習慣化するためには、「何のためにその習慣をやるのか?」という「目的」を考えることが重要です。
複業に関してもそれは同じで、「複業をやる目的」が継続するための原動力になるのです。
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なぜ、私は複業をやろうと思ったのか?
最近、周囲の友人たちから「なぜ、複業をやろうと思ったのか?」と尋ねられる機会がありました。
その質問には、どことなく「なぜ、(伊藤のような面倒くさがりやが)複業をやろうと思ったのか?」というニュアンスが入っているように聞こえます(笑)。
確かにそう言われると、私も少し不思議な感覚はあります。
私は、できるだけラクをしたいし、やきとんを食べてやホッピーを飲んでいれば幸せを感じられるタイプの人間です。(^_^;)
ですから、朝4時30分からコーチングセッションをやることやブログを1日1記事継続して書き続けるといった行動をしているというのは、おかしいのかもしれません。
そのような修行のような生活とは、本来はけっこう遠い位置にいる人間だと思っているからです(私の近くにいる人はよくわかっていると思います・・・妻とか・笑)。
面倒くさがりやの私が複業を志した理由
では、「なぜ、(伊藤のような面倒くさがりやが)複業をやろうと思ったのか?」。
シンプルに言うと、「家族のため」ということになるのだと思います。
複業を志そうと思いはじめた時期は、会社の営業成績は悪く、残業も長時間、段取りも悪く非効率の極み。
とても複業などと言えるような状況ではありませんでした。
「それよりも会社員として成果を出しなさいよ」と言いたくなるレベルです。。。
終電まで仕事が続くような時期(月末など)は、自宅に帰ると当然のように深夜です。
24時をまわっていることはザラでした。
そうなると当然、息子や娘の寝顔しか見られないわけです(涙が出そうになったことを覚えています・・・)。
そのようなとき、ふと「このままの生活が続くのは、何かおかしい・・・」と思ったのです。
それに、家族で遊びにいくことや子どもたちの学費、これからの習い事などを考えると、給与も「もっとあったらいいな」と考えていました。
すると出てきたのが、「自分も家族も、今の延長線上に得たい未来はやってこないだろう」という答えでした。
会社員として今の会社で努力する以上のことをしなければ、「得たい未来」は永遠にやってこない、ということにようやく気づいたのですね。
そのような危機感から、複業をスタートしたのです。
「家族のため」というのは、格好をつけているのではなくて、それが間違いなく原動力になっていました。
ですから、複業のために自己投資をしてしまい、満足にランチが食べられなくても、本を読んで学べるほうが幸せを感じていたように思います。
当時はお小遣いの収入しかありませんから、本当に欲しい新刊だけ購入して、あとはブックオフで中古になっている本を探していたのです。
2時間かけて数百円安い本を買う、みたいな非効率なことをやっていました(笑)。
しかし、先立つものがなかったので、仕方ありませんでした(それに工夫しながら本を買うのは、意外と楽しかったです)。
そのような想いをしても、「家族のため」という目的がはっきりしていたので、それほどつらくはなく、行動はあとからついてきたような感じなのですね。
複業も「目的」を明確にすることが不可欠
ですから、もしも「複業ができない」という人は、本当は心の奥底では、複業をやりたいと思っていないのかもしれません。
・最近、複業が流行っているから
・収入ルートは多いほうがいいし
・ひとりビジネスのトレーニングにもなりそう
そのような動機で複業をスタートした人には、「何のために複業をやるのか?」という目的を見失っているのではないかと思うからです。
実際、会社員の人であれば、複業をやらなくても毎日の生活は維持できるわけですから、そこに危機感をつくり出すのは難しいもの。
そうなると、ちょっとつらいことがあると、「今の収入でも暮らしていけないわけじゃないし、複業なんてやらなくてもいいのかも」という結論になる可能性が高いのです。
私も、自主開催のセミナーが何度も受講生ゼロになったときは、自分の影響力の弱さに「もうだめだ・・・」と思いました。
それに、複業家になれば、平日は会社の前後に複業のタスクに取り組み、週末の休みの時間も使わなければ、なかなか複業に成功することは難しいでしょう。
起業家がやっていることを、会社以外の時間で取り組んで成果を目指すのですから、正直なところ簡単ではありません。
複業というと、なぜか「片手間」みたいなイメージを受けるのですが、むしろ真剣にやっている側面もあると思います。
それこそ、命を削ってやっている部分もあります・・・流行りませんが(笑)。
それが嫌なのであれば、やはり複業はおすすめできません。
無理に複業をやらなくても、ほかの方法で収入を得る方法を考えればいいのだと思うのです。
そのようなデメリットに打ち勝って、「それでも複業をやる!」という覚悟ができるかどうか。
試される場面は何度もやってきます(私もいま渦中です)。
だからこそ、そのようなつらいときに立ち返る「目的」が大事になってくるのです。
「目的」がないものは複業として継続できないことが多いはずです。
少なくとも私は、「目的」が弱い複業は挫折してきました(アルバイトとか・・・)。
結局、アルバイトのような雇用契約だと、自分の複業に対する意味づけが弱かったのだと思います。
ですから、複業をスタートしたいなら、そして継続したいなら、「何のために複業をやるのか?」という質問を自分に問いかけてみましょう。
その答えこそ、つらいときにもあなたを助けてくれる答えのはずですし、複業を継続させる目的になるはずです。
すぐに出てこないことのほうが多いと思いますので、そのときは日頃から「何のために複業をやるのか?」と考えておくことがおすすめです。
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■編集後記
昨日は、節分らしく、娘に豆まきをしてもらいつつ、豆を食べ、恵方巻きも食べました。
夜は息子の学習塾の受験指導セミナーへ。
先生たちの話を聞きながら、私自身のモチベーションを高めてしまいました(笑)。
大学受験は大変な試練ですが、得られることも多いですよね。
プロジェクトの進め方なども、いいトレーニングになります。
取り組み方によっては、人生の中でもいい思い出になる可能性もあるのですよね。
息子の大学受験を応援していきたいと思います。(^_^)
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