良習慣の習慣

習慣化の先にある目的は「習慣の基準を上げること」

投稿日:


習慣は大事ですが、ただぼんやり続けているだけでは日常は変わりません。

私たちが意識しておきたいのは「習慣の基準を上げること」です。




 

「私たちは誰もが成功者である」という言葉の意味

「私たちは誰もが成功者である」

私が最初にこの言葉を聞いたのは、セミナーを受講しているとき。

最初は意味がよくわかりませんでした。

「いやいや、全然成功というレベルに達してないし」と。

ただ、そのあとに続く説明を聞いて「なるほど」と思ったのです。

では、

「私たちは誰もが成功者である」

とは、どのやうな意味なのでしょうか。

結構から言うと、私たちは誰もが、

・現状を手に入れることに成功している

のです。

たとえば、

・収入

・体重

・知識

・人間関係

・仕事

などの人生の重要事項がありますよね。

それらの現状を手に入れることに成功しているのです。

現状が満足か不満足かは別なのですね。

その現状を引き寄せているのは「習慣の基準」です。

たとえば、毎日1時間しか働かない人の基準もあれば、毎日10時間働く人の記事もあります。

そのように、私たちは今の自分が持っている基準で生きています。

その基準によって、今の私たちの現状(=結果)を手に入れることに成功しているのです。

 


 

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基準が変わらなければ結果は変わらない

たとえば、腹筋。

とくに男性なら、シックスパック(6つに割れた腹筋)を手に入れたいと願っている人は多いものです。

私がすぐに思い出すのは、プロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏。

あのようなきれいに割れた腹筋が私のお腹にあったら、自信がつきそうです。

意味もなく上半身を見せつけてしまうかもしれません。(笑)

「6つに割れた腹筋を手に入れるのは、大変な努力をしなければならない」

私はそう思っていました。

ただ、これは友人のプロトレーナーに聞いたところ、私たちは誰でも6つの割れた腹筋を持っているのだそうです。

「えっ!?」と思いませんか。

では、なぜ本来は持っているはずこ腹筋が見えていないのか。

それは、6つの腹筋の上に、それを隠してしまう脂肪がのっている状態だからです。

その脂肪が、私たちが腹筋を見えなくしてしまっているのですね。

ですから、私たちが腹筋をすることでシックスパックを目指すのは、腹筋を鍛えているのではないのです。

腹筋をすることで、お腹の上の脂肪を減らしているのですね。

そうして、もともと持っている6つの腹筋を浮かび上がらせること。

そのための腹筋トレーニングなのです。

その脂肪を減らすことが、簡単ではないのですね。

では、なぜ腹筋の上に脂肪がのってしまうのでしょうか。

それは、

・腹筋の上に脂肪をのせてしまう「基準」で生きているから

です。

たとえば、AさんとBさんの2人がいるとします。

Aさんはやせている人。

Bさんは大柄な人としましょう。

2人の身長は同じ。

わかりやすく、Aさんの体重は50キロで、Bさんの体重は100キロとします。

ある日、魔法がおきて、AさんとBさんが2人とも75キロになってしまいました。

2人は同じ身長で、同じ体重になったわけです。

でも、AさんとBさんは基準が違いますよね。

普段の運動習慣が違うでしょうし、食べる量も違うでしょう。

ですから、この2人は生活しているうちに、Aさんは50キロに戻り、Bさんは100キロに戻るわけです。

なぜなら、基準が変わらないからです。

つまり、私たちは、自分の今までの基準を変えない限り現状は変わらないのです。

仮に一時的に成功をしたとしても、時間が経てば同じ現状に戻ることに成功してしまうわけです。

この場合の成功は、今のあなたが持っている基準から生み出される結果にたどり着くということなのです。

好むと好まざるとにかかわらず。

 

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ライフスタイルの質を高めるためには?

では、私たちがライフスタイルの質を高めるためにしなければいけないのは、どういうことでしょうか。

それが、

・習慣の基準を上げること

なのです。

たとえば、

・早起きであれば、朝1時間の質を高める

・運動なら、20分のランニングタイムを縮める

・ブログであれば、短い文字数かつ短い時間で、記事の質を高める

といったことになるかもしれません。

今までの自分の基準でやってきたことを、そのままやればラクです。

しかし、それだと、ただの最適化で終わってしまいます。

今の基準で続けていれば、本当に望む成果は手に入るのでしょうか。

ここを考えたいのですね(私も、日々考えています)。

ですから、私たちが現状をより良くしたいと思うなら、考えたいのは

・自分が求める成果を得るためには、どのような基準を持つべきなのか?

ということです。

理想と現実があり、そこにギャップがあるなら、そのギャップを縮める工夫をする。

そのようにして、基準を上げる意識を持つことが大事なのです。

習慣の基準を上げることで、結果的にアウトプットの質が高まりますので。

さて、今のあなたの習慣はどのレベルの基準でしょうか。

その習慣の基準で、あなたが望む成果は手に入りそうでしょうか。

行動や結果だけを求めるのではなく、基準を見ること。

そして、「基準を上げる」という視点で、日々の習慣を見直してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、4時55分に起きて、7時まで赤羽雄二さんの読書会に参加。

すぐに7時から10時まで「早起き完全マスタープログラム」セミナーを開催。

10時から12時まで映像セミナーを視聴しました。

午前中はノンストップでした。(^^)

午後は3時間ほどひとり時間をもらい、ゆっくりタイム。

夕方に家族で合流して食事を楽しめました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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