やる気や幸福感を出す「ドーパミン」という脳内ホルモン。
このホルモンの効果が「もっと習慣化したい」というやる気につながっています。
「勉強のいちばんの成果は、もっと勉強したくなることです」
“勉強のいちばんの成果は、もっと勉強したくなることです”
という言葉があります。
とてもいい言葉だと感じています。
勉強が好きな人にとっては、学ぶことは努力ではありません。
学ぶことで、「もっと知りたい」という気持ちになる。
そこから「もっと勉強したい」という報酬になるわけです。
これは、良習慣形成も同じですね。
先の言葉を借りれば、
“習慣化のいちばんの成果は、もっと習慣化したくなることです”
ということになりますね。
良習慣を1つ身につけると、人生は豊かになります。
「良習慣は、あなたの人生を豊かにする投資」だからです。
良習慣は、あなたの人生を豊かにする投資。 | 【良習慣の力!】ブログ
良習慣形成がうまくいくと、私たちの脳に「快感」をもたらしてくれます。
それは、「勉強」が好きな学生がどんどん学習を進めていくのと同じように、良習慣形成に「もっと」取り組んでいきたくなるわけです。
このサイクルに入ると、習慣化することが楽しくなっていきます。
「またできた」「もっとやってみたい」という感じになる。
このとき、脳内ホルモンであるドーパミンが出ているんですね。
ですから「もっと」という気持ちになるわけです。
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ドーパミンが「もっと」をつくり出す
ドーパミンが出ると、私たちにやる気を出させてくれたり、幸福感を得られるようになります。
たとえば、きれいな夕陽を見ると、ドーパミンが出ます。
仮に、きれいな夕陽を見たときのドーパミン放出レベルが「1」出るとしましょう。
あなたが、夕陽を見て「きれいな夕陽だな」と感動しているとき、ドーパミンが「1」だけ放出されているとしましょう。
別の例でいうと、ドーパミンが出るのは食事です。
たとえば、チョコレート。
甘い食べ物はドーパミンが出ます。
先ほどの夕陽を見るよりも、チョコを食べたほうがドーパミンが出るんですね。
ドーパミン放出レベルを比べると、たとえば夕陽が「1」だとしたら、チョコは「50」くらい出ます。
きれいな夕陽を見るよりも、50倍もドーパミンが出るんですね。
ですから、私たちは、わざわざ夕陽を見に行ってドーパミンを「1」だけ出すよりも、チョコを食べて手っ取り早くドーパミンを「50」出したくなるわけです。
そのほうがお手軽ですよね。
さらにドーパミンが出るものもありますが、わかりやすいのでこのままチョコレートにしておきましょう。
チョコレートを食べると、ドーパミンが「50」出ると設定しました。
ただ、私たちは「50」の刺激に慣れてしまいます。
すれと、またその「50」の快感を得るために、50以上のドーパミンを出すチョコを食べたくなります。
でも、刺激に慣れてしまっているので、同じ「50」では満足しなくなる。
すると、さらに甘みを感じるチョコレートを探してしまうわけです。
こうして、甘い食べ物を求める感覚がエスカレート。
「もっと」甘いチョコや甘い食べ物を探すようになります。
これが、甘いものが止められなくなるメカニズムです。
同じように、最初は数滴かけていたタバスコが、数滴だと満足いかなくなる。
やがて5滴、10滴となり、1回の食事にタバスコをかけまくるようにエスカレートしていくのも、同じ構造なんですね。
ドーパミンは、うまく活用すれば味方ですが、注意しないと様々なものを麻痺させてしまうホルモンなんですね。
これは少し余談ですが、食べ物とドーパミンの興味深い話があります。
食べ物を食べると出るドーパミンのベスト3は、
・甘い
・しょっぱい
・程よいかたさの食感
です。
それを満たす食べ物があります。
それは何かというと、マクドナルドのポテトだそうです。
さすがマクドナルド。
ドーパミンがドーパミンが出る食べ物を研究して、メニューにしているんですね。
何となく「マックのポテトが食べたいな」と思ってしまう気持ちは、狙ってつくられているわけです。
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良習慣形成も「もっと」でつくられる
ドーパミン「50」を感じていたものが、「55」の刺激がないともの足りなくなるわけです。
これはまさに、
“勉強のいちばんの成果は、もっと勉強したくなることです”
です。
勉強すると成果が出る。
快感を感じる。
すると、もっと勉強したくなる。
そのメカニズムと同じなんですね。
まわりからみると「そんなに勉強して、ストイックだよね」と言われる人がいます。
でも、本人はそれほどストイックだと感じていない。
それは、ドーパミンの影響によるものなんですね。
これは、私も実感しています。
「もっと」のメカニズムが良習慣形成にあたるからです。
「もっと良習慣を定着させたい」という気持ちは、ドーパミンの影響だったわけです。
たとえば、私なら、
・ビジネス書を読書を習慣が定着したら、英語学習も習慣化したくなった
・英語学習を習慣化したら、運動を習慣化したくなった
・運動を習慣化したら、早起きしたくなった
・早起きを習慣化したら、ブログを書く習慣にトライしたくなった
といったような流れで「良習慣形成のドーパミン」が出ていたわけです。
このように良習慣形成が進んでくると、「もっと」習慣化したくなるんですね。
さて、このメカニズムを、あなたの習慣化にも活かすことはできないでしょうか。
あなたが「どうしても続かない」というときには、ぜひ「この習慣に取り組んでいるとドーパミンは出ているか?」という視点からも考えてみましょう。
ドーパミンがうまく放出されて「もっと」ができるようになると、苦しまずに習慣化できるようになります。
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■編集後記
昨日は、20時30分から「良習慣塾」メンバーとの相互セッション。
停滞していた習慣を再開するためのきっかけを受け取ることができました。
その後、ふたたび「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
どちらも、クライアントさんたちの未来が楽しみになる時間でした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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