「失敗とは、成功から遠ざかるものだ」と考えるか。
それとも、「失敗とは、今のままだと成功に近づかないと教えてくれるものだ」ととらえるのか。
あなたはどちらでしょうか?
「失敗」についての文章
スタンフォード大学で「失敗」についての講義をしているライアン・バビノー氏。
その方が書いた「失敗」についての文章をシェアさせていただきます。
失敗を研究し尽くしている人が定義する「失敗」とはどのような内容なのか。
興味深いです。
ぜひ、じっくり味わって読んでいただきたいと思います。
“失敗とは、コースから外れていることを教えてくれるもの
失敗とは、もっと学びが必要であることに気づかせてくれるもの
失敗とは、自分という製品を試すもの
失敗とは、いま自分にどんな助けが必要かを示してくれるもの
失敗とは、冒険
失敗とは、誤った情報が伝えられているのを知らせるもの
失敗とは、実験
失敗とは、あなたがどのようにもっとがんばればいいのかを知っているもの
失敗とは、それがベストなアイデアではないと教えてくれるもの
失敗とは、自分という市場の調査
失敗とは、色々と試すこと”
さて、あなたは今「失敗」について、どう感じているでしょうか。
私は、この文章を読んで「失敗」に対するとらえ方が変わりました。
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成功の反対は「何もしないこと」
私がよく「失敗」を感じているのは1日のすごし方です。
計画するのは好きな方で、定期的に理想の1日を考えます(つい先日も書きました)。
「こんな1日がすごせたら、3年後の自分は別人になっているだろうな」
そのようなことを感じる理想の1日のスケジュール。
もちろん、作成したらできるだけそのスケジュール通りにすごせるように段取りを考えます。
準備もします。
でも。
1日が終わる前にふり返りをすると、理想の1日とはかなり違った1日になっていることに気づきます。
このとき、私は「今日は計画通りにいかなかったから失敗の1日だった」ととらえていました。
「計画」とは、その通りに進めるためにつくるものだと考えていたからです。
しかし、本当にそれが「失敗」なのかどうか。
冒頭の文章を読んで「失敗」について考えると、どうも違うのではないかと。
以前の私は、「失敗」について下記のようにとらえていました。
「失敗とは、成功から遠ざかるものだ」という風に。
そう考えてしまったら、「失敗」はとても嫌なものですよね。
「失敗=成功の反対にあるもの」なわけですから。
ただし、ライアン・バビノー氏の冒頭の文章をじっくり読んでみると、とらえ方が変わりませんか。
あくまで文章上でとらえるだけではありますが、「失敗=成功の反対にあるもの」ではありません。
「今のままだと、成功に近づかないよ」と教えてくれているのが「失敗」ということになるのですね。
私たちが何か行動を起こせば、現実からフィードバックがあります。
それが表面的には失敗に見えても、それは改善するためのヒントになります。
その時点で、次の成功に近づくわけです。
でも、「失敗」を恐れて何もしなければ何も起こりません。
これだと成功に近づくことは無いのですよね。
成功の反対は「何もしないこと」。
つまり、何もしないで成功することはないのです。
失敗したくなければ、成功を目指さなければいいわけですから。
ですから、むしろちょっとした「失敗」は成功へのプロセスになるわけです。
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「失敗」を「資産」に変える
このプロセスを「失敗とは、成功の途中の名前である」と言われている方がいました。
まさに、その通りなのです。
たとえば、私が「失敗」ととらえた1日。
それは、ふり返って「明日はここを直してみよう」ということがわかれば、それは改善策をたてるための素材に変わります。
そうして、翌日は昨日よりも5パーセントだけ理想に近づくようにする。
それをくり返していくことで、1日のすごし方の最適化が進んでいくわけです。
こうなれば「失敗」は「資産」に変わります。
ほとんどの場合、小さく「失敗」することは、次の「失敗」を引き起こさにようにするためのヒントなのです。
たとえば休日のすごし方もそうです。
以前、土曜日の午後にコーチングセッションを入れたとき、なんとなく朝からそわそわしてしまったことがあります。
それで「休日は午前中にコーチングセッションを入れるようにしよう」と、次の休日のすごし方を改善しました。
同じように「平日の夜にセミナーを受けると、毎日のルーティンがパンクする」ということがわかったとします。
そうなったら、「メルマガの執筆時間を短くして、ランチタイムに書けるサイズにしよう」と改善できるわけです。
そのように考えていくと、「失敗」は「私たちがより良い未来を過ごせるように教えてくれるもの」になりますよね。
これをセミナーで学んだとき、しびれました。
なぜなら、それまでの私は「うまくいくためにはどのような決断をすればいいのだろう?」と考えていたからです。
そのため決断が遅くなり、優柔不断になり、結果におびえていたのです。
でも活躍する人は違うのです。
次にとり組むときにうまくいくように、多少の「失敗」は許容しているのです。
それを予測しているし、「失敗」に対する心の余裕も持っているので知小さな失敗があっても「はい次、はい次」ができるわけです。
これが「行動力のある人」のメカニズムなのですね。
あなたも「行動力のある人」になるために、ぜひこの流れを覚えておいていただきたいと思います。
そして、ここまで読んでいただいたあなたは、冒頭の失敗についての文章をぜひ再読してみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分からのコーチングセッション。
その後にビジネスのコンサルティングを受けました。
さらにその後にコーチングセッションをもう1件。
充実の午前中でした。
午後に妻とカフェ巡りを兼ねて私のスケジュール確認や複業の方向性について情報共有。
妻に複業ビジネスの熱い想いと今後の展望をたっぷり語り、充電の時間となりました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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