール返信から、
・時間順に対応していく
を実行してみましょう。
超絶おすすめです。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
6時30分の部の交流タイムでは、「マンデー・モーニング・イベント」として、みんなで運動をしました。
たった8分間でしたが、やはり朝から体を動かすのっていいですよね。
ポジティブな気分で朝をスタートできました。(^^)
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