「いつもの」が決まると楽です。
ただ、「いつもの」に慣れすぎないようにしていきましょう。
「いつもの」がない不安
東京の東部から、正反対の西東京に引っ越しをして、およそ半年間。
新しい土地では、まだ「よそ者」の感覚があります。
先日の9月4日も、新人とか新参者になった感覚がありました。
9月4日は、串の日。
やきとんや焼鳥が好きな人は、見逃せない日です(笑)。
私も例にもれず。
家族で串焼きを食べるモチベーションが高まっていました。
東東京に住んでいた街では、およそ20年ほど暮らしていました。
地元のおいしいお店はけっこう知っていたんですね。
串の日にも迷うことはありませんでした。
迷うとしても、これまでに訪れた名店から「どのお店に行こうか?」という迷いです。
一方、新しい街では違います。
「どのお店に行こうか?」という迷いまでは同じです。
ただ、「どこに行けばいいのかわからない、、、」という迷いなのです。
これは、新鮮でした。
そんな中から今回選んだのは、少し気になっていた焼鳥のお店。
もちろん、訪れたことはありません。
子どもたち(大学生はいいとして、中学生ですね)が入れるのか、ちょっと微妙な雰囲気があります。
そこで「ひとまず夫婦で入ってみて、大丈夫そうなら子どもたちを呼ぼう」という妻のアイデアを採用。
「ベビーステップ作戦」です。
そうと決まれば、さっそく入店。
どんなお店も、初めてのときはドキドキしますね(それが楽しいわけですが)。
さて、入ってみてどうだったか。
結論から言うと、すてきなお店でした。
鶏料理がおいしいのです。
価格もリーズナブル。
店長の人柄も感じがいい。
お通しを食べた瞬間に、私の中で再訪を決意しました。
「新しいお店にトライしてみて良かった」
そう感じる瞬間でした。
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「いつもの」を選ぶのは楽
引っ越しする前は、「いつもの」お店が決まっていました。
今回のようにドキドキすることはありません。
「いつもの」があると、楽なのです。
だから、人は行きつけのお店をつくるのでしょう。
「いつもの」お店に入ったら、「いつもの」座る席がある。
「いつもの」席に座ったら、店長に「いつもの」とメニューをお願いする。
そして、「はい、いつものですね」と言われる。
そのルーティンに、うれしさを感じるわけです。
そんな常連を目指したくなるんですよね(これは、男性に多い感覚だそうです)。
いわゆる「顔パス」みたいな感覚です。
もちろん、悪くはありません。
以前、人生の幸福度を高める調査で「行きつけのお店がある」という指標があることを知っています。
なじみのお店やスタッフの方がいるのは、豊かさを感じるための1つの要素なのですね。
親密な人間関係は、人を幸福にするのです。
ただ、それに慣れすぎてしまうのも考えもの。
新しいことに出会わなくなるからです。
すると「ああ、これね。前にも経験したことがある」という意識になります。
セミナーや本を読んでも「知ってる」「聞いたことがある」と言いたくなる人のように。
こうなると、危険です。
自分が知らないものは、排除しようとするからです。
新しいものを否定したり、排除するようになったら、私たちの成長は止まってしまいます。
それは怖いです。
では、どうすればいいのでしょうか。
それは「いつもの」を抜け出すことです。
引っ越してわかりました。
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「いつもの」をやめてみよう
引っ越しをすると、すべてが「いつもの」ではなくなります。
実際に、私は
・カフェ
・ランニングコース
・整骨院
・居酒屋
・歯科医院
など、「いつもの」ところにいくことが通じなくなりました。
すべてが新しい場所です。
不安定になります。
「早く安定したい」と本能が叫ぶのがわかるのです。
それくらい本能は「いつもの」が好きなのです。
考えてみると「いつもの」とは、「現状維持」の意味です。
ただ、「現状維持は存在しない」と言われています。
「現状維持は衰退の始まり」という言葉もあるように。
となると2択です。
私たちは成長するか、衰退するしかないということになりますね。
もしも「成長したいんです」と願うなら、「いつもの」と言わないようにするしかないということです。
「いつもの」を言えるようになると、不安が減るので安心です。
過去に経験したことがあれば、「こういうことだろうな」と予想できます。
それが極まると顔パスになったり、「いつもの」をわかってくれる人たちだけを求めてしまうのだと思います。
人は、日常生活を反復することの達人です。
最初は意識的に変えたことでも、毎日同じ電車の同じ車両に乗るようになるのです。
すると、日常に刺激がなくなります。
新しいアイデアも出なくなります。
日常が退屈になっていくのです。
そうならないためにも、
・新しいことを始める
・自分で少し難易度を高めてみる
・「いつもの」を選びそうになったら「次手」を選んでみる
ということを意識してみましょう。
私が心がけているのは、
・迷ったら、勇気がいる方を選択する
です。
ただ、100パーセントはできません。
実行できたときは、新しい経験が手に入ります。
確実に「いつもの」を抜け出せるからです。
さて、あなたはいかがでしょうか。
今日1日の中で「いつもの」を1つやめてみる。
それだけで、日常に変化が起きるはずです。
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■編集後記
昨日は、うれしいことがありました。
「良習慣塾」メンバーの方々のTOEIC結果発表で、お2人とも自己ベストを更新していたのです。
お2人の努力のプロセスを知っているだけに、感激してしまいました。(T_T)
日常の中に大きな喜びをつくりたければ、日常にその種を蒔かないといけませんね。(^^)
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