「信用と信頼」を考えることは、私たちの成果に欠かせない要素です。
その理由を記事にしました。
「信用」と「信頼」の違いとは?
信用と信頼。
あなたは、この2つの言葉の違いをどう捉えているでしょうか。
似ている言葉ですよね。
同じように使っても、日常生活で大きな問題は無いでしょう。
ただ、私は使い分けるようにしています。
どのような区別をしているか。
それは、
(1)「信用」は、あなたの「過去」に対して抱かれるもの
(2)「信頼」は、あなたの「未来」に対して抱かれるもの
という意味合いです。
時間軸の違いで捉えるようにしているんですね。
まず、信用。
過去に対するイメージです。
私たちの過去は、
・肩書
・実績
・資格
・学歴
といったものがあります。
たとえば、私のブログ。
3500日で3500記事を書いてきました。
ブログ3500記事達成。ブログを書くことは、ぼんやりと生きることを否定すること。 | 【良習慣の力!】ブログ
実績と言えるかはわかりませんが、記事を積み重ねてきたのは事実です。
私の過去として、ブログに時間とエネルギーを投下してきたことを感じていただけるのでないかと思います。
これが信頼です。
一方、信頼。
未来に対して抱かれるものです。
ブログで言えば、
「3500日ブログを継続できたんだから、丸10年の3650日も達成しそうだよね」
と思ってくださる方が多いと思っていただけるようになるということです。
もちろん、確実な未来ではありません。
ただ、ビギナーの方がブログを150日書く未来よりも、私が150日書く未来のほうが信頼されるものです(そうであって欲しいです・笑)。
これが信頼です。
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「2,970円、タイトル未定」の本をノーポチした理由
私たちの人生やビジネスがうまくいくときは、
・「信用と信頼のサイクル」がまわるとき
です。
「信用と信頼のサイクル」は、5つのステップです。
それは、
(1)信用を積み重ねる
(2)信用から信頼が生まれる
(3)信頼から期待が生まれる
(4)期待から仕事を依頼される
(5)期待に応えて成果を出す(→ステップ1の「信用を積み重ねる」に戻る)
という流れです。
たとえば、出版はわかりやすいです。
1冊も出版していない状態だと、実績がありません。
ですから、出版の依頼をいただくことは困難です。
そのため、
・ブログを書く
・出版企画書を書く
・企画書を読んでいただく機会をつくる
という必要があります。
なぜなら、信用されていないからです。
そのため、出版社から信頼を抱かれないわけです。
一方、ベストセラーを連発しているビジネス書作家の方は違います。
出版する本が毎回ベストセラーになる仕組みや環境づくりがうまいです。
日頃から読者やファンを大切にしています。
そのため、本が売れます。
実績に対して、信用が生まれます(販売努力もすさまじいです)。
そうなると、出版社から「先生、新作もお願いします」と依頼されるわけです。
信用を積み重ねて、信頼されているからです。
先日、象徴的なできごとがありました。
私自身のことです。
それは、作家の村上春樹さんの新刊です。
発売の情報をキャッチしました。
村上春樹、6年ぶりの新作長編。刊行決定! 2023年4月13日(木)発売 | 新潮社
「おっ!」と思い、Amazonに即アクセス。
まず、タイトルをチェックしました。
その時点では、タイトルが「未定」でした。
次に値段を見て、今度は「おっ?」となりました。
価格が2,970円だったからです。
村上春樹さんのこれまでの小説の価格帯からすると、およそ2倍の値段です。
「た、高い……。」と感じて、購入をためらってもおかしくはありません。
それなのに、私は「ノーポチ(ノータイムポチリの略。懐かしいのであえて使ってみました・笑)」で予約してしまったんですね。
そのあと、自分の行動をふり返りました。
「タイトル未定で2,970円の本を買わせる信用と信頼って、すごいことだよな」と。
村上春樹さんの新刊に対する私のリアクションこそ、まさに「信用と信頼のサイクル」だと感じたのです。
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「信用と信頼のサイクル」を生み出すためには?
私たちも、同じように「信用と信頼のサイクル」を回していけるといいですよね。
仕事で信用を積み重ねる。
信用の積み重ねから信頼が生まれて、仕事をご依頼いただける。
信用が大きくなれば、信頼も大きくなります。
信頼が大きくなれば、期待が大きくなる。
すると、単価を高くすることができるようになるんですよね。
結果、ビジネスがうまくいくようになるわけです。
私が思い出す事例は、Apple社です。
今でこそ落ち着きましたが、以前はiPhoneの新機種リリース日は、大変でした。
いち早く新しいiPhoneを手に入れたい人たちが、徹夜でAppleストアに列をなす映像を記憶してます。
一種のお祭りのような感じでした。
すると、iPhoneの端末の値段が上がります。
それでも、ファンはこぞって新機種を買うんです。
なぜか。
そう、
・過去のiPhoneを信用しているので、未来のiPhoneにも信頼を抱いているから
なんですね。
私たち個人も、Apple社の取り組みから考えられることがあると考えています。
それはとてもシンプル。
今の仕事で成果を出して、信用を積み重ねることです。
そうして、相手から「期待していただける自分」をつくることです。
そのためには、家で日記を書いているだけでは不十分です。
なぜなら、期待は自分以外の人にしていただかなければならないからです。
日記は、すばらしい習慣です。
ただ、目にするのは自分だけ。
日記だけだと、誰にも期待していただけません。
ですから、ブログやSNSなどで、自分のことをアウトプットしていく必要があるわけです。
どれだけスキルが高い人であっても、ほかの人に知っていただかなければ、スキルを発揮する場がないので。
さて、ここで考えたいのは、
「1年後、自分はどんなことを期待されていたいんだろう?」
ということです。
その未来を実現するためには、いまの私たちはどんな行動を起こしていけばいいのでしょうか。
ミュージシャンなら、ゆずさんのように路上で演奏することからスタートすることが必要かもしれません。
Mr.Childrenさんのように、小さなライブハウスで演奏し続けてファンを少しずつ増やすことが必要かもしれません。
そのことを考えるために、あなたに2つの質問です。
Q1:1年後、あなたはどんな未来をつくりたいでしょうか?
Q2:Q1の未来にたどり着くためには、どんな習慣に取り組む必要があるでしょうか?
ぜひ、考えて、実践していきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。
7時から「ガッチリ集中タイム」でセミナー準備。
8時から来週の「ビジネスブックBAR」を準備。
10時から12時30分まで「良習慣塾」セミナーを開催しました。
午後はオフ。
本棚の片づけをして、夜は家族で鍋を食べました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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