時間の習慣

目標を目指しても、目指さなくても。時間は等しく流れていく。

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

目標を考えていると、どうしても「これくらいなら達成できそうだ」と小さくまとまってしまうことはないでしょうか?
そんなときは、あえて「とんでもない目標」を考えてみましょう。




 

「失敗したくない」病にどう対峙するか

私は「失敗を避けたい」という気持ちが強いタイプです。

もちろん、積極的に「失敗したい!」という人は少ないかと思いますが(笑)。
私は「できれば失敗したくないよなぁ」と感じる気持ちが、おそらく周りの人より強い。
そう感じています。

たとえば、学生時代に熱中していた麻雀(マージャン)。
プレースタイルにも、「失敗したくない」が現れていました。
「鉄壁の守り」と友人たちから言われていたんですよね。
けっこう意識をしていないと、つい安全策を選んでしまう傾向があるんです。

現在の複業も同じですね。
会社員という「守り」(一応)をキープ。
その上で、良習慣塾やコーチングの活動(攻め)をしているんですよね。

失敗するより安心・安全を重視。
そのため、「世界一周に行って、人生が大きく変わりました!」みたいな経験はありません。
(そう言ってみたい気持ちは多少あるような気もしますけれど)

 


 

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三重苦のトライアスロンに挑む

そんな私でも、自分なりに攻めたタイミングがあります。

それは、「トライアスロンをやってみたい」という気持ちが出てきた時期です。
2010年でした。

「やってみたい」と思う気持ちは自由。
でも、
・スイム:クロールの息継ぎができない(25メートルを息継ぎなしで根性で泳ぐ)
・バイク:ロードバイクは持っていない(何なら家族共用のママチャリしたありませんでした)
・ラン:マラソンは苦手(学生時代のマラソン大会はとっても嫌でした)
という状況だったのです。

何もない。
それどころかマイナスみたいな。
自他ともに認める「とんでもない目標」です。

ただ、あきらめなくて良かったんですよね。
2016年6月。
オリンピックディスタンスを初めて完走することができました。
だいぶ時間がかかりましたが。

これは、私なりに攻めたなと。
それまでしていなかった
・早起きからの朝ランを習慣化
・家族に理解してもらう時間
・ロードバイク購入の費用
などに取り組んだからです。

今でこそトライアスロンを日常に感じています。
でも、目指した当時は、「とんでもない目標」に見えたんです。

・泳げない
・ロードバイクがない
・走れない
という三重苦だったわけですから。

「やり方」は後でいくらでも見つかります。
やはり、大事なのは「なぜそれをやりたいのか?」という「理由」なんですよね。

 

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「とんでもない目標」を考えてみよう

ただし、今だから思うことがあります。

それは、
「とんでもない目標は、今の自分だからとんでもない目標に見える」
ということです。

要は、
「とんでもない目標は、この先もずっととんでもない目標だとは限らない」
ということに目を向けたいのですよね。
三重苦の私でも、トライアスロンを楽しむことはできるわけですから。

あなたにとっての目標を考えるとき。
あえて「とんでもない目標」を設定してみましょう。
その目標を目指すプロセスで、あなたが本当に進みたい道が見えてくるかもしれません。
あきらめてしまうことは、本当にやりたいことではないからです。

もちろん、私のトライアスロンのように6年かかるかもしれません。
出版も、ブログを書き始めて6年かかりましたし。

あるいは、あなたがとんでもない目標を実現するまでに、10年かかるかもしれません。
20年かもしれない。

ただ、真実があります。
それは、
「とんでもない目標を目指さなくても、時間は過ぎていく」
ということです。

とんでもない目標を目指しても。
とんでもない目標を目指さなくても。
時は等しく流れていくのです。

2010年に私が「トライアスロンをやってみたい!」と思ったとき。
何も動かなくても、2025年になっています。

そうなると、今はトライアスロンをやっていないかもしれないわけですよね。
それはもったいなかったなと。
「動き出して良かった」
心からそう思っています。

ですから、追いかける価値があるぶっとんだ目標なら、「これならクリアできそうな目標」バージョンに下げなくてもOKです。

当然、とんでもない目標を見たら、恐怖です。
今の私たちには。

それでも、それなりの時間をかけて、お金を投資し、できるだけの労力を注ぎ込む。
そうすれば、確実に近づくことができます。
とんでもない目標を実現して、周りの人たちをあっと言わせてみるのはいかがでしょうか。

とんでもない目標。
じつは、その目標に向かって行動を積み重ねているときこそ、目標そのものがパワーになるんです。

1年単位の目標も大事です。
けれど、5年単位や10年単位のとんでもない目標も考えてみましょう。
「これだ!」というとんでもない目標が見つかったら、1年の目標が小さく見えるかもしれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」ファシリテーションと8時から朝活8:00の部も。
9時からアウトプット部の部会。
10時から12時まで家族とカフェでモーニングを食べつつ、オンラインセミナー受講でした。

午後はオフ。
息子が帰省してきたので家族で地元の中華料理屋へ。
帰宅後は、「UNOの日」ということで、家族でUNOとトランプを楽しみました。(^^)


 


 

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■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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