頭で考えていることがあるのに、なぜか身体がついてこなくて、実行ができない。
そのようなときの対処法を記事にしました。
「できる」という思いが「できない」になる現象
「明日こそ早起きしよう!」
そう意気込んだのに、いざ翌朝がやってくると、「眠すぎる。明日からにしよう、、、」と目覚し時計を見なかったふりをして、二度寝してしまう。
あなたには、このような経験がありますか?
私には、、、あります。(^_^;)
あと、こういうのもありました。
仕事がたまっていて、平日だけでは終わらない状況。
でも、休日出勤は嫌。
そこで、自宅にPCと一緒に仕事を持ち帰りました。
「土日に出社するより、家で少しでも仕事をしよう」と。
でも、、、週末の自宅は休日モード全開。
その雰囲気にいると仕事はできません。
結局、ひとつも手をつけないまま、月曜日にPCを持って帰ったこともあります。
会社の重いPCを持って、金曜日の夜の満員電車と月曜日の朝の満員電車に乗って往復してだけだったんです。
そういう失敗もしました。
しかも何度かあるんですよね。
「何をやってるんだろう、俺、、、」という感じです(笑)。
PCを持ち帰ろうとしたときの私は、「できる」と思っているんです。
しかし、いざその状況に入ってみると、「できない」んですよね。
あなたにも、そういった経験があるのではないでしょうか?
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「現在の自分」と「未来の自分」のやる気は別人レベル
このようなことがあるので、
・やる気がある現在の自分
と、
・実行している未来の自分
は、別人だと考えたほうがいいのですね。
これは、意志の問題というより、習慣の「きっかけ」の問題です。
ですから、工夫や仕組みで対処できるんですよね。
やり方はどうするか?
それは、
・「やる気を失っている未来の自分」を想定して、「やる気がなくなっている自分」でも行動できるようにスタンバイしておく
ということです。
要は、
・やる気がある現在の自分
のときに、
・実行している(はずの)未来の自分
が、アクションを起こすためのきっかけをつくっておいてあげるのです。
「習慣のモーメント」で行動のきっかけをつくる
このきっかけを準備しておくことを、私は、
「習慣のモーメント」
と呼んでいます。
この場合の「モーメント」は、
契機。きっかけ。
の意味です。
つまり、実際の行動にスムーズに入りやすくするための準備行動や、動き出すきっかけをつくり出すきっかけのことです。
ここを具体的にすることが、実行の鍵を握ります。
あいまいにだと、行動につながらないんですね。
「パブロフの犬」のような「習慣のモーメント」
たとえば、
・早起きしたら、英語を学習する
というときの「早起きしたら」は、「習慣のモーメント」としてはちょっと弱いです。
それよりも、もっと、
・早起きして、めざまし時計を止めたら1分以内にシャワーを浴びる
・早起きしたら、冷蔵庫をあけてマグカップでアイスコーヒー飲む
・スマホのアラームをとめたら、自分のPCを立ち上げてFacebookグループに「おはようございます!」と投稿する
という風に具体的な表現にしておくといいんですね。
イメージとしては、有名な「パブロフの犬」のようなイメージ。
「○○したら、●●をする」という条件づけをしてあげるわけです。
「早起きしたら」だと、ふとんでぼんやりしているうちに二度寝してしまうかもしれませんので。
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ビジュアル面からの「習慣のモーメント」
「習慣のモーメント」は、ビジュアルでのきっかけづくりでも活用できます。
私の例です。
以前、妻にすすめてもらった研磨剤いりの歯磨き粉。
これを使おう使おうと思いながら、つい忘れてしまっていたんですが、それを使えるようになったときの話です。
私は、コーチングやブログを書くようになり、カフェで仕事をすることが増えました。
すると、どうしてもコーヒーを飲む回数が増えるんですよね。
会社では控えるようにしているんですが、それでも、歯への着色が気になっていました。(^_^;)
そんな話をしていたら、妻から「私が使っている研磨剤いりの歯みがき粉があるから、良かったら使ってみてよ」と言われました。
「なるほど、それでみがけば着色が軽減されるんだな」と、期待したんですね。
それで、
・研磨剤いりの歯磨き粉を使ってみようと決めた現在(そのとき)の自分
がいました。
しかし、
・実際に研摩剤いりの歯みがき粉を使う未来(そのとき)の自分
が別人だったのです。
メリットを想像できているのですが、歯みがきをしようとするときに、つい忘れてしまっていたんです。
そこで、妻が工夫してくれた「習慣のモーメント」が、この対策です。
シンプルに、普段、使っている通常の歯みがき粉の前に置いてくれていたのです。
さすがに私も、「いや、すごい。これなら忘れないわ」とひとり言を言って(笑)、予定通り使うことができました。
これは、「普段づかいの歯みがき粉の前に、研磨剤いりの歯みがき粉を置いていく」というたった1アクションを入れるだけで、実行できたわけです。
忘れずに行動できるかできないか、というのは、実はすごい工夫とか大きなアクションを起こすことばかりではありません。
こういった小さなアクションを、いかにやっておけるか。
それによって、実行率は驚くほど変わるのです。
ほかにも、
・家を出るときは、必ず財布から鍵をとって自分で鍵をしめる
という「習慣のモーメント」をおこなえば、財布や家の鍵を忘れることはありません。
また、明日、学校に持っていく小物を忘れないようにするなら、
・前日のうちに、自分のスニーカーの上に小物を置いておく
とすれば、まず忘れることはないでしょう。
そのようにして、「習慣のモーメント」が活用できるのです。
まとめ
習慣にするためのターゲット行動のための「習慣のモーメント」。
すぐに取り入れられると思いますので、
・メインのターゲット行動への導線が良くない
・ターゲット行動を忘れてしまう
・つい易きに流されてしまう
という方は、「習慣のモーメント」を意識してみましょう。
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■編集後記
昨日は、友人と会食でした。
時間を決めて2時間、ビシッと飲みました。
どんな大きなことを言っても全肯定し合える友人の存在というのは、人生の重要な要素の1つですね。
大言壮語の夢が実現するかどうかは、これからの私の行動次第です(笑)。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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