ゴールを目指すためには、数値目標だけではなかなか人は動けません。
やればいいことは、頭ではわかっているけれども、行動に転化できないのです。
ですから、「人の感情」というパワーを使っていきましょう。
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映画「インサイド・ヘッド」 を観て感じた「人の感情」の強さ
昨日は、娘(小学校2年生)の8歳の誕生日でした。
仕事を定時退社して早めに帰宅。
息子が塾に行く20時30分までの短い時間を使って、ハッピーバースデーの歌でお祝いをして、家族でケーキを食べました。
(こういうときは、ダイエットのことを気にしてはいけませんよね・笑)
その後、娘が観たいと言っていたディズニー/ピクサーの「インサイド・ヘッド」というアニメーション3D映画を鑑賞。
最初からきちんと観たのは、私ははじめてだったのですが、これはいい映画ですね。
じつに楽しめました。(^_^)
この映画のテーマは「人間の感情」です。
習慣化や心理学を学んでいる身としては、「人間の感情」というものが、人を動かすためにどれだけ重要なエネルギーなのかということを日々実感しています。
ですから、よけいに興味がわいて、映画を楽しめたのでしょう。
成功(という言い方を便宜的に使うと)するためには、情熱や熱いビジョンが必要だと言われますが、それも、「どうしても実現したい!」という強い感情から生まれています。
人は、知識や理屈ではなかなか動けませんが、感情が動くと行動に転化できるのですよね。
「人間の感情」というのは、それだけパワフルなのです。
数値目標だけでなく「得たい感情」まで考える
実際、私たちは、
・何かをはじめたい
・何かを続けたい
・何かをやりとげたい
と思いたった際に、ついつい、
・10kgダイエットする
・英語学習に1日3時間取りくむ
・1日1冊本を読む
といった数値目標を設定してしまいます。
もちろん数値目標は重要なものですし、ゴール達成には明確な目標は欠かないものです。
ただ、たとえばマラソンでいうと、数値目標というのは、あくまでもゴールテープにしかすぎません。
私たちが本当に得たいものは、ゴールテープをきった後にやってくる「感情」なのです。
ですから、私が早起き習慣化セミナーやコーチングセッションで強調するのは、
・ゴールした後に、どんな感情を得たいのか?
・ゴール達成の後、どのような状況になっていたいのか?
という部分をイメージすることです。
早起き習慣化セミナーでは、ゴール設定の部分で「早起きを習慣化した後にどんな感情を得たいのか?」ということをワークなどを通して、ご受講者さんに気づいていただきたいと考えてセミナーを設計しています。
要は、数値目標と合わせて、感情のゴールまで考えておくと理想的だということです。
ですから、「朝5時に起きる」という数値目標だけではなく、早起きが習慣化できたら「得たい感情」の設定までを考えていただくのです。
短時間のセミナーやコーチングセッションでは難しいところもあるのですが、「得たい感情」にリアリティーを持つことができれば、人は自然に行動してしまうものなのです。
数値目標のゴールと得たい感情にリアリティーを持たせる3つの方法
では、ゴールや感情にリアリティーを持たせるためには、どうすれば良いのでしょうか?
私の経験では、ハードルを感じる部分は、
・ゴールをイメージするのが難しい
・イメージをつくるまではいいのだが絵に描いた餅になってしまう
・日々のリマインドが難しい
といったところではないでしょうか?
そこで、私がおすすめしたいポイントは、
ハードル 1:映像や写真を活用する
ハードル 2:ゴールシーンを何度も見る
ハードル 3:ゴールを言語化したものを意識に刷り込む
の3つです。
それぞれに対策を講じてみます。
ハードル 1:ゴールをイメージするのが難しい
いまはネットで画像検索ができますので、探してみましょう。
ご自身のイメージに近い画像をが見つかったら、保存しておきます。
思わず、「この写真、なんかわかんなけどすごくいい!」と感じるような写真が理想ですね。
それらの画像を集めて、「ビジョンマップ」として一覧できるようにまとめてみましょう。
(著作権の画像が多いので、あくまで個人で鑑賞するための目的です)
▼ビジョンマップの具体的なつくり方はこちらの記事にしています。
夢実現や願望成就をビジュアル化。ビジョンマップのつくり方。
ハードル 2:イメージをつくるまではいいのだが絵に描いた餅になってしまう
ビジョンマップをつくったら、それを毎日のように目にする習慣が不可欠です。
さらに効果的なのは、1日のうちに何度も目標のイメージを目にすることでしょう。
そこでおすすめは、ビジョンマップをスマホの待ち受け画面にしてしまうことです。
これなら、何度も意識に入ってきますよね。
▼Keynoteを使って、スマホの待受け画面にする方法も記事にしています。
Keynoteのスライドを縦レイアウトで作成する方法。ビジョンマップをスマホの待ち受け画面にしてみよう。
ハードル 3:日々のリマインドが難しい
ゴール達成のあとに得たい感情を言語化しておくことも大事です。
イメージ言語は確かに重要なのですが、自分の言葉で言語化しておくことも補完的になくてはならないものだと思っています。
ここでは数値目標を取り入れてOKです。
場合によっては、「フルマラソン完走!超嬉しい!」みたいな言葉でもいいです。
臨場感ある言葉を探して、言葉としても意識に刷り込んでいきましょう。
Evernoteに言語化したものにも、リマインド設定を入れて、できるだけ目を通すことが大事ですね。
▼Evernoteのリマインド方法は下記の記事です。
Evernoteのリマインドを活用。自分の願望に毎日目を通す習慣を身につけよう!
ゴールをイメージする頻度が多ければ多いほど、達成する確率があがると言われています。
ぜひ、上記のような取り組みを、日々の習慣にしていきましょう。
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■編集後記
昨日の娘の誕生日、妻は娘と一緒に、娘が欲しがっていたアザラシのぬいぐるみを買いにいったそうです。
ただ、お目当てのぬいぐるみがタイミングが合わず売り切れになっていたそうで、、、ハムスターのぬいぐるみに代わっていました。(笑)
私は娘が好きな「ぐでたま」の原寸大のおもちゃとクッキーを買って帰りました。
数年前はプリキュアを買っておけば間違いなかったのですが、今はプリキュアには見向きもせず。。。
子どもへのプレゼントって、年齢を追うごとに難しくなっていくんですよね。(^_^;)
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