習慣形成のプロセスには、様々なアプローチがあります。
あなたが得意なスタイルから習慣を考えていくと、習慣の挫折を防ぎ、習慣化しやすくなります。
「トップダウンの習慣形成」とは?
習慣形成には、大きく2つのアプローチがあります。
それは、私が
1:トップダウンの習慣形成
2:ボトムアップの習慣形成
と呼んでいるアプローチです。
どんな違いなのでしょうか。
まず、
・1:トップダウンの習慣形成
です。
こちらは、
・「なりたい自分」
から習慣形成を考えていくアプローチです。
たとえば、あなたが
・「フルマラソンを走ることができる自分になりたい」
と考えているとします。
となれば、
・「なりたい自分」=フルマラソンを完走できる自分になりたい
です。
そのためには、ランニングを習慣化する必要がありますよね。
そこで、日々の活動の中に、
・1週間に3回ランニングする
という習慣がセットされることとなります。
この習慣化をキープすることができれば、
・「なりたい自分」=フルマラソンを完走できる自分
となるわけです。
つまり、まずは「なりたい自分」のイメージがある。
その理想像に自分を合わせていく習慣形成。
それが、
・1:トップダウンの習慣形成
です。
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「ボトムアップの習慣形成」とは?
次に、
・2:ボトムアップの習慣形成
です。
こちらは、
「ありたい自分」
から習慣形成を考えていくアプローチです。
たとえば、あなたが、
・いつも健康な自分でありたい
と考えているとします。
となれば、健康を維持する方法として、
・「ありたい自分」=フルマラソンを完走できるレベルの健康な自分でありたい
と考えるわけです。
そのために、「じゃあ、フルマラソンを完走するためにも、ランニングを習慣化する必要があるな」となりますよね。
そこで、日々の活動の中に、
・1週間に3回ランニングする
という習慣がセットされることとなります。
この習慣化をキープすることができれば、
・「ありたい自分」=健康でいられる自分(フルマラソンを完走できるくらいに)
となるわけです。
つまり、こちらは「ありたい自分」のイメージがある。
その「ありたい自分」が起点になって習慣形成を考えていきます。
それが、
・2:ボトムアップの習慣形成
です。
いかがでしょうか。
違いがおわかりいただけたでしょうか。
2つの習慣形成。
表面的な
・1週間に3回ランニングする
という行動は同じです。
でも、内発的な動機は違っているんですね。
もう少し解説しますね。
2つの習慣形成を
・時間軸
から考えてみましょう。
すると、
1:トップダウンの習慣形成=「未来」の自分から習慣を考える
2:ボトムアップの習慣形成=「現在」の自分から習慣を考える
となります。
トップダウンの習慣形成は、「未来にこんな自分になっていたいよね」と考えるから、それに合わせた習慣形成をおこないます。
一方のボトムアップの習慣形成「現在の自分が大事にしながら自分に磨きをかけていこう」と考えるので、自分を鍛錬するための習慣形成になるわけです。
つまり、
・トップダウンの習慣形成=「Doing」(自分は何をしていきたいのか?)
・ボトムアップの習慣形成=「Being」(自分はどうありたいのか?))
なのですね。
2つの違い、伝わるでしょうか。
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習慣形成をトップダウンとボトムアップから考えてみよう
少し話が変わりますが、昨日、対談のゲストとしてお招きいただきました。
対談させていただいたのは、効率化コンサルタントであり、ひとり税理士でもある井ノ上陽一さん。
井ノ上さんが運営されているオンラインサロン『ひとりしごと研究会』での対談でした(私もサロンの会員です)。
オンラインサロンで井ノ上さんが語る今週のトークテーマが「習慣を継続するポイント」だったんですね(テーマはアンケートで決まります)。
「習慣」ということでお声がけいただき、「ぜひ!」と即答(笑)。
また、対談よりも、私が習慣形成の達人である井ノ上さんに、習慣についてインタビューするようなスタイルのほうがよさそうだ、ということになりました。
私にとっては思いがけない機会かつ、贅沢な時間となりました(大げさではなくブログネタ10記事くらい書けそうです・笑)。
そのインタビューで感じたのが、
1:トップダウンの習慣形成
2:ボトムアップの習慣形成
だったんですね。
井ノ上さんのアプローチは、現在を大事にされている「ボトムアップの習慣形成」スタイル。
私は、ゴールから習慣を考えていく「トップダウンの習慣形成」のスタイルが多いです。
その違いが、興味深かったんですね。
もちろん、2つの
1:トップダウンの習慣形成
2:ボトムアップの習慣形成
に優劣はありません。
どちらから習慣化してもOKです。
ただ、意識しておきたいのは、
・得意なアプローチは人によって異なる
ということです。
未来から逆算するほうが得意な人は、トップダウンの習慣形成から考えたほうがいいです。
現在の自分を大事にするタイプの人は、ボトムアップの習慣形成がフィットするのです。
さて、あなたは、どちらのタイプでしょうか。
習慣をつくっていくとき、ぜひご自身が
「トップダウンの習慣形成のほうが得意なのか?」
それとも、
「ボトムアップの習慣形成が合っているのか?」。
そんな視点からも、あなたの習慣形成を考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、本記事の通り効率化コンサルタント・ひとり税理士の井ノ上陽一さんのオンラインサロン『ひとりしごと研究会』で対談。
前日から、たくさん質問を考えてしまったんですが、それも含めて楽しい時間でした。
夜は「良習慣塾」セミナー(平日コース)を開催。
「良習慣塾」メンバーのみなさんの心が動いてくれたようで、
「久々に高揚感がみなぎっている感じです」
「夜、すぐに寝られませんでした(いい意味です)」
「今日はもっとみなさんと対話したいと思える時間でした」
との感想をもらうことができました。(^^)
私(伊藤)の余談が長すぎるというクレームかな・・・(笑)。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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