私たちがよく口にする「ゴール」という言葉。
実は3つの段階があります。
それを区別することが、ゴール達成の確率を高めてくれます。
なぜか行動を起こせない人の矛盾
「本心から、やってみたいと思っているんです!でも、、、できませんでした。。。」
コーチングセッションの最初に、クライアントさんとふり返りをしているときに耳にするセリフです。
コーチングセッションの時間は、クライアントさんがたどり着きたいゴールに向けてアクションプランをつくっていく時間です。
ですから、クライアントさんもコーチも、意識するのは「どんなゴールに向かうのか?」ということです。
目指すゴールによって、未来が決まってくるからです。
それなのに、クライアントさんがゴールに向かってアクションを起こせない。
アクションを起こせないどころか、足踏みしてしまう。
そんな現象が実際に起きるのです(私もクライアントで経験しています)。
この現象は、「プロ野球選手になりたい!」という野球少年が、キャッチボールの練習もやらないようなもの。
口では「本気です」と言っているのに、なぜか行動を起こさないという現象。
コーチになりたての頃は、実に不思議でした。
自分のコーチとしての力量が足りないのだろう、とも思ったことがあります。
しかし、それは必ずしもそうではありませんでした。
私は、ゴールには3段階あることを知らなかったのです。
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「ゴール」には3つの段階がある
普段、私たちが口にしている「ゴール」という言葉。
今日のセミナーで学んだのですが、これには次の3段階があります。
それは、
第1段階:Wish(できたらいいな)
第2段階:Should(すべき)
第3段階:Must(そうなる以外ありえない)
という3段階です。
それぞれ考えてみましょう。
第1段階:Wish(できたらいいな)
まず「Wish(できたらいいな)」の段階。
たとえば「ブログを1日1記事書くことを習慣化する」というゴールを設定するとしましょう。
これが、「Wish(できたらいいな)」の段階だと「ブログを毎日書くことができたらいいな」という段階なのです。
気分みたいなものですよね。(^_^;)
「ブログを毎日書くことができたらいいな」という段階では、ブログを継続することは難しいでしょう。
ブログを書き続けることは、インプット習慣の仕組み化やタイムマネジメントを改善し続けるなど、それなりの工夫が求められます。
差し出す代償も、ある程度は覚悟しなければなりません。
ですから、「ブログを毎日書くことができたらいいな」というような気分では、なかなか継続が難しいわけです。
冒頭のクライアントさんのように「本心から、やってみたいと思っているんです!でも、、、できませんでした。。。」という人は、ここの段階にいる人なのですね。
ですから、足踏みをしてしまうのです。
この段階をゴールにしてしまうと、苦しいでしょう。
第2段階:Should(すべき)
うまく「Wish(できたらいいな)」を抜けられたら、「Should(すべき)」の段階です。
この段階までくると、「Should(すべき)」なので強制力がはたらきます。
同じくブログの習慣化を例にすると「複業のアウトプットのベースがブログになっているので、ブログを書くべき」といった段階です。
ブログをサボると、セミナーの告知やアウトプットの場がなくなってしまう。
そうなると複業活動に支障が出るので困るわけです。
この段階にくると、それなりに継続するパワーが出ます。
しかし、「べきだ」「ねばならない」だと短期的なパワーはでますが、長期的にやり続けるのはきつくなります。
また、この段階だと「やってもやらなくても、同じかもしれないし」とか、「今日はやる気がおきないしブログを休むか、、、」といった言い訳が出てきます。
やはり、この段階もゴールにしてしまうとしんどいです。
第3段階:Must(そうなる以外ありえない)
明確なゴールは、この第3段階です。
ここまでくると、「Must(そうなる以外ありえない)」というレベル。
ここでいう「Must(そうなる以外ありえない)」は、「しなければならない」という義務的な意味合いではありません。
「Must(そうなる以外ありえない)」というニュアンスです。
ブログで言えば、「毎日書かないなんてありえない」と考えているということです。
ですから、週末はもちろんのこと、ゴールデンウィークも、お盆休みも書きます。
年末年始も休まず書きます。
風邪をひいても、体調不良でも書くのです。
人によっては「なぜそこまでして、、、」と思うかもしれません。
でも、本人にとっては「Must(そうなる以外ありえない)」ので、書くのです。
たとえば、オリンピックで金メダルを目指す選手だったら、毎日練習するのは当然のことだと思っているでしょう。
それに近い感覚です。
ここまでくると、本当の意味での「ゴール」になるわけです。
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「Must(そうなる以外ありえない)」のゴールを設定しよう
「ゴールを設定しよう」とは、目標達成の分野ではよく言われる言葉ですよね。
実際に「ゴール」には、未来と今を変えてしまうパワーがあります。
だからといって、ゴールが「Wish(できたらいいな)」や「Should(すべき)」レベルでは、うまくいきません。
そうではなく「Must(そうなる以外ありえない)」というレベルのゴールを設定することが大事なのです。
「Must(そうなる以外ありえない)」のゴールに到達すれば、確実に人生が変わる。
それくらいの質のゴールを設定しましょう。
私で言えば「ブログを毎日書き続けて、商業出版を実現したい」というゴールは、「Must(そうなる以外ありえない)」ものでした。
そのゴールがあったので、ブログを書き続けてこられたのだと思っています。
この「そのゴールを実現すれば、確実に人生が変わる」という部分。
ここをどれだけ明確にできるかが重要です。
そのゴールが実現したら、現状からどれくらい変化が起きるのか。
変化が好ましいものであればあるほど、人はゴールに魅力を感じるわけです。
たとえば、ビジネスで1000万円を得ることがゴールの人もいるでしょう。
宝くじに長時間並んで1000万円を狙うゴールもあるかもしれません。
いずれにしても、「1000万円」というゴールに魅力が人を動かしているのわけです。
ですから、あなたがゴールにいまいち魅力を感じていないとしたら、「Wish(できたらいいな)」や「Should(すべき)」の段階のゴールになっている可能性が高いです。
もし思いあたるとしたら、そのゴールを実現したときにどれだけ好ましい変化が起きるか、具体的に想像してみることが大事です。
目を閉じて映像をイメージしてもいいですし、ゴールから起きる良いできごとを書き出してみるのもいいでしょう。
ゴール後の好ましい変化をありありと感じることができれば、「Wish(できたらいいな)」や「Should(すべき)」を抜けて、「Must(そうなる以外ありえない)」のゴールになるでしょう。
そうなれば、あなたのゴール達成の可能性が格段に高まるはずです。
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■編集後記
昨日は、会社の仕事始めでした。
メールや電話も少なく落ち着いた日でしたが、急きょ届け物をすることになり、都内から相模原まで往復3時間半。。。
予定がかなり崩れました。(^_^;)
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