コンサルティングを受けるとき、どのようなスタンスで受けると効果が最大化するのか、いつも考えています。
本記事では、私なりに考えたコンサルティングの効果を高める3つの方法をお伝えします。
前進するためにコンサルティングを活用する
目標達成や夢実現を追求していると、今の自分の経験や知識では解決できない課題がやってきます。
人生の方向性やビジネスの課題解決など、本人はどうしても短期的な視点で考えてしまいがちだからです。
そのようなとき、専門家にコンサルティングを受けるようにしています。
私自身、コーチングに関しては、自分の内面を掘り下げたり、目標達成の進捗を報告して行動促進をしたり、第3者的な視点でフィードバックを受けるために定期的(毎月1〜2回)にセッションを受けています。
でも、直接的なアドバイスが欲しいときや、方向性を指し示して欲しいケースもあるので、その道のプロにコンサルティングを受けにいきます。
「この人のアドバイスを受けたい」と強く願う人にお金を支払い、時間をとっていただき、マンツーマンでアドバイスをもらっています。
コンサルティングを受けるときに私が心がけているのは、以下の3つです。
1:自分が話す時間を減らして聞き上手になる
2:「自分が目指している状態」を事前に連絡しておく
3:アドバイスをもらいたい点について箇条書きでまとめておく
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コンサルティングの効果を高める3つの方法
では、3つの方法について解説を加えていきますね。
1:自分が話す時間を減らして聞き上手になる
せっかく課題解決のためにお金を払っているのですから、自分が話すことは極力控えるようにしています。
コンサルティングを受けるような方の知見やその人から見たアドバイスをいただきたいので、それを聴きたいからです。
イメージとしては、「聞くが9割、自分が話すのは1割」くらいの割合です。
コーチングのように、質問による気づきや内的な感情の発見とは異なる「答え」が欲しいんですよね。
ですから、コンサルタントの話しを「聞き上手」になり、聞き役に徹するくらいがいいと思います。
理想は、コンサルタントの方が思わず熱くなってたくさん話してくれるくらいに聞き上手になること。
そうして、できるだけ本音のアドバイスをいただけたら、いいと思うんですよね。
それに、こちらから「今日はあなたの話を聞きたいです」というスタンスをはっきりさせていくほうが、コンサルタントとしても話しやすくなるはずです。
2:「自分が目指している状態」を事前に連絡しておく
事前にメール等で、「現状を脱してこうなりたい」というゴールイメージを伝えておきましょう。
私はコーチとしてのべ600回以上のクライアントさんのセッションをしてきましたが、この「理想の状態」を教えてくれる人は少ないものです。
私は、コーチングの事前シートを書いていただくようにお願いすることがありますが、そのようなツールでもないと、なかなか難しい部分もあるんですよね。
ただ、コンサルティングを受けるときは、できるだけこの方法に取り組むことをおすすめいたします。
そうしないと、お互いに「ゴールがどこなのかわからないまま進んでしまう」ことになってしまうからです。
そうなってしまったら、お互いの時間もお金も、もったいないですよね。
ですから、ゴールの伝達を事前にやっておけば、コンサルティングが迷走することは減るでしょう。
セッションのはじまりが、「どんなテーマですか?」というところからはじめなくても良くなります。
マラソンレースだって、ゴールが決まっているからルートが決まるわけですから。
3:アドバイスをもらいたい点について箇条書きでまとめておく
これも事前準備ですね。
自分で事前に質問をまとめることで、アドバイスをもらいたい項目が明確になります。
それと、箇条書きにすることで、聞きたい内容がシンプルになるんですね。
これを一度自分の中でやっておくことが大事。
そうしておかないと、コンサルティングがはじまってから、「○○なんですが、●●でも困ってまして、それで結局自分は何をしていいのかわからなくて、、、」みたいになって時間を無駄にしてしまうんですよね(この失敗を経験しています・笑)。
それよりも、事前に質問を自分で書き出してみて、内容をグルーピングするなり整理しておく。
そして、質問が複数あれば、優先順位をつけておきましょう。
もし、質問が5つあれば、コンサルタントもそれなりに詰めてやってくれるはずです。
