コミュニケーションの習慣

「やったほうがいいのに、先のばししてしまう」問題を解決する方法。階段を10段のぼるように「次」をイメージする。

投稿日:2018/11/16


「頭ではやることがわかっているし、やったほうがいいのは理解しているつもりなんですが、いざやろうとすると行動にうつせません。。。」

継続コーチングのクライアントさんから聞いたご相談で、もっとも多いパターンです。

どのように対処していけばいいのでしょうか?

 

スポンサーリンク


 

先のばししてしまう原因は「面倒だなぁ」という感情

たいていの人は、「行動力をつけたい」と考えているのではないでしょうか?

私も常に考えています、自分に対しても、サポートしているクライアントさんに対しても。

ですが、

・やろうしていたことを先のばしにしてしまう
・週に3回はジムに行こうと思っていたのに、3ヶ月通っていない
・重いタスクから目を背けて、簡単なメール返信をやってしまった

ということが起こり得るのですね。

もしかすると、あなたにも経験があるかもしれません。

この問題の原因は、「面倒だなぁ」という感情から起こるものでもあります。

たとえば、「5kmランニングする」。

運動は、やったほうがいいのはわかっていながら、先のばししてしまう代表例でしょう。

これは、

・5kmランニングする = 面倒だなぁ

という思考回路ができてしまっているので、動けなくなるのですね。

この感情に打ち勝って、5kmランニングするためには、走ることに対するイメージを変えていくことが大事です。

 

ビジョンを簡単につくるために「階段を10段のぼる」

自分が得たい未来をイメージする方法は、実は意外と簡単です。

それは、

・階段を10段のぼるようなイメージ

でつくり出すことができるのです。

具体的な習慣の事例として、「ランニング」でイメージしてみましょう。

最初に「5kmランニングする」という行動から連想をしていくのです。

「5kmランニングしたら、どうなるか?」

と、自分に問いかけてみます。

そうなると、

「運動ができて、気分が良くなる」

という連想が出てきたとします。

次に、その連想から、

「気分が良くなったら、どうなるか?」

と問いかけます。

すると、以下のように、答えが連鎖させていくのです。

答え:気分がよくなったら、また走りたいと思うようになる

質問:では、また走ったら、どうなるか?

答え:体力がつき、体重が減る

質問:体力がついて、体重が減ったら、どうなるか?

答え:もっと長い距離を走れるようになる

質問:もっと長い距離を走れるようになったら、どうなるか?

答え:フルマラソンを走れるようになる

質問:フルマラソンを走れるようになったら、どうなるか?

答え:自分に自信がつき、前向きになることができる

質問:自分に自信がつき、前向きになることができるたら、どうなるか?

答え:トレーニングを習慣化して、憧れのトライアスロンのレースを完走できる

・・・というように、「その次はどうなるか?」ということを、積み重ねていくのです。

これを10回くらいくり返してみましょう。

まるで、階段を10段のぼるようなイメージで、徐々にステップアップさせていくのです。

 

「それをやったら、次はどうなるか?」をくり返してみよう

「5kmランニングする」

この小さな行動が、

「憧れのトライアスロンのレースを完走できる」

という成果につながること。

このイメージが重要です。

その行動をとることが、自分が目指している憧れの姿に近づくことができる行動だと思えること。

「5km走る」という具体的な行動に、「走りたい!」というプラスの意味を持たせることが大事なのですね。

このようにして、「今はちょっと面倒だけれど、続けていけば目標が達成できる」と思うことができれば、行動を起こしたくなるはずです。

そうして、「先のばししている場合じゃない。今すぐ走りにいこう」と感じられるようになれば、理想的です。

ですから、あなたが、いま、

「頭ではやることがわかっているし、やったほうがいいのは理解しているつもりなんですが、いざやろうとすると行動にうつせません。。。」

という行動があるのなら、「それをやったら、次はどうなるか?」と自分に質問して、10回くり返してみましょう。

きっと、感情が高まることを感じられるはずです。

その感情の高ぶりを活用して、このブログを読み終えたら、すぐに行動してみることをおすすめします。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッション。

クライアントさんがこれまでに15年間も考え続けてきたことを、ついにコンテンツ化することを目指していくこととなりました。

社会的にも意義があるコンテンツなので、ぜひともたくさんの人に知って欲しいですね。(^_^)

>Mさん
これから楽しみにしてます!

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣

執筆者:

関連記事

「俺、がんばってる!」よりも、「未来投資時間」を必死に確保しよう。

昨日、継続のクライアントさんがコーチングセッションに来てくれました。 しかし、話を聞いて驚きました。 じつは仕事が佳境で徹夜明けだったのです。 ただ、そこでセッションをキャンセルをせずに、時間を確保し …

夢や大きなやりたいことのような長期的なプロジェクトでモチベーションを切らさずに続ける方法。

夢や大きなやりたいことだと、どうしても長期的なプロジェクトになりますよね。 どのようにすればモチベーションをキープして、なるべく遅延をおこさずに前進できるのでしょうか?   スポンサーリンク …

5つのステップで、あなたも簡単にセルフコーチングができるようになる方法。

先日、コーチングのクライアントさんから「セルフコーチングのシンプルな方法を教えてもらえませんか?」という質問がありました。 そこで、私もやっているセルフコーチングの簡単なやり方をお伝えしたので、その方 …

セルフコーチングの方法を知っていますか?ネタ出しから実行までの5つのステップ。

ときには師匠たちやマイコーチの助けを借りることがあっても、基本的には自分で考え、自分が成長していくことが不可欠です。 そのためにセルフコーチングの手法を知っておくのは、有効な方法の1つです。 &nbs …

伝わる人は1点を伝える。伝わらない人は100点を伝える。

コミュニケーションで大切なのは「伝えるよりも伝わること」と言われます。 結論は、 ・相手に伝わるのは、100点のうち1点 ・ただし、1点をうまく伝えられたら100点伝わる ということです。 &nbsp …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。