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「どうすれば、今よりも優れた人物になれるでしょうか?」に対する1番シンプルな答えとは?

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「どうすれば、今よりも優れた人物になれるでしょうか?」といった内容の質問を多く受けます。

その答えはシンプルで「自分との約束を守れる人間になること」です。




 

赤信号を渡る光景にヒヤッとした件

今朝、「あっ」と思う場面に遭遇しました。

朝の大通り。

会社に向かう人や学生たちでにぎやかな通りです。

その場所です。

赤信号なのに、横断歩道を突っ切っていくサラリーマン風の男性の姿を見たんですね。

まったくまわりを見渡していませんでした。

高校生や大学生も通る道。

大人が堂々と渡っていました。

よほど急いでいたのでしょうか。

もしも、車がきていたら(実際、車通りは普通にある道路です)と思うと。

後ろを歩く私の方がヒヤッとしてしまったんです。

事故に遭うより、遅刻したほうがマシですよね。

どんな理由があるかは私にはわかりませんが。

まあ、これだけなら、まだ日常的によくある光景かもしれません。

そのあとです。

後から歩いていた私とその方は、同じ電車に乗っていたんです(笑)。

あんなに急いでいたのに。

信号無視をするほどだったのに。

「電車に乗る」という結果だけ見ると、信号無視をしてもしなくても、結果は変わらなかったわけです。

もちろん、「赤信号は渡らないようにしましょう」という記事ではありませんので(笑)。

 


 

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私が赤信号を渡らなくなった2つの理由

朝の赤信号を突っ切っる。

その光景を見たとき、ふと頭をよぎった言葉があります。

「信号のルールを守る。
 
 そのシンプルなルールを守らない人は、自分との約束もきっと守らない人なのではないだろうか?」

と。

あなたは、どう感じるでしょうか。

なぜ、そんなことを思ったのか。

まさに私の事例なんですね。

以前の私も、信号についてそれほど気にしていませんでした(すみません……)。

それよりも「誰もいないし、車もいないんだから、ぼーっと立ってる時間が無駄でしょ」とさえ考えていたんですよね。

実際、海外の方は、誰もいない深夜の道路で、信号待ちをしている日本人を見て笑うと聞いたことがあります。

私も、まったく同じだったんですよね。

そんな私の意識が、変わる瞬間がありました。

それも2度。

 

1つ目のできごと

私を戒めた瞬間の1つ目は、

・子どもが生まれたとき

です。

子どもを抱っこしていたり、ベビーカーを押しながら、信号無視はできませんでした。

さすがの私も「子どもに何かあったら大変だ」と思うレベルの感覚は残っていたんですね。

何より、自分が子どもの手をつなぎながら、赤信号を無視をしたらどうか。

親として、子どもに「約束を守ろう」と言えなくなるなって思ったんですよね。

たとえば、子どもがスマホに熱中して、テスト勉強をしない。

それを私が子どもに「テスト前はスマホより学習する約束だったよね?」と言ったとします。

そのときに「でも、お父さんだって赤信号を渡ってるよね」と言われたら。

言い返せませんよね。

そう思ったのが、赤信号を渡らなくなった1つ目の瞬間です。

 

2つ目のできごと

私を戒めた2つ目は、

・憧れのビジネス書作家(経営者)の方の習慣と聞いたから

です。

そのときは、その著者の方のセミナーを受講していました。

その方は「私は、赤信号を渡りません」と言っていました。

理由は「自分が守ろうと決めたルールを、きっちり守る人間になりたいから」だと言われていたんです。

「赤信号を渡らないことで、自分を信じられるようになりたいと思っています。

 自分を信用できなかったら、お客さまにも信用してもらえないと思っているからです」と。

「私が赤信号を平気で渡っているところを、お客さまが見かけたらどう思うでしょうか。

 また、うちの会社のスタッフが、私のそんな姿を見たらどう思うか。

 それをイメージすると、やっぱり赤信号は渡れません」とも。

さらに「それに、赤信号を急いで渡るほど、余裕がない自分も嫌ですしね。

何より、そういう自分でいれば、みなさんのような読者の方々にも、堂々と正論が書けるんです(笑)」とも話されていました。

私は、そのスタンスに深く納得しました。

「こういうマインドだから、この方の話は響くんだな」と思ったんですよね。

それが、私にとって2度目の「赤信号を渡らない自分になろう」と思えたできごとでした。

久しぶりに思い出しましたが、やはりいい話ですね。

その著者の方は、そのあと本がベストセラーになり、100万部を超えています。

もちろん、今でも活躍されている方です。

 

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「自分との約束を守る」というシンプルな答えがもっとも強い

自分との約束を守る。

自分が決めたことを実行する。

とてもシンプルなルールのように見えます。

ただ、これができる人が「1番強いな」と感じています。

むしろ、「自分との約束を守る」ことさえできたら、ほかのスキルは不要かもしれません。

言行一致なわけですから。

やると言ったらやる。

多少の困難にも言い訳せず、ゴールを達成する人でしょう。

私自身、のべ1000時間を超えるコーチングセッションをさせていただきました。

その中で確信できるのは、

「自分との約束を守れる人は、ゴールを達成する確率が高い」

ということです。

習慣化なんて、まさに自分との約束です。

複雑なテクニックは不要。

シンプルなんです。

実際、私が関わる

・コーチングのクライアントの方のテーマ

・セミナーで受講生の方から受ける質問

といったものは、すべてを抽象化すると、冒頭にあげた

「どうすれば、今よりも優れた人物になれるでしょうか?」

というテーマなのです(ちょっと乱暴かもしれませんが)。

その答えさえも、抽象化して「超ひと言」にまとめると、これも冒頭に上げた通り、

「自分との約束を守れる人間になること」

に尽きると思っています。

その第1歩が、私にとって

・「赤信号を渡らない」というルールを守る自分でいる

ということだったりします。

赤信号に限ったことではありません。

どんな小さなルールでもいいのです。

あなたが、「これを守る」と決めたルールを守る。

「これを実行する」と決めたルールを実行する。

「赤信号は渡らない」レベルでいいので、1つ決めてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に『習慣化オンラインサロン』関連のミーティングを実施。

その後、「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。(^^)


 


 

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・トライアスリート
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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