100個ある先のばしになりそうなタスクを、あえて1つだけ前倒しする。
そんなちょっとした行動が、日常を変えていきます。
1日に1つだけタスクを前倒しする習慣
1日に1つだけ、タスクを前倒しする。
7月に入って、そんな習慣を試しています。
きっかけは「良習慣塾」メンバーとのグループコンサルティング。
先のばし解消への取り組みとしての私のアイデアでした。
取り組みはシンプルです。
それは、
・今日やらなくても大丈夫なタスクを、前倒しで実行する
だけ。
1日の中で1つでいい。
ほかにやるべきことがあるけれど、あえて1つのタスクを前倒しするわけです。
たとえば、リマインドメール。
相手の方に私との約束を思い出していただくための連絡です。
そして、私自身の心の準備。
そのためにリマインドメールをする習慣があります。
これは、基本的には前日に行います。
でも、1日に1つ前倒しするために、あえて2日前にメールを書きます。
メールは予約送信をしておきます。
ですから、相手の方にとっては今まで通りです。
ただ、私の意識と行動が前倒しになっているだけ。
ただ、前日にあわててメールするよりも、心に余裕を持ってリマインドメールを書けるんですね。
リマインドメールを送る習慣。お互いの有限な時間を有効活用できる。 | 【良習慣の力!】ブログ
同じように、
・セミナー開催リマインド
・メルマガを書く時間帯
・定期的なご請求
など、前倒しできることがたくさんあることに気づきました。
すると、あせりが減ったんですね。
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前倒しの「けもの道」をつくる
前倒しをするか。
先のばしをするか。
同じタスクを実行するだけです。
それなのに、どのタイミングで実行するのかによって、気分が変わります。
「あれをやらないと」
「まだやれてないな……」
そんな未完了感も減ります。
もちろん、すべてのタスクを前倒しできるわけではありません(それができる状態の人もいると思いますが)。
ただ、私のように普段のタスクが渋滞しがちな場合、いきなりすべてを変えるのは困難なんですね。
先のばししがちな人は、先のばししがちな脳のつくり方になってしまっています。
たとえば、タスクがあったときに、
「あとでいいか。ほかに急がないといけないタスクがあるし」
「まだ急ぎじゃないから大丈夫だろう」
というセルフトークが脳内を占めています。
すると、やり残しが1つ、また1つと積み重なっていきます。
その場でやってしまっていれば何でもなかったことが残る。
すると、脳内に沈殿物がたまっていくのですね。
こうなると、パソコンのゴミ箱にいらないファイルがずっとたまっているような感覚になります。
本来ならためずに済んだものを、ずっと保存しておくことになってしまうわけです。
それを変えるためには、少しずつ脳の回路をつくり変えなければなりません。
細い道でいいので、脳内に「けもの道」をつくるのです。
習慣形成とは、あなたの脳内に「けもの道」をつくること | 【良習慣の力!】ブログ
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1つのタスク前倒しが現実を変える
このような「習慣のけもの道」のイメージは、タスクを整理する脳内の警備員さんです。
たとえば、1日に100個のタスクが飛び込んでくるとしますよね。
彼らは「先のばしグループ」に行列をなしています。
普段は、警備員さんが「はい、君たちはこっちの先のばしグループね。」と分類している。
それが日常です。
先のばしグループの領域には、タスクがぎゅうぎゅう詰め。
もう入らないくらいに。
タスクたちも「き、きつい……」と不快です。
グループから離脱したり、分散してしまうこともあります。
警備員さんも「きちんと1列に並んでくれればいいのに、いつもバラバラに並ぶんだよな……。だから先のばしが増えるんだろうな」と考えているかもしれません。
そこで今回の私のように「1日に1つだけ、あえて前倒しをしてみよう」と思いたちます。
1日のうちに1つのタスクについて「行き先を変えよう」と決めるのです。
すると、脳内の警備員さんの意識も変わります。
日常が変わります。
ある日も、今までのように100個のタスクが行列をなしている。
でも、その日は違います。
1日に1個だけ、警備員さんが「おっと、君は今日はこっちの先のばしグループじゃないんだ」と。
「あっちの前倒しグループなんだよ」と案内してくれるわけです。
1つのタスクが移動すると、前倒しグループはどんどんタスクが片づけられています。
ですから、そのスペースは空いています。
気分がいいんですね。
ですから、その1つのタスクもサッと完了できるのです。
そんなけもの道をつくるわけです。
今日は100個のうち1つかもしれません。
それを続けているうちに、1日に2つできるようになり、3つできるようになる。
結果、前倒しグループが減ってきて、先のばしグループに流れるようになるわけですね。
先のばししない人は、タスクを前倒しグループにどんどん送り込んでいます。
ですから、すっきりしているんですね。
そうなるための最初の1歩が「今日、せめて1つのタスクを前倒しする」なのです。
さて、もしあなたが先のばしに苦しんでいるようなら、
・1日に1つのタスクだけ前倒ししてみる
を1週間トライしてみましょう。
たとえば、友人がFacebookでおもしろそうな本を紹介していて「読んでみたいな」と思ったら、Amazonでサッと買ってみる。
小さなアクションですが、こういったスピード感を身につけると、人生がちょっとずつ変化していきます。
実際、私はそれを実行した結果「当たり本」を購入することができました。
ミニセミナーつきの読書会を開催するまでにつながったんですね。
ビジネスブックBAR「本と対話で自分を磨く読書会」(第7回) | 良習慣研究所
こんな風に、先のばしを減らすと現実が変わっていきます。
ぜひ、試してみましょう。
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■編集後記
昨日は、「良習慣塾」のグループコンサルティングでした。
今回は、いつもと取り組みを変えて、相互コーチングも取り入れました。
メンバーのみなさんのテーマが興味深いものばかり。
対話もはずみました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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