「歯みがきするようにブログを書く習慣を身につけたい」
あなたは習慣についてそんな風に考えたことはありますか?
だとしたら、ちょっと考え直してみるのもいいかもしれません。
私がそう考える理由を記事にしてみました。
「歯みがき」と「ブログを書く」は同じ「習慣」なのか
「歯みがきするようにブログを毎日書く習慣を身につけたい」
「あいさつをするようにジョギングする習慣を身につけたい」
「食事をするように英語学習する習慣を身につけたい」
以前の私は、そんなことを考えていました。
たとえば「ブログを何年も習慣化すれば、それができるはず」みたいに。
なぜなら「歯みがき」も「ブログを書く」も、同じ「習慣」ですよね。
それに、ビジネス書を読んでいると「毎日の習慣にしてしまえば、やらないと歯みがきを忘れたときのように気分が悪くなる」という文章も目にします(それもけっこう頻繁に)。
もしかしたら、私も以前の記事に書いているかもしれません(笑)。
でも、ちょっと立ち止まってよく考えてみたいのです。
本当に、
・ブログを書く、ジョギングする、英語学習をする
・歯をみがく、あいさつをする、食事をする
という習慣は、同じものなのでしょうか?
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トレーニング系の習慣とルーティン系の習慣の区別
・ブログを書く、ジョギングする、英語学習をする
・歯をみがく、あいさつをする、食事をする
これらがひと口に「習慣」と言われていることに、私は少し違和感を覚えることがありました。
それは何なのか。
私たちが語る「習慣」は、主に「行動習慣」を指すことが多いでしょう。
その行動習慣。
実は分類が2種類あると考えています。
その分類は、
1:トレーニング系の習慣
2:ルーティン系の習慣
です。
2つの違いを考えていきましょう。
1:トレーニング系の習慣
トレーニング系の習慣は、スキルアップや技術向上のために取り組む習慣のこと。
たとえば「ブログを書く、ジョギングする、英語学習をする」などの行動です。
たとえば「ブログを書く」ということは、ネタを集めて自分で編集し、伝わりやすく知識や情報を記事にするというプロセスがあります。
ただ文章を書いていれば勝手にブログ記事になるということはありません。
つまり、これらの習慣たちを分類すると
「トレーニングによって技術向上やスキルアップを目指す習慣」
と言えます。
また、ジョギングにはレースなどの区切りがありますし、英語学習なら「TOEIC900点をクリアしたら、次は中国語を学ぶ」というように、それなりのゴールがあるのも特徴です。
2:ルーティン系の習慣
一方のルーティン系の習慣は、それほど意識しなくても毎日のようにくり返す習慣のこと。
こちらは「歯をみがく、あいさつをする、食事をする」などに代表される行動です。
いわゆる「日課」のようなものですね。
一般的なイメージとしての「習慣」はこちらにあたります。
これらの習慣には、
「ルーティンとして毎日くり返し行う習慣」
という意味合いがあります。
こちらはトレーニングというよりも、日々に欠かせない行動なので「歯みがきが上達したから、もうやらなくていい」ということにはなりません。
それに「1000日歯みがきをしたらゴール達成」ということもありませんよね。
ルーティン系の習慣は日常生活に分類される行動であり、毎日に欠かせない習慣なのです。
つまり、ルーティン系の習慣にはゴールがないのです。
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ゴールの有無を区別して習慣化に取り組む
いろいろと書きましたが、2つの違は「ゴールや区切りの有無」という違いとして分類していただければ大丈夫です。
なぜこんな細かいことを言うのか。
それは、これらを混同したままにしていると、習慣化がうまくいかないケースが多いからです。
一般的な捉え方として、
・トレーニング系の習慣
は負荷が大きい行動です。
たとえばTOEICの試験があるなら「試験日までに参考書を1冊やり抜く」とか「単語帳を3周する」といったように、数値化できるゴールを設定することができます。
一方の
・ルーティン系の習慣
は、トレーニング系の習慣のように数値化やゴール設定が難しいものです。
「毎日50人にあいさつする」というのもおかしなものですし、「3年後はあいさつしない」ということもないでしょう。
それは生きている限りずっと続けていくものだからです。
ですから、あなたが習慣化したい行動があったときは、
・トレーニング系の習慣なのか?
・ルーティン系の習慣なのか?
どちらのタイプの習慣なのか考えてみましょう。
そこを見極めることが有効です。
たとえば、ジョギングの習慣など、走るスピードを速めたいといったときは、目標を設定することが重要です。
ただ、のんびりと継続しているだけではタイムは速くなりません。
一方で、食事のような「行動それ自体が大切」というものの場合は「どのように食べればもっとも効率的に食べられるだろうか?」と考える必要はありませんよね(笑)。
気分が優れなければ、食べないときがあってもいい習慣なのです。
このように、
1:トレーニング系の習慣
2:ルーティン系の習慣
を分類して考えてから、習慣化に取り組むようにしてみましょう。
ゴールをつくる習慣か、ゴールをつくらない習慣か。
そこを区別して考えることが重要です。
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■編集後記
昨日は、定例の会員制セミナーに参加。
「コミュニケーション」の概念が大きく変わりました。
けっこう驚くくらいに。
控えめに言って、ガーンという衝撃でした。
自分の日常で活用するだけでなく、お客様に還元していこうと思います。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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