重いテーマであれば「1つを選びましょう」ということになるかもしれませんが、そのときにも優先順位をつけておけば、後悔しないでしょう。
私は、コンサルティングをうけるときは、自分のブログをコンサルタントの方に送って自己紹介もしておきます。
どれだけ読んでくれるかはわかりませんが、そうしておくことでミスマッチも防げると思っているからです。
とにかく、できるだけ事前準備をしておくことが大事ですね。
そして、コンサルタントの方にも考える時間をつくるように工夫しましょう。
「事前にそんな面倒なことをするの?」と思われるかもしれませんが、事前準備をやりきっておいたほうが、結果的に、コンサルティングの時間が濃密になるものです。
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コンサルティングは未来からの道しるべ
私は、コンサルティングを受けたときの師匠の言葉がトリガーとなって、決断したことは多いです。
実際、暗闇の中でどうしていいか迷っているときに、アドバイスで「なるほど、そうやればいいんだ」という方向を光で指し示してもらえたときは、エネルギー高く前進できるものです。
イメージとしては、たとえば、あなたが受験生時代に、「どの参考書をやればいいんだろう、、、たくさんあって何を選べばいいのかわからない」と困っていたとします。
そんなときに、自分が目指す志望校に合格した先輩に、「この参考書を10回やれば、確実に合格できるよ」と言われたような感覚です。
その先輩の存在が、コンサルティングをしてくれる師匠たちのような存在です。
自分のことはよく見えない
実際、私たちは自分のことはよく見えません。
「自分のことは自分が一番よくわかる」と思っていても、そこには確実に思い込みや錯覚が入っています。
現実に対して、ズレがあるということですね。
ズレが大きければ、当然、望む成果を出すのは難しいでしょう。
その状況で、師匠のように自分が目指しているステージにいる人に背中を押してもらえるのは、ありがたい限りなんですよね。
なぜなら、師匠たちのアドバイスは「未来」を見ている人からの言葉だからです。
自分ひとりで考えていると、どうしてもチャレンジするよりも、これまでの安全な道を歩いていきたくなるもの。
ただ、そうなると谷底が出てきたときに「見なかったことにしよう、、、」と目を背けてしまうんですよね。
ただ、そうすると、何年かあとに後悔します。
「やっぱり、勇気を出して谷をジャンプしておけばよかったな」という風に。
「未来からの視点」を大事にしていく
「後悔したくない」と思うのであれば、
・何をするのか決断すること
または、
・何かをしないのか決断すること
など、いずれかを選択していけなければなりません。
その選択は、自分が信頼している師匠たちの声を聞くことで正解に近づきます。
事実、師匠たちのコンサルティングにしたがっていき、私の人生は大きく変わり、複業のひとりビジネスも当初にくらべると飛躍しました。
そのように、自分の未来を見てくれる師匠やサポーターの存在は、あなたの未来に可能性を見出してくれている人です。
そのような師匠やサポーターが指し示してくれている方向に、あなたが歩むべき新しい道がきっとあるはずです。
あなたの人生を前に進める「外部の脳」を、有効に活用していきましょう。
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■編集後記
昨日は、早朝にコーチングセッションを1件。
「失敗はない。ただフィードバックがあるだけ」というテーマでした。
その後、息子と2人で「SQT(第2領域の時間)」。
妻と娘と合流してランチ。
その後、私と妻の2人で野球観戦のため、東京ドームへ。
ジャイアンツの快勝に喜びつつ、阿部選手の401号ホームランを目にすることができて感動し、ふいに涙が、、、(笑)
また、坂本選手のスターのオーラに感動し、思わずネーム入りのタオルを購入してしまいました(笑)。
坂本選手は、王さん、長嶋さん、原さん、松井さんたちに匹敵するスター選手になると思っています。
その後は妻と2人でお好み焼きを食べました。
留守を守ってくれた息子に感謝です。(^_^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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