良習慣の習慣

なぜ「人を相手にせず、天を相手にせよ」の意識が、良習慣形成に役立つのか?

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良習慣を定着させるためには、自分やまわりの人より、「天」の視点から取り組んでみるといいじゃないか・・・?
そんなことを考える機会がありました。




 

「人を相手にせず、天を相手にせよ」

昨日は、月に一度参加している勉強会でした。

経営者の方、フリーランスの方、会社員の方、主婦の方まで。
様々なバックグラウンドの方が参加されるので刺激があります。

さて、その勉強会の中で取り組んだワークで、興味深い気づきがありました。
あなたにも響くかもしれません。

そのワークに出てきたのは、
「人を相手にせず、天を相手にせよ」
という言葉でした。

私は「おおお、、、これは響くな」と感じたんですね。

この言葉。
西郷隆盛氏の言葉です。
今までも、見聞きしたことはありました。

ただ、今のタイミングで出会い、今の私に響いたんですよね。
詳しい解釈や正確な真意は、正直なところ、あまりわかりません。

私が今回受け取ったのは、
・お前は、まわりの人の評価ばかり気にしていないか?
・それよりも世の中で役に立つ人間になろうと行動しているか?
という2つの問いかけです。

 


 

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Q1:どんなゴールを追いかけるのか?

「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に関連して、ワークでは、
Q:どんなゴールに向かって進めば、あなたは「誇らしさ」を感じられますか?
といった問いかけがありました。

この質問のポイントは2つ。

1つは「どんなゴールを追いかけるのか?」。
もう1つは「自分の誇らしさとは何か?」です。

この質問に向き合っているときに、フッと浮かんできた言葉があります。

それは、「喜劇王」と言われるチャールズ・チャップリン氏の言葉、
「私の最高傑作は、次回作だ」
です。
(実際は、インタビュアーの質問に答えたそうですが)

ブログやメルマガを書くこと。
セミナーをつくること。
動画や音声の教材をつくること。
Kindle本を書くこと。

私には、そのような「つくり出す」仕事があります。
その中で、次につくるものが、自分にとっての最高傑作になることを目指す。

そこを目指すと、私が繰り出しがちな「サボる」という技を出してばかりだと、まずいわけです……。

最高傑作にするためには、
・新しい学び
・深い気づき
・様々な実体験
を積み重ねる必要があります。

そうして、
・自分の心が動くこと=インプット
の量を増やしていく必要があります。
今の2倍〜3倍インプットしなければ、と感じました。

それらのインプットを集約して、アウトプットしていく。

そのアウトプットとは、
・他者の心を動かすこと=アウトプット
である必要があるわけです。

そうして良質なインプットと良質なアウトプットのサイクルをまわしていく。
今よりも加速して。

「そんなゴール(=常に最高傑作をつくる)に向かい続ける生き方ができたら、すばらしいな」と感じたんです。

 

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Q2:自分の誇らしさとは何か?

次に、「何が自分に誇らしさを育ててくれるのか?」について、3つの観点から考えてみました。

 

1:人を見ない

アウトプットが増えれば、その質や量に対して
・批判
・非難
・嘲笑
があるかもしれません。

そういったネガティブな声は、誰でもこわいですよね。
私もアウトプットしている人間として、感じています。

この状態は、
・「人を相手」にしている
状態です。

ただ、批判を気にしすぎてしまうと、どうなるか。

私たちは、
・新しいことをやらない
・過去と同じことをする
という状態になりがちです。

過去と同じことをやっていれば、慣れているので簡単です。
何より、批判はありませんよね。
ただ、そうなると、今度は行動できなくなるんです。

新しい行動を起こさなければ、失敗する確率は低くなります。
同時に、うまくいく確率も減ります。
「成功の反対は失敗」じゃなく、「成功の反対は何もしないこと」と言われる理由ですね。

そうしたこわばった状態こそ、
「人を相手にせず、天を相手にせよ」
の前半「人を相手にせず」の言葉に反して
「人を相手にしている」
ということになってしまいます。

ここをあまり気にしないほうがいいわけです。

 

2:天を見る

「人を相手にせず、天を相手にせよ」
の後半「天を相手にせよ」が意味しているのは、
「天に見られても恥ずかしくない行動をする」
ということです。

つまり、
・誰かにどんな評価をされるかはわからない
・それでも、自分が「世の中に役立つはずだ」という信念があるならアウトプットするべき
ということなんだろうと。

そう感じたわけです。

このときの「天」のとらえ方は、人それぞれだと思います。
私は、「人」を超えた何かみたいなものを指しているんだろうとイメージしています。

それは自然かもしれませんし、神さまのような存在かもしれません。
個人によって変わるので、何でもいいのです。

「自分のまわり」のような近いものではなく、空を見上げるような大きなところを見る視点です。

 

3:自分の良心に従う

そう考えていくと、私としては、「人を相手にせず、天を相手にせよ」のイメージは、
・自分の良心に従いなさい
ということなのかな、と解釈しました。

「良心」は、
・感謝する
・自分を律する
・人に親切にする
というように「自分が正しいと思うことを実行する」ということですよね。

・良し悪し
・善悪
・正邪
の判断があったら、常にプラスのほうに従うということです。

言葉だけならシンプルです。
でも、実行するのはとても困難。
それをわかった上で、常に困難な選択をし続ける。

たとえば、ダラダラするより、運動する。
二度寝したくても早起きする。
片づけをして、環境を整えるほうを選ぶ。
そんな自分でいられる選択が増えると、自分を誇らしく感じられるようになるのでしょうね。

これこそ、まさに「良習慣形成」だよなあと感じたのです。

 

ということで、今回の勉強会で「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉から、
・良習慣形成のために、「天」を意識してみると良心に従うことができるのでは?
と、そんな仮説に気づき、考えを深める機会となりました。

さて、あなたは「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に、どんな印象を持つでしょうか。
そこから何を感じるでしょうか。

ぜひ、あなたの考えている頭の中のことを、5分でいいので紙の上に書き出してみましょう。
「新たな気づき」が生まれるかもしれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

7時30分から9時まで、とあるコミュニティーの朝活勉強会に参加。
とても有意義な時間でした。

9時10分から10時までブログ部の部会。
10時30分から12時前まで伊藤家サミット。

午後はオフ。

妻とクリスマスケースを買いに行き、自宅でパーティーを楽しみました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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