「計画をたてたら、その計画通りに進めなければならない」という考えがあります。
それは本当でしょうか?
「成功する計画を立てないということは、失敗を計画したということだ」
「今日の計画が終わる前に、今日を始めてはいけない」
私が意識している言葉であり、計画の重要性をうまく表現している名言です。
そう、「計画は重要だ」とは、さまざまなところで言われていますし、実際のところ重要なものだと思います。
しかし、計画の重要性についてわかっているつもりの私でも、ついつい計画を後回しにしてしまうことがあります。
もしかすると、あなたにも同じ経験があるかもしれません。
その後回しの理由として、個人的なランキングのトップに君臨するのが「計画をたてているような時間がない」というものです。
計画する時間が惜しいと感じるくらいにやるべきことがあり、5分間を使って計画をたてるなら眼の前のタスクに5分間とりかかかったほうがいい。
そう思わせられてしまうような状況があることが原因でしょう。
ただ、なぜそういった苦しい状況になったのかというと、よくよく考えてみると「計画を立てなかったこと」に原因があったりするわけです。
こっけいかもしれませんが、これが真実。
先日学んだ計画の重要性を表す言葉にも、
「成功する計画を立てないということは、失敗を計画したということだ」
という教えがあることを知りました。
まさにこの名言通りの失敗で、複雑な状況を招いてしまっているわけです。
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「計画」は算数の公式とは違う
そういうとよく言われるのが「計画をたてても、計画通りにならないんですよね。ですから、計画をたてるだけ無駄じゃないかって思っちゃうんです」という意見です。
確かに、そうなのですよね。
せっかく時間を投資して計画をたてても、計画通りにならなかったら、その時間は無駄になってしまう感じがします。
というより、以前の私はまったくそのように考えていました、、、
計画について「計画とは、計画通りに進めるためのものである」と思っていたのです。
でも、それは私の思い込みだったのです。
実は、これが今日の記事で重要なことなのですが、計画というのは実は、
・「計画」という成果物そのものよりも、「計画を考えるプロセスそのもの」の方が大切
ということなのです。
くり返すと、大事なのは「計画書」といった成果物ではなく、計画を考えるプロセスこそが私たちの人生にとって重要なことなのです。
少し説明しますね。
私には「計画」というと、事業計画書のようなしっかりとした形式に記入されたビシッとした書類のようなイメージがあったと書きました。
ですから、「計画をたてる」というと、どこかでそういったきっちりとした計画表のようなものを想像してしまうのです。
その計画書は、たとえていうなら算数の計算のようなもの。
「この公式に数字をあてはめれば、正しい答えがでますよ」というイメージです。
それが優れた計画だと思っていたのです。
でも、私たちが活用する「計画」とは、それとは違います。
・「計画」という成果物そのものよりも、「計画を考えるプロセスそのもの」の方が大切
なのです。
理由は、計画をたてることは「自分にとって何が重要なことなのかを考えるプロセス」だからです。
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「計画を考えるプロセスそのもの」が大切
たとえば、計画をたてるときには、
「自分が思い描く理想の1週間はどんな1週間なのか?」
「そのためにどんなことに時間を使えばいいのか?」
「理想の3年後にたどり着くためには、今日何をする必要があるのか?」
「今週の自分が大事にしたい価値観は何か?」
「10年かけてなしとげたいことは何か?」
といったことを考えることとなります。
計画をたてるということは、こういった質問に答えることは避けられないからからです。
その質問を考えるプロセスで、あなたが望むことが何なのか少しずつあきらかになっていきます。
そうして、スケジュールのようにタスクや活動予定として見える化したものが、「計画」になるのですね。
つまり、計画をたてることで重要なのは「スケジュールされた計画」ではなく、「スケジュールをたてるプロセスで自問自答する時間や思考」なのです。
完成したものではなく、中身が重要。
その「計画」こそが、私たちの人生をより良くしていくために必要な「計画」ということです。
もちろん、その「計画」は予定通りにはいきません。
「計画」がそのとおりになるのなら、誰もが計画通りの人生を送っているはずですが、残念ながらそうではありません。
ですから、ずれた現実をもとに、また「計画」をしていけばいいのです。
本「7つの習慣」に、「すべてのものは二度つくられる」という原則がある通り、まずは「計画」という内側の世界でイメージができて、そのあとに外側の世界で現実がつくられるのです。
そのために「計画」があります。
ですから、より良い現実をつくっていくためには、
・計画をする
・そのプロセスで自分の大事なものを考える
・そして計画からずれたら、あらためて修正した計画をつくる
というプロセスをくり返す必要があるわけなのです。
それが、
・「計画」という成果物そのものよりも、「計画を考えるプロセスそのもの」の方が大切
ということです。
まずは1日5分でかまいません。
あなたの内側を磨いていくために、あなただけの「計画」をたてること。
そこから1日をスタートしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、夜にコーチングセッションを1件。
複業活動が好調なクライアントさんとのセッションでした。
見事に「0→1」をやり遂げ、さらにそこからがんがん前進している姿は、ご支援している立場から見ても頼もしいものです。
地道にコツコツ積み上げてきている方なので、基礎工事が盤石。
ちょっとやそっとじゃ揺れなそうです(笑)。
ずっと前進されているので、この先は成功か成長しかありません。
これからのさらなる進化が楽しみです。(^_^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